2009年7月31日金曜日

金融占星術

今週は指標発表が多い。
ただ、個人的には余り気を払うことはしていない。

今日は、失業率の発表時間に見る時間があったので見ていたが、思ったほど動きは少なかった。
以前なら、もっと動いても良さそうだが、思ったほどの動きになはなっていない。
日経平均も続伸だが、売買が薄い・・・
本格的な上昇は、売買量が伴わないと本格的ではない。
少し、株価は先が見えた感じがする・・・・

個人的には、来月中旬にかけて、円が強くなると想定している。

さて明日で、週足、月足が見えてくる。
さてどうなるかだが・・・
7月のドル円相場は、過去10年間8回月足陽線で終わっている。
月足陰線で終わった月は、翌8月が大きく陰線を引く月が多い。
これはあくまで、ギャンのアニバーサリー・デイトではないが、参考までに・・・・

さて、金融占星術のことを少し。
占星術は、ほとんど皆さんご存じの星占だ。
ただ、金融占星術は星占いではない。

天体の動きは、一定のサイクルで動いている。
水星は太陽を87.98日
一番遠い冥王星は90505.55日(247.8年)

金融占星術はこの天体の動きと過去の事象を照らし合わせて考え出されている。
先日、月のことを書いたが、これも同じように一定のサイクルに照らし合わせた物になる。

星座を12等分した中で、星との位置関係で想定する物になる。
なおで、占いではなく、サイクルを見て先読みをする投資法だ。
ギャンも後年、占星術を多用したともいわれている。

恐らく、ファンダメンタル的な考えからほど遠い手法なので
この投資に関して、異論を持つ方も多いと思うが・・・・
しかし、ジョージ・ソロス氏の言葉を借りるなら
「百万長者は、占星術を使わないが、占星術を使わない億万長者はいない」
同じく、ジム・ロジャーズも商品先物のサイクルを研究し、投資家としての地位を築いている。
商品は、2015年に向けて上昇相場にあり、商品の方が安全な投資方法とも語っている。

まあ、信じるか信じないかは、個人の自由・・・・
私は、この二人の偉大な投資家の投資スタイルを信じている。

2009年7月29日水曜日

サイクル理論

ユーロが反転し始めた。
ユーロドルは1.43から1.41前半まで戻した。
ドル円は、94円前半まで売り込まれた。

昨日のブログに書いたカンの部分が出た感じだ。
しかし、94円の壁が厚い感じがする。

為替市場は1日に2兆ドルの取引があるといわれている。
所詮、個人投資家がどれだけ売ろうが、買おうがピクリともしない。
機関投資家と個人投資家とでは、情報量はネットの発達により余り大差はなくなったが
情報の伝達スピードは、個人投資家より圧倒的に速い。
個人的には、このスピードについて行くには、個人は不利な状況だ。

以前は、これに付いていこうとファンダメンタルを重視していたが・・・
無理だと判断して、サイクル理論を選んだという経緯がある。

サイクル理論に関して、有名なのは「山中 康司」氏
メリマンサイクルを応用した投資方法をされている。
バンク・オブ・アメリカで為替トレーディング業務に従事
1989年バイスプレジデントに就任。
1993年プロプライエタリー・マネージャーに就任し、債券、デリバティブ(金融派生商品)等のトレーディングに携わる。
日興證券を経て、現在は独立し、テクニカル分析と独自のサイクル分析を融合した分析をされている。

著書には
金融占星術入門投資手帳など
ドル円に関しては、月を軸にした相場予想
新月に円安~満月円高
月食が円高~日食が円安・・・
月が赤道を通過する時期を転換点と見ている部分も参考になる。

著書の「金融占星術入門」は私も読んだが、かなり難しい内容だ。
HPは下記になるので、興味のある方はこちらからどうぞ。

さて、ファンダメンタル的にもサイクル的にも注目は8月中旬・・・
この3年間は、8月中旬にドル円急落となっている。
ギャンのいうアニバーサリー・デイト 1年サイクル。

過去も、ほぼ重要な危機が年後半のに集中してに起こっている。
昨年のリーマンショック、アジア通貨危機、ロシア危機、世界恐慌・・・
どれも9~10月にかけてとなる。
これからが、身を引き締めて当たるべき時期だ。

