投稿

5月, 2011の投稿を表示しています

メリマンサイクル MMA 週刊コラム2024年9月9日週

イメージ
レビュー 8月の米国雇用統計は、労働市場の減速を反映して予想をわずかに下回り、FRBによる来月の利下げへの道が開かれました。非農業部門雇用者数は前月比14万2000人増と、7月の8万9000人増から増加しましたが、ダウ・ジョーンズがまとめた市場予想の16万1000人増を下回りました...。一方、失業率は予想通り4.2%に低下しました。 —ジェフ・コックス、「米国の8月雇用統計は14万2000人増、予想を下回る」、www.cnbc.com、2024年9月6日 7月の米国の求人件数は予想を上回る減少となり、3年以上ぶりの低水準となりました。これは、労働市場が冷え込んでいることを示す最新の証拠となります。 —ブレック・デュマ、「米国の求人件数は2021年1月以来の低水準に」、www.foxbusiness.com、2024年9月4日 先週は、天王星がなぜ「破壊者」と呼ばれるのかを如実に示す一週間となりました。週初めに天王星が逆行に転じると、世界の株式指数は、水星逆行(「トリックスター」)の影響下にあった8月5日から28日にかけての gains の多くをすぐに失い始めました。例えば、ダウ平均株価は8月30日金曜日に過去最高値を記録しました。その後、先週は毎日下落し、日足ベースで連続安値を更新しました。これは、中国を除く世界のほとんどの指数の値動きでした。中国では、先週の下落はさらに激しく、上海総合指数は金曜日に6ヶ月ぶりの安値をつけました。今のところ、他のすべての市場は調整局面にあり、これは、最近の8月の強気シグナルがまだ生きていることを意味します。 その他の市場では、金は金曜日に史上最高値の更新を試みましたが、結局、引けにかけては売りに押されました。銀も金曜日は低調で、3週間ぶりの安値となる28.01ドルまで下落しました。これは、MMAの銀アナリストであるプーヤン・ゾルファガルニアがここ数週間のMMA週間レポートで指摘していた通りの展開です。一方、原油は2023年6月以来の安値を更新し、下落の一服が見られません。ビットコインも苦戦していますが、株式と同様に、8月5日の安値を上回って推移しています。実際、チャートで言うところの「逆三尊」を形成している可能性があります。62,000〜64,000ドルのネックラインを上抜ければ、24ヶ月サイクルの安値の終わりを示唆する可能性があ

メリマンサイクル先週のまとめ 2011年第20週

イメージ
今週もメリマンサイクルを振り返ることにしよう 2011年第18週 2011/5/23-5/27 ドル円 PC(26~40週)ならびにMC(9~14週)の10週目or 旧PC(26~40週)の29週目 週間下値支持線 80.79~80.88 週間上値抵抗線 82.40~82.51 Open 81.73 High 82.21 Low  80.70 Close 80.83 ユーロドル  1月10日の安値1.2871から起算したPC(21~34週)の19週目 3月11日の安値を起点とした2MC(7~11週)の11週目 週間下値支持線 1.4002~1.4017 週間上値抵抗線 1.4302~1.4316 Open 1.4129 High  1.4307 Low  1.3969 Close 1.4297 先週の ブログ でも少し書いたが、ドル円の動き。 メリマン氏が示す移動平均のターゲットをタッチして折り返した。 週の終値ベースで、この値を上回る必要があるというが.... かなり弱い動きだろうと思っていたが、やはり先週は大きな動きにならなかった。 メリマン氏は、ドル円のサイクルを新PC10週目のスタンスは崩していない。 しかし、この弱い動きは気になって仕方がない。 以前も10週以上経過した後にサイクルが修正されたこともあるので、まだサイクルはフィックスされていない可能性が高い。 個人的には、まだ超長期サイクルのボトムは付けていないと思っているので、新PC10週目ではなく、旧PC29週ではないかと思っている。 週足のチャートを見ても、80-85円のレンジ内での動きしかしていない。 3月が超長期サイクルのボトムとするなら、過去の長期サイクルのボトムの動きとはかなり違う動き方をしている。 ユーロドルは一旦、大きく上げた感じだが、上値抵抗線で弾かれて終えている。 1.3969は恐らく、MCのボトムを付けたと考えた方がいいだろう。 ユーロドルは素直に考えて、一旦ロングで攻めやすい感じだ。 話しは少し変わるが、メールから伝染するウイルスはかなり少なくなっているが、Webサイトから感染するケースが増えてきている。 Macが中心だったため余り気にしていなかったと事もあるのだが、ネット感染は怖いと思いウイルスソフトを入れていたが、最近数度危険なリンクをクリックした様で開くことなく、ア

