2014年12月29日月曜日

メリマンサイクル 重要変化日の検証 2014年 第52週


市場は開いているが、実質今年のマーケットは終わっている。
フォーキャスト2015が手元に届いたので、フォーキャスト2015について書いてみよう。

思ったより早く、23日に手元に届いた。
この年末年始にじっくり読む予定だ。

フォーキャスト2015は大きく分けて
◆2015年の天体位相と世界経済動向◆2015年の米国大統領

◆2015年各マーケット予想と重要変化日
    •    米国株・金利(Tノート)
    •    日経平均株価
    •    ドル円、ユーロドル、スイスフラン
    •    貴金属
    •    原油
    •    穀物相場
    •    2015年の季節別時間帯


この様な構成になっている。



今のマーケットは、為替も株式も国を超えて、全て同時並行で動いている。
為替の動向だけを追いかけても、他の要素で変動するので、重要変化日も同様に他のマーケットを勘案しながらの想定していくことになる。

特に序章のから2015年の世界経済動向の部分は、大きな流れを把握するために、非常に重要な所になるので、注意深く読んで欲しい。

ポイントは、必ず全ての重要変化日と水星の逆行期などの逆行期を、カレンダーに記載することが 重要な作業になってくる。

個人的には、アナログのダイヤリーは使わず、Googleカレンダーなどのデジタルカレンダーを使っている。
アラートの設定をすれば、重要変化日の前にカレンダーから通知が届く。
私は2週間前には届くように設定をしているので、忘れることは全く無い。


特に長期サイクルは頭に入れるように、個別にメモをするといいだろう。
Evernoteなどの無料のノートを活用すると、iPhoneやその他のデバイスでも確認できるのと、検索が可能なので、必要な情報を確実に入手することが可能だ。

Evernote使用可能なデバイスは
・iPhone、Androidなどのスマホ
・iPadなどのタブレッド端末
・PC、Macなどのデスクトップやノート端末
専用のアプリケーションも多数あるが、ブラウザで保存閲覧も可能だ。

文字・文章以外にも画像やPDF、Webサイトのページを丸ごと保存も可能なので、かなり万能なノートだ。

名刺の保存にも便利なので、一度使い始めると止められなくなる。

2014年は、ヘッジファンドなどプロの投資家でも、かなり難しい年だったと言われている。私はこのフォーキャストやメリマンサイクルのお陰で、今年もプラスで終わることが出来た。
メリマンサイクルの初心者には、このフォーキャストは非常に難解かもしれないが、サイクルという大きな流れを掴んで、スイングや長期トレードを心がければ、必ず良い成績が残せることだろう。
医学で言えば、漢方などの東洋医学的に「ジワジワ」効いてくるのがメリマンサイクルだ。

短期的な所を、GMMAやボリンジャーバンド、フィボナッチなどのテクニカルを組み合わせて、短期的な所は乗り越えられるように、日々勉強をして欲しい。

最近では「マーケットの魔術師」などが、電子書籍で購入できるようになっている。
Amazon以外にも楽天koboなどでも充実したラインナップだ。
個人的には紙の書籍の方が好きだが、移動中などはiPadやiPhoneで読んでいる。1番の利点はカバンが重くなく、手軽に読むことが可能だ。

色々なデバイスが増えたお陰で、勉強する時間が取りやすくなった。

この年末年始、自分なりのスタイルを考えてみてはどうだろうか?

*「メリマンサイクル 重要変化日の検証 2014年 第51週」は、原因は判らない(サーバートラブル?)が、正常にアップできていなかったようだ。昨日再度アップし直したので、こちらからどうぞ。 


2014年12月21日日曜日

メリマンサイクル 重要変化日の検証 2014年 第51週

ドル円
10月15日の安値から起算した新PCの9週目

ユーロドル
6月5日の安値から起算したPCの28週目

  

実質的に先週が今年の最後のトレードの週。
欧米勢はクリスマス休暇に入っている。
但し、ヘッジファンドなど利益を出せていない(成績の悪い)ファンドマネージャーなどは、クリスマス休暇を返上して「最後のリベンジトレード」を今週仕掛けてくることになる。
今年の相場はかなり難しい年だったと言われている。
欧米のヘッジファンドでも利益が数パーセントで留まっている所も多く、破綻や解散をしたところも多かった年だ。

そんな可でもメリマンサイクルはそれなりにワークしていたのではないだろうか!