今回のこの変則的なドル円サイクルを考えた場合、PC最初のダブルボトム(2008/12/17,2009/1/22)の間隔が35日。
今月初旬の下落から35日を計算すると8/12~8/17
メリマンサイクル重要変化日は
対ドル 8/18(8/10~26)
日経平均 8/14~17
原油 8/14~17
穀物 8/18(前後1週間)

山中氏の月的なサイクル
月食 8/6
満月 8/7
月の赤道通過 8/9

ファンダメンタル的な説明をすると、最近注目を集めている
今年大量に発行された米国債の利払い。
金利に関しては、年4回(2、5、8、11月 各月15日)支払われる。
ここに注目が集まっている。
各国が保有する米国債の金利がドルで支払われ、ドルから各国通貨に為替を交換する。
要は、実需的なドル売りが行われる時期に当たる。

今週はある意味、重要なターニングポイントかもしれない・・・・

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2009年7月27日月曜日

週明け

ドル円は一進一退・・・
ユーロドルは朝から上げ基調・・・

かなり読みにくい週になりそうだ。
メリマン氏もPC終了は明言を避けている。
サイクルとテクニカルの結果が相反するためだ。
今週、この結論が出るかどうかは不明だが・・・

個人的にも悩ましい・・・・
あくまで個人的な感じだが、余り大きく上げる感じがしていない。
週足ベースのスローストキャスティクスを見ていると、前回のPC(2008.3~2009.12)
のパターンと似たような曲線を描いている。
この形からすると、まだ下げがあるように見えてくる。
特に円以外の通貨は、まだまだドル円は弱い。

普通に見れば、ドル円上昇と言いたい感じがする局面だが
なぜか、その感じがしない・・・
ただのカン的な物なので、全く理屈はない。

今週は、もう少し様子を見た方が良さそうだ。

2009年7月26日日曜日

振り返り





先週の振り返りをしよう。

ドル円の週の引け値が 95.65を上回れなかったが、週の引け値が94.32を上回ったので、
トレンドインディケーターポイントはニュートラルに格上げされる。

週間上値線は95.24~95.65・・・
弱気クロスオーバーが94.67~95.11
上値抵抗線で、押し戻された形になる。
木曜日に95.28をつけた。
弱気クロスオーバーを越えたことにより、91.72がボトムと見るのが素直な考え方になると思われる。

ボトムをつけたことを考えるなら、先週の戻しはフィボナッチ比率で50%・・・
61.8%の戻しはあると見て、96.14というラインが、現状の戻しのポイントと見ている。


最近の傾向は、2週間程度で戻り高値を付ける傾向がある。
今回もそうかどうかは分からないが、以外と早めにトップアウトする可能性がありそうだ。

ユーロドルは1.4291をつけ、1.4214で引けている。
週間上値抵抗線は1.4233~1.4268
現在、第3M5週目、強気PCの最後の山に当たる。
7~11週のサイクルを考えたなら、さろさろピークを迎えて、下落方向になりそうだ。
だが、トップまではもう暫くありそうだ。
日柄的な考えでいうと、6/3のトップから考えて8/4または8/23辺りとなる。

来週にかけて、重要変化日が並んでいる。
判断は、これをこなしてからの判断が良さそうだ。

来週のトレードは少し難しい判断をしなければならない。








2009年7月24日金曜日

上値抵抗線をトライ

最近は飲む機会が多く、昨晩は相場も見ないで寝てしまった。
今日は、ドル円クロス円が大幅に上げている。

ドル円は95円を挟んでの展開だ。
ドルは円以外の通貨からは売られているが、円が同時に売られている。
ユーロドルは50ポイントほど前日から上げている。

今週来週にかけては、メリマンサイクルの重要変化日が連続している。
特にこの7月は集中していると言っていい。

週間上値線は95.24~95.65 この下限域まで上昇している。
弱気クロスオーバー95.11を一旦越えた。
しかし、上値抵抗線で止まった形だ。

判断的には、先週ドル円はPのボトムをつけた可能性が高い。
ドル円のボトムだが、現PCの第2MCのスタート第3Mのスタートだがユーロドルが高値を付けている。
ドルが、他の通貨から総じて安くなりボトムを迎えている。
先週の7/13はユーロドルは安値域だった。
少し判断材料は薄いが、一旦はボトムを付けたと判断した方が良さそうだ。