メリマンサイクル先週のまとめ 2011年第19週

2011年第18週 2011/5/16-5/20 ドル円 新PC(26~40週) 新MC(9~14週)9週目or 旧PC(26~40週)の28週目 週間下値支持線 80.16~80.17 週間上値抵抗線 81.37~81.39 Open 80.85 High 82.23 Low  80.63 Close 81.68 ユーロドル  1月10日の安値1.2871から起算したPC(21~34週)の18週目 ハーフPC(11~17週)の18週目 週間下値支持線 1.3945~1.3984 週間上値抵抗線 1.4291~1.4330 Open 1.4074 High  1.4345 Low  1.4048 Close 1.4157 ドル円は上値抵抗線を突破して強気で引けている。 ユーロドルは上値支持線を越えたが、最終的には押し返されて終えている。 ドル円は82.20を越えたことで、新PC(26~40週) 新MC(9~14週)9週目というメリマン氏の見方が強くなっている。 ただ、ポイントで押し返された感じもあるので、少々注意が必要だ。 新PCと言うことになれば、前回届かなかった87.93±1.27に向かうことになるのだが、押し返されていないかが気になる点ではある。 一端は新PCとして考えて動く方が良さそうだ。 ユーロドルはハーフPCを着けた可能性が高い感じだ。 ドル円に比べてもユーロドルはまだ分かりやすい動きが続いている。 今週は、少しゆっくりした動きになりそうな気もする。

2. 「でんちゃん」です^^

イメージ
2011年第18週 2011/5/9-5/13 ドル円 新PC(26~40週) 新MC(9~14週)8週目or 旧PC(26~40週)の27週目 週間下値支持線 81.38~81.49 週間上値抵抗線 79.24~79.35 Open 80.62 High 81.34 Low  80.15 Close 80.86 ユーロドル  1月10日の安値1.2871から起算したPC(21~34週)の17週目 ハーフPC(11~17週)の17週目 週間下値支持線 1.4689~1.4773 週間上値抵抗線 1.4097~1.4181 Open 1.4365 High  1.4441 Low  1.4066 Close 1.4104 ユーロドルは下値抵抗線を割り込んだが、ギリギリで止まった感じだ。 メリマン氏はユーロドルに関して、通常の3位相のパターンではなく2位相のハーフPCとしている。 また、このPCのスタートが2月14日 第2MC(9~14週)の11週目の可能性があるとしていた。「その場合、PCの22週目。その場合は今後2週間以内にMC(9~14週)のボトムを付けるだろう。その目標値は1.3905±0.0244」。両サイクルは今週、重複してボトムを付ける可能性がある。と述べている。 ほぼこの水準まで達成しているため、一旦ボトムを付けたのではないだろうか? 問題は、動きが完全に鈍くなったドル円。 こちらは、新PC(26~40週) 新MC(9~14週)8週目と言うことだが、旧PC(26~40週)の27週目の方がしっくり行く感じが強い。 新PCの場合、そろそろMCのボトムの時間帯になる。MCのボトムでなければ、いつPCのボトムになるだろう。 前回のボトム3月17日から考えた場合、5月18日、6月6日(またはその前の週)の週、7月4日の週、7月21日18の週、7月25日の週というのが日柄的なポイントになる。 為替の重要変化日は6月27日(7月11日まで延長される可能性がある)8月3日 最近気になるのは7月25日の週、最近の平均的なボトムの間隔が68日とした場合は来週辺りが山場と言うことになる... さてどうなるか メリマン・スペシャル~2011年後半を読む! が5月16日(月)発売される。 メリマン・スペシャル~2011年後半を読む! レイモンド・メリマン, 皆川弘之 ラ