ドル円は一旦週間下値抵抗線を越えたが、最終的に押し戻し、週間上値抵抗線の手前で終えている。
プライマリーサイクル(PC)9週目、先々週第1メジャーサイクル(MC)の天井を形成したと考えている。 
重要変化日としては、12月2-8日、12月19-22日、1月2-5日。
少し気になるのが、12月16日の下げ。
メジャーサイクル(MC)の下値目標近くにまで下げている。
可能性としては既に第2メジャーサイクル(MC)に入っている可能性があり、今週以降高値を再度試すケースも考えられる。

ユーロドルは先週安値を更新している。
今週でプライマリーサイクル(PC)29週。ボトムを形成していると思われるが、このまま1.2を割り込むまで進かどうか。見極めが難しい感じだ。
基本スタンスはショートだが、多少見極めには時間が掛かりそうだ。

さて、先週は原油の話をしたが、ロシアルーブルが暴落をしている。
 これは対米ドルだが、乱高下していることがよく分かる。

ロシアは原油の原産国、GDPに原油が占める割合も大きい。
 米国は、ウクライナ問題を始め、イランやイスラム国など頭の痛い問題が山積だ。
米国と同じ敵を有しているのがサウジアラビア。 
サウジアラビアは米国と同じ敵を弱体化させるために、原油価格を操作しているとされている。サウジアラビアは原油価格は85ドルに設定されているが、既に石油を生産するだけで赤字で生産していることになる。
しかし巨額の貿易黒字があるため、3年から5年程度は持ちこたえられる。
持ち出しをしても、周辺の敵国を弱体化させたいのが本音のようだ。

これと同じやり方で崩壊したのが「ソビエト連邦」だ。

 1980年からの原油価格のチャート。

1988年から一気に原油価格が下がり 
1989年 ベルリンの壁崩壊
1991年 ソビエト連邦崩壊
この時も原油価格の下落から、ソビエト経済が崩壊したとされている。
かなり陰謀論的な話しだが、米国はシェールオイルに打撃、サウジアラビアは巨額の赤字を抱えても原油価格を上げたくはないようだ。
いつもはサイクル的な話ししかしていないが、ファンダメンタル的な事柄が、サイクルに当てはまってくるのが、非常に不思議な感じがする。
サイクル的には、そろそろボトムを付ける時間帯に入ったので、直ぐではないが円安・原油高のダブルパンチが日本経済を襲う時期が徐々に近づいてきそうだ。
そんな長期予想をするためにも、フォーキャスト2015は必須の情報源だ!
早ければクリスマスイブ、例年通りなら25日には届くことになる。

 フォーキャスト2015 の予約は、左上のフォーキャスト2015の画像をクリック。
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2014年12月14日日曜日

メリマンサイクル 重要変化日の検証 2014年 第50週

ドル円
10月15日の安値から起算した新PCの8週目

ユーロドル
6月5日の安値から起算したPCの27週目

 


ドル円は新プライマリーサイクル(PC)から8週目で陰線を付けた。
3位相の場合、9-14週でボトムを付けることになるので、強気継続の形を維持したまま先週を終えている。
RSIも75を割り込み下落方向に向いている。
ボリンジャーバンドは拡散方向から、少し横ばいになった。
RSIを見る限りやっとメジャーサイクル(MC)のボトムに向かっている感じだ。
週間下値抵抗線を下回って 終えている。

同様にユーロドルもRSIが上向きに変化している。
10月のあや戻しの時に比べ、明らかに上昇方向に向いている。

為替の重要変化日は今週末19日から来週22日にかけてになり、前後の3営業日を含めれば、今週半ばから来週一杯が重要変化日になる。

ニューヨークダウ平均、日経平均は12日〜15日。
前後3営業日を含めれば、今週は重要変化日の時間帯に入っている。
ダウ、日経とも続伸から一息つき始めた印象だ。

米ドルの強さもサイクル的に一息付ける時期に入ってきた感じだ。
今週水曜のFOMCが一つの切っ掛けになるのだろうか?