バーナンキ米FRB議長の議会証言要旨

都内でも、一瞬皆既日食が見れた。

昨夜のFRB バーナンキ議長の議会証言 ロイター

��政府監査院(GAO)によるFRB監査拡大>

 議会が金融政策決定に影響を及ぼそうとしていると市場や国民がとらえないように、極めて慎重になる必要がある。

 <商用不動産>

 われわれが注視しているセクターだ。ファンダメンタルズがぜい弱になりつつあり、資金繰り状況は非常に厳しい。何らかの問題が出てくると確信している。

 <銀行に注入された不良資産救済プログラム(TARP)資金>

 金融機関に資本として注入された資金、特に資本注入計画(CPP)を通じて健全な金融機関に投入された資金は、事実上すべてが(米財務省)に返還されると言えるだろう。AIGのように問題を抱えた企業については、市場の動向や当該企業の今後の業績次第だ。

 <金融企業の資本レバレッジ率>

 これはわれわれが検討すべき問題だ。財務省などの規制当局や議会には資本規制計画を検討し、どう修正できるかを考える余地があると思う。ただ、これについて思いつきでコメントすることは控えたい。レバレッジ率は当然、すでに存在するが問題はそれを引き上げるか、何らかの形で形式を変更するかだ。

 <資産バブル>

 (FRBその他の規制当局は不動産バブルの再来を防ぐ責務を担うべきかとの質問に対し)

 FRBが大手金融機関を監督するという、これまで協議されているシステミック規制との関連で取り組むことが可能だと思う。価格が急騰している資産がある場合、例えば、それに対する追加の資本、あるいは、より多くの頭金を義務付けることが考えられる。バブルが存在するかどうかわからない場合でも、それが慎重な措置だと言えるかもしれない。監督的立場から資産価格変動を見ることは非常に助けになると確信している。 

 <出口戦略の時期見極めで注視する点>

 需給ギャップ縮小や労働市場改善につながる持続的回復の一段の裏付けを見極める。われわれの対応が必要となるインフレまたはインフレ期待の兆候も探す。

 <9月末以降の米国債買い入れ>

 (FRBが9月末以降も国債の買い入れを継続するかとの質問に対し)

 概して金融政策にかかわるため、これはまさに連邦公開市場委員会(FOMC)が決定する必要がある問題だ。ただ、われわれは事態の進展に伴い協議を行うだろう。

 <財政赤字管理の必要性>

 今年とおそらく来年の赤字についてはほとんど手立てがないと思う。ただ、議会は、時間とともに赤字が持続可能な水準、おそらくGDP(国内総生産)の2─3%程度に抑制されることを示す、支出・税制計画を網羅した広範のプランを策定する必要がある。

 <一段の財政出動による景気刺激策の必要性>

 経済動向を見極める必要があるので、これについて判断を下すのは時期尚早だ。

 <消費者信頼感>

 人々は一定の改善の兆候に反応している。例えば、株式市場の上昇や見通しの好転、雇用状況の悪化ペースの緩和などにより消費者信頼感は幾分改善した。しかし先はまだかなり長いということを明確にしておきたい。たとえ生産が上向いても失業はしばらく高水準にとどまるからだ。従って景気は非常に強くはならない見込みだ。

 <住宅差し押さえは今年がピーク>

 失業と住宅価格下落の組み合わせ、2つの誘因が非常に高率の差し押さえにつながる。差し押さえ(率)に関するわれわれの評価では、失業率のピークに対応して2009年下半期にピークに達し、10年には幾分低下する公算が大きい。しかし、差し押さえが非常に高水準となるのは明らかであり、主因は失業率だ。

 <景気対策関連支出>

 (「(対策を)巻き戻せるのはいいが、早計な解除は大きなミスとなりかねない。もしも2月に景気対策が承認されていなければ、経済は良くなっていたか、悪くなっていたか」とのフランク委員長の質問に対し)

 所得が消費者の(支出)総額に影響し、連邦・地方当局の歳入は状況が若干改善した可能性があると考える。従って、その面では何らかのプラスの影響があったが、(景気対策は)約4分の1かそれ以下しか支出されていないことから全般的な判断は差し控えたい。どれだか大きな効果が表れるかはまだしばらく様子を見る必要があるだろう。