1. ドル円のPC

2011年第17週 2011/5/2-5/6 ドル円 新PC(26~40週) 新MC(9~14週)7週目or 旧PC(26~40週)の25週目 週間下値支持線 80.33~80.57 週間上値抵抗線 82.08~82.14 Open 81.08 High 81.69 Low  79.57 Close 80.50 ユーロドル  1月10日の安値1.2871から起算したPC(21~34週)の16週目 第1MC(7~11週)の16週目 週間下値支持線 1.4567~1.4605 週間上値抵抗線 1.4956~1.4993 Open 1.4822 High  1.4938 Low  1.4315 Close 1.4341 先週、主要通貨が大きく動いた、ドルが動き始めたと言ってもいいかもしれない。 ユーロドルはサポートラインを割り込んで終了し、弱気トレンドで終了している。 キレイに上値のポイントでUターンした感じで、非常に気持ちよく折り返している。 読みにくいのはドル円。 ドル円は5月5日に一時80円を割り込み週間下値支持線を突破している。 終値はサポートライン上で終了、下げ圧力が強いまま(なんとか踏ん張って)週を終えている。 4月22日~5月3日太陽中心で水星が射手座に入居中、通貨、及び貴金属市場は3~9日間急反騰する。 重要変化日からの延長として考えれば、ユーロドルのトレンドは転換したと言うことになる。 さて、ドル円はフィボナッチのポイントを割り込んでいる。もう一つ、85円台まで上げたが目標ポイントをかなり下回って下落トレンドに向いている。 メリマン氏もドル円は判断がまだ出来ていない様だ。 個人的には旧PCが延長している可能性が高いと思っている。 もしその場合、83.28±0.54で上昇が止まる。 いずれにしても、83円を上抜けるかが一つのポイントになりそうだ。

先週のまとめ 2011年第16週

2011年第16週 2011/4/25-4/29 ドル円 新PC(26~40週) 新MC(9~14週)6週目 週間下値支持線 81.00~81.20 週間上値抵抗線 82.66~82.88 Open 81.79 High 82.78 Low  81.04 Close 81.11 ユーロドル  1月10日の安値1.2871から起算したPC(21~34週)の15週目 第1MC(7~11週)の15週目 週間下値支持線 1.4287~1.4308 週間上値抵抗線 1.4751~1.4802 Open 1.4559 High  1.4880 Low  1.4492 Close 1.4806 ドル円は、抵抗線のラインで止まった形で週を終えている。 釈然としない今の相場展開... 今回のドル円、86円の届かないでUターンした辺りから、どうも嫌な雰囲気になっている。 水星の逆行も終わって、トレンドが見え始めそうだが、そういう感じでもない。 3月のボトムで長期ボトムに達したと、個人的には考えていなかった。 メリマン氏も今回のレポートにも「依然として旧PC(26~40週)の25週目」との表現も出てきている。 一端は、超長期のボトムであったとしていたが、少し弱気な印象を受ける。 もし、長期ボトムでなければ、今後3~8週間以内にボトムを付けるとしている。 この超長期サイクル(16.5年)の始まりは、阪神大震災の年、震災の3ヶ月後から始まっている。 今回もなぜか?巨大地震が日本を襲い、3月17日にドル円最高値を更新している。 1995年の3月には96.65で始まり、86.34まで10円程度円高が進んでいる。 その後、6円以上下げて新しいサイクルに突入している。 超長期サイクルには3つの長期5.5年サイクルが内包されていて、前回が2005年1月に長期のボトムを付けている。 さて、ユーロドルだが、現在の目標値1.5028±0.0252をクリアーしている。このPCの高値圏に到達している。1.5277±0.0401という目標値もクリアしているので、既にトップアウトしたか?間もなくトップアウトすることになりそうだ。 両方とも難しい局面になっている... さて今週はどうなるだろうか?