2008年10月6日月曜日

厳しい下げ・・・・

ユーロ/円が散々な状況だ。ユーロ/ドルが下がりドル/円が下がりのダブルパンチ。
ドル/円が下がるのは想定されていたが、ユーロ/ドルここまで下げるとは・・・・・
メリマン氏は今週のレポートで、サイクルの再検討をしている。

ドル円

現在PCがボトムをつける時間帯に位置しているので、間もなくボトムを付ける
可能性がある。そのボトムは先週つけた可能性もある。私の見方は先週つけなかったと思
うので、今後1~9週間内に更に下落する可能性はある。ドル円は103.50~103.75 エリア
で三回安値をつけてサポートゾーンを構築した。もしこれを下抜ければ(私はそう思う)、
相場はPCがボトムをつけるときに100エリアをテストすると思う。あるいは、その場合
は、3月17日にスタートしたこのサイクルの安値95.71まで下落する可能性がある。相場
は上値抵抗線である25日移動平均を上回るための苦闘が続いている。現在この移動平均は
下落中であり、今週は106.43でスタートする。


ユーロ/円

新安値はまだ旧PCが続いていることを意味する。
さらに長期18ヶ月サイクル及び、36~42ヶ月サイクルの天井もつけた。
この長期サイクルボトムの最低目標値は137.87±3.76であり、PCボト
ム目標値は現在、142.60 ±3.23である。
現在このレンジに入りつつあり、且つ水星が逆行期の中心部分に位置しているので、間
もなく急反騰する可能性がある。それはPCボトムになる可能性がある。しかし、水星逆
行中であるから、水星が順行に転じて、現在の新安値が維持されるか否かを見るために2
週間程度待つのが良いだろう。

ユーロ/ドル
先週の暴落で相場は9月11日の安値1.3879を下回った。この安値はPC及び30ヶ月サ
イクルボトムであったと判断していた。しかしこの見方は否定され、このPCには種々の
新しい位相を検討する必要がある。

想定1
��月11日の安値はPCボトムで あり、その場合、今週は新PCの4週目になる。
問題はこのPCボトムは今後4~6ヶ月 つけないことである。それは30ヶ月サイクルのボトムの時間帯(11月末)外になる。
このサイクルの位相は相場が当分の間、下値を切り下げることを示唆し、且つ4年サイ クルの天井は既につけたことを示唆する。

想定2
高値は9月22日の1.4865であった。もしこれがハーフPC(11~17週)の天井である
とすれば、相場は今後7~13週間下落するだろう。恐らくそれは1.2706±0.0393まで下が
る可能性がある。

番外
他の可能性としては、現在、相場は延長PCの37週目である。この可能
性もまた長期サイクルがボトムを付ける時間帯に入っている。この位相分析では間もなく、
ボトムを付ける可能性がある。現在水星逆行の時間帯の中心に位置するので、ここで突然
の急反騰が起こる可能性がある。更にユーロは2つの新しい目標値のゾーンまで下落した。
この目標ゾーンは1.3646±0.0144、及び1.3510±0.0296である。この場合の唯一の問題点
はこの期間は★★★重要変化時間帯ではないことだ。従ってそのときに長期サイクルがボ
トムをつけることは予想しない。


メリマン氏は、今年のフォーキャスト2008(昨年末発売されたメリマン氏の年間レポート)で
通貨市場の次の★★★重要変化日は、11月 3日の米大統領選挙日前後だとしてきた。
週間ストキャスティックスは上昇中。ユーロは13週移動平均(現在続落中で1.4888)を上回ってい
ない。この移動平均はPCがボトムをつけたことを確認するための重要な指標だとしている。

4年サイクルがどうなったかがカギを握りそうだ。



サイクルの種類
A:超長期サイクル:54年コンドラチェフ経済サイクル
         18年サイクル
B:長期サイクル:8~9年サイクル
         4年サイクル
         2年サイクル
         48週サイクル
C:基本サイクル:13週~19週のプライマリーサイクル(PC)
D:短期サイクル:7週~11週のハーフプライマリーサイクル(ハーフPC)
         4~6週のメジャーサイクル(MC)
E:超短期サイクル:2~4週のトレーディングサイクル
          4~9日のアルファーサイクル、ベータサイクル