 所得が上がれば、消費が拡大すると予想できる。

2009年7月22日水曜日

週明けの相場




明日は皆既日食に新月。
西日本の方が、比較的見える確率は高いという。
壮大な自然の出来事を肌で感じたいが、東京ではそうもいかない感じだ。

昨日は家族サービス・・・クタクタになり早々に就寝・・・
余り相場も見る余裕がなく終わった1日だった。

昨日に比べ、円高、ドル高進行のようだ。
クロス円も総じて下げてきている。

今週は、PC31週目 第3M9週目になる。
メリマン氏も今週のレポートで、先週の安値でボトムをつけた可能性はあるが
まだ、95.11を越えない限りは、ボトムのサインは出ていないと現状を書いている。
今後5週間以内にボトムをつけるとしている。
週の終値が、95.65を上回れば強気になる。

そろそろ、ボトム域探しだが・・・
今週がキーポイントであることは以前から書いているがどうなるだろう。
それ以外では、7/30、8/11とかあるのだが・・・

ギャン理論を当てはめるなら「アニバサリー・デイト」
この数年、お盆に棒下げした記憶はないだろうか。
ほぼ8/15前後の日お盆休み頃になる。
一気に下げ、大陰線をつけている。

それとドル円の長期16.5年サイクルだが、今の16.5年サイクルは周期的な5年サイクルの可能性がある。
この5年長期サイクルのボトムが全て1月につけている点だ。
1995/4/18日にスタートし 2000/1/3 2005/1/17にボトムをつけている。
現Pのスタートもダブルボトムが2009/1/22・・・
メリマン氏もフォーキャスト2009の中でも、5年サイクルとう点を指摘している。

参考までに、現在の16.5年サイクルの月足を掲載する。


テクニカルの下の部分が、スローストキャスティクス
山が綺麗に3つ出来ていることが確認できるはずだ。
これが、16.5年長期サイクルの中にある、5.5年サイクルの山だ。
これを見れば、サイクルがどういう物か理解できるのではないだろうか。

参考までに、大きいサイズも用意している。
それはこちらから





2009年7月21日火曜日

1. 高金利





無登録FX、100億円集める・・・

また悲しい事件が・・・
投資関連会社「オール・イン」が、金融庁に無登録で「外国為替証拠金取引(FX取引)」を行った上で、「月30~40%」の高配当をうたって全国約2万人の会員から総額100億円超の巨額資金を集めていた疑いがあることが18日、関係者への取材でわかった。

こういう内容だ・・・・

不景気になるとこういう内容の詐欺事件が増えてくる。
努力なしに30~40%/月のリターンがあることは、最初から疑うべきだろう。
ましてや、最初に出資金が必要な物は、ほぼ100%怪しい。

昨年の秋頃だっただろうか?
mixiに登録しているが、見知らぬ人から月に8%のリターンが確実にある・・・
海外のシステムトレードで、初回に40万いるが、それ以降は何もしなくて良い・・・とか言う内容?
プロフィールを見ると非常に若い。
興味があれば、今度目黒に話を聞きに行く機会があるんですが・・・行きませんか?
少し、怪しいと思い、海外はどこの口座?どこのシステムトレード?
などと聞いてみたが、独自システムと言うだけで、明確な物は何も聞くことが出来なかった。

すぐにネット検索したが、怪しい内容がわんさか・・・
どうやら、学生を中心に広がっているらしい、マルチ商法ということが分かった。

不思議なのは、なぜこういう風な物に手を出す人がいるかだ・・・?
確かに、不労収入は嬉しいに決まっているが、努力なしに報酬は得られるだろうか?
個人的には、仕事も投資も努力した結果だと思っている。
努力した後に、結果として報酬が手元に這入る・・・これが本来あるべき巣がただはないだろうか。

メリマンサイクルでは、サイクルに当てはまるケースが80%以上の確率であるという。
逆から考えたら、20% 5回に1回は外れる可能性もあると言うことだ。

世の中には完璧な物は、ほぼ存在していない。
このブログを読んでいる方は、マルチ商法に引っかからない、賢明な方だろうが
世の中には、甘い汁で寄せ付ける物が多いので、気をつけていただきたい。


