日本時間10月3日(金)PM9:30より「米雇用統計」の発表
さて、2時も超えたところで、少し市場も穏やかになった。
残念ながら、ユーロ/ドルは9月の安値を下回った。
次回のレポートでは、再検討の話が出るだろう。
想定では、5年サイクルに対するハーフサイクルのボトムだったが
どうも、延長されそうな勢いがある。
1～3月にかけては、水星逆行が多く発生し、そも都度相場が大きく動いた。
昨年間末に発売された「フォーキャスト2008」でメリマン氏は「30ヶ月のボトムが10月末までに起こるだろう」
但し、延長されるケースがある」としていた。大きい読みは当たっていたが、少しずれた形になるような感じだ。
米国の経済安定化法案が否決された理由には「ウオール街だけなぜ助けるのか！」という民意があるという。
実際、これに関するデモもメールの呼びかけで、大々的に行われた。支出額は米国防費を遙かに超え、GDPの
8％に当たる金額だという。それを聞けば、デモもなるほどと思われる。
まだ、地方銀行が50行程度破綻する可能性があると報道されている。
また、ジョージ・ソロス氏も、実質的に来年1月の新大統領就任まで、大きい政治の舵取りは出来ないので、
ある意味、政情は不安定になり、相場に関して不安定な動きが続くだろうとしていた。
このあたりで下げ止まれば、ユーロの買いが出てきそうだ。
今回は、数日待った方が良いかもしれない。