ドル円は116円前後まで引きつけてからロングに持ち込みたい感じだ。
このプライマリーサイクル(PC)の天井は124円。
プライマリーサイクル(PC)もまだ序盤なので、まだまだチャンスがありそうだ。

少しやりにくいのがユーロドル。
上値抵抗線を越えて先週を終えている。
プライマリーサイクル(PC)27週目になるが、サイクルがイマイチ読みにくい。
現在、第2ハーフPCの10週目になる。
ハーフプライマリーサイクル(PC)は12-18週、長ければ残り8週という感じだ。 
数週は反転があり、1.2に向かって下落になると想定しているのだが...
少し下落方向から強気に向かっているが
あや戻しなのか?
プライマリーサイクル(PC)のボトムを付けたのかが判断に迷うところだ。

話しは少し変わるが、原油価格が大きく下落している。
既にWTIの原油価格は60ドルを割り込んでいる。
メリマンサイクルでは、原油価格は3年サイクルのボトムに向かっていている。
50.75± 7.25がボトムの目標値、2014年10月の前後6ヶ月でボトムの予想だ。

円安にもかかわらず、原油安に救われて消費税増税後も不景気にならずに済んでいる。
原油サイクルも今後ボトムを付けた後に反転する。
原油が反転すると、日本経済には悪影響になる。
ファンダメンタル的にも、長期円安は加速しそうだ。

長期予想をするためにも、フォーキャスト2015は必須の情報源だ!


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2014年12月7日日曜日

メリマンサイクル 重要変化日の検証 2014年 第49週

ドル円
10月15日の安値から起算した新PCの7週目

ユーロドル
2月3日の安値で短縮PCボトムを形成から起算したPCの 43週
または、6月5日の安値から起算した新PCの26週目
 


ドル円は120円を突破した。
このプライマリーサイクル(PC)で2007年6月の高値124円に向かっている。
ユーロドル同様に4.5年サイクルのボトムに向かっている。

ドル円はこのプライマリーサイクル(PC)に戻り高値をテストする動きだが、通常の強気パターンであれば、プライマリーサイクル(PC)の後半に高値を付けることになる。
 上のプライマリーサイクル(PC)のパターンでいけば、3度目のメジャーサイクル(MC)の高値で天井を付けるのが通常だ。
メジャーサイクル(MC)はそろそろ天井を付け、反転するはずが7週目でも反転の兆しが全く無い。


ドル円の長期サイクルのスタートは2011年10月。
 ドル円の長期サイクルは5〜5.5年で既に3年を越えている。
このプライマリーサイクル(PC)で高値を付けるとしても、第3メジャーサイクル(MC)に天井を形成するはずだが...
後は、メジャーサイクル(MC)が2位相パターンの可能性もある。
その場、年内は高値を維持する可能性が高い。

いずれにしても
・天井を確認して売りに転じるか?
・ボトムを待って買いに入るか?

少し懸念は、このプライマリーサイクル(PC)初段階で124円を目指すと、底が深くなる可能性が高くなる。

ユーロドルも同様に4.5年のサイクルのボトムに向けた動きに見える。

前回のボトムが2010年6月。
長期サイクルのハーフサイクルのボトムが2012年7月。
長期サイクルのボトムを付ける時間帯に入っている。
1.18を目指すと見ているが、このプライマリーサイクル(PC)で付けるのであれば、ここから10週程度でボトムを見るのではないだろうか?
早ければ、今月末から年明け1月の末の間。

やはり長期サイクルの天井やボトムは少々読みが難しい感じだ。

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