では先週の振り替えりだ。
全体的には、円以外は対ドルで強かった週という感じがする。

ドル円は94円30銭台で取引を終了している。
95.01を抜けなかったことを考えて、トレンドは弱気のまま推移
新弱気クロスオーバーゾーン 94.67~95.11があり、これを上抜けるまでは、強気シグナルにはならない。

ユーロドルは1.4058を上回ったので、強気引けとなる。
PC19週目 第3MC3週目
しかし、PCも終盤に入っているが、天井のサインは出ていない。
強気の連続になる可能性があが、メリマン氏はPCの早期終了の可能性があるとしている。
個人的な考えだが、強気PC中なので、1.3747を下抜けない限り、上値はあると見ている。
今週または来週がいいラインになりそうだが・・・

ユーロ円も同様に強気だが、週間上値抵抗線の上限手前で止まっている。

今週は皆既日食に重要変化日の連続。
ある意味何があってもおかしくない。
しかし7/23、付け加えるなら7/28が気になる日にちだ。

明日も休み、ギャン理論をじっくり読むことにする。
日々、勉強・・・これが一番





2009年7月19日日曜日

勢いがないドル





仕事で、カンファレンスに出ていたため、昨日、一昨日と何も出来なかった。
さて、相場の方だが、ドル円は94円台まで上昇
しかし、余り上昇に勢いはなく・・・このまま今週を終えそうな感じだ。
ユーロドルは一進一退の後、上昇に・・・

ユーロも強いが、ドルの勢いは限定的となった感じだ。

ドル円に関しては、このまま95.11を上回ることなく終えそうな感じだ。
米国金融機関の半期決算が出る週だったので、ある程度のドル高はあると思っていたが
結果的に弱気のまま終わりそうだ。
ファンダメンタル的には、ドル高に行く感じなのが普通だが、結果的に押し戻されてきた印象だ。
決算も良い数字だったが、市場には影響は大きくなかった・・・
ファンダメンタル投資は、余り有効ではないと言う結果だろう。

やはり来週が、一つの山場ではないだろうか?
今日今日から始まる米国株価の重要変化日
明日から始まる、為替の重要変化日
翌週24から始まる日経平均の重要変化日
25日から始まる貴金属の重要変化日

翌々週は
27日月曜日の債券、為替の重要変化日・・・・

等々、重要変化日がひしめき合う状態が続く。

週末は、また振り返りをすることにするが
一度、週足をしっかり見ていただきたい。
マネースクエアの週足チャートだ。
週足の画面がドル円一目均衡表
雲の上限で押さえられ、基準線も下回ったままだ。
下がRSI、一番下がスローストキャスティクス


ユーロドルは多少勢いが無い感じだ

RSIとスローストキャスティクスは上限に達している。
少し気になる感じだが・・・
今日の相場が終わる頃には、はっきりするだろう





2009年7月18日土曜日

月に2~5%の配当・・・




「FX」高利回りをうたい文句に多額の出資金集める 投資会社「アライド」代表ら6人逮捕

月に2~5%の配当・・・って?
まあ、騙す方も騙す方だけど・・・
投資に関して、知識や情報がないとあっさり騙される人が多い。

やはり、教育に金融の知識を、10代に学ばせることが重要ではないだろうか?
日本は、投資に関して後ろ向きな(下手をすれば悪いこと)とすることが多い。
基礎知識は、判断するために大事なことではないだろうか?

今日は、余り大きくは動いていない・・・
そこでギャンについて少し書くことにしよう・・・

ギャン理論を現在読んでいる。
じっくり理解する様に読んでいるため、速度はいつも読むスピードよりかなり遅い。
ギャンアングル、ギャンスクエアなど参考になるモノが多い。
ギャンは円周を1つのサイクルとしている。
1年=360度
重要なのは、90、180,270、360度など・・・
要は、1年後の同じ日にに近いところで、相場の転換が起こると・・・

昨年。リーマンショック以降、大幅な下げを見せたのは10/24・・・
89年前、暗黒の木曜と呼ばれ、恐慌の入り口とされる10/24・・・
偶然か?たまたまか?・・・なぜか大きく下げている。

今年のドル円は、1/6を境目にして下げ始めている。
半年後の7/6・・・長らくもみ合っていたところからいきなり下げ始めた日・・・

ちなみに、ドル円の今年最安値は1/21・・・
ギャン理論の180度≒6ヶ月
来週、新月を迎え、今世紀最大の皆既日食の日が7/22
なぜか、6ヶ月サイクルに当てはまっている。

現在は、以前のPCが引き続いているという前提だが、このサイクルの高値は31日(倍数の近似値)周期だった。
7/23は
2008/12/17~31週目
2009/1/21~26週
2009/5/22~62日

フィボナッチ的にもダブることが多い週だ。
ましてやメリマンサイクルの重要変化日の週にも当てはまっている。
ドル円は、95.11を今週抜けない限り、弱気が5週連続となり、引き続き弱気となる。

人は全て時間に拘束され、周期的に動いている。
見えない周期で、相場が動くとしても不思議ではない。



2009年7月15日水曜日

今週の相場







今日面白い電話が掛かって来た。
何やら、賃貸マンション経営・・・・?
冗談半分で、相手をしてみた。
老後の資産運用に、賃貸マンション経営で、月10万入ります。利回りは4%とか・・・
感想的なは、まだテレアポでこんな事やってる業者がいるんだ。
保障もあるというが、何の保障かは言わないが、全国の組合が保障する??らしい。

個人的には、地価はまだ下落すると思ってる。今年の地価は、異常なほど下落速度が早い。
土地価格は、景気に遅効する傾向があり、早くて来年とか言われている景気底打ちから考えても、
早くて来年以降にしか地価下落は止まらないだろう。
マンション等は、まだまだおちる傾向が強い。
ましてや、少子高齢化で土地需要は下がるだろう。後、数十年もすれば、人口は1億人を切る状態だ。
まあ、為替など投資をやっている皆さんにしたら、バカバカしい話にしか聞こえないだろうが・・・・
まだいるんだ、こんな商売してる人!ある意味感心した。

さて今週の相場だが、ドル円は下げ止まらなかった。
先週より4銭だが下げてきた。
先月から、何度も書いている7/23・・・
やはり気になっている。

これは、月末ドル下落という感じになりそうだ。
確かに、メリマンサイクルの重要変化日と少しズレが出てしまうが・・・・
メリマン氏も今週のレポートでは明言を避けている。
相場は、当然弱き一辺倒だ・・・トレンドラインを4週連続で下回っている。
ましてや、今日安値を付けてしまった。

もう一つ以前から気になっていたのが、7月22日にある「今世紀最大の皆既日食」だ。
地球、月、太陽が1直線上に並ぶ(オポジション)
昔から、皆既日食に関していい話は聞いたことがない。
「転換期」という言葉もあるらしい・・・

当初の予想に従って、7月23日ここにこのサイクルのボトムを想定。
ユーロドルも同様、この週までは上下動が予想される。
7月8日に1.3830まで下落。
今日は1.4近辺まで上げているが、ユーロドルもPC終盤に差し掛かっている。
6月16日のMCボトムに接近したが、跳ね返された状態だ。
上値1.4201との間での持ち合い状態が続いている。
7/1が当面のトップとすれば、下落が始まっている感じだが・・・
これも、来週までもつれ込みそうな感じがする。

クロス円は、少々大変かも知れない・・・

先日書いた「マネースクウェア・ジャパン」の自動売買トラップシリーズだが
結構使い勝手が良い。
こういう、狭いレンジでのトレードや、時間がないときなどは有効な手段だ。
何度も繰り返しオーダーが掛けられるのが便利だ。
おかげで、この波乱でも利益が順調に出ている。
お勧めのFX会社だ。


2009年7月14日火曜日

先週の振り返り




さて先週のおさらいをしよう。


ドル円は下落した。
週間下値支持線95.10~95.11を下に突き抜けた。
7/8に91.78 7/10に91.76 ダブルボトムで先週を終えている。

ユーロドルは週間下値支持線1.3824~1.3859。
7/8に1.3832まで下げたが、支持線にサポートされ先週を終えた。

ドル円は、弱気に転じた。
今週は、5/22のボトムから数えて第3MC8週目。
通常ドル円のMCは、9~14週。
だが、PC最後のMCは短縮され事がある。

恐らく今回も、そのパターンのようだが・・・・・
通常パターンであれば、来週以降と言うことになる。
来週以降、また重要変化日に突入する。

現状的には、2つの想定
1.もみ合いながら、今月末にかけて再度下落方向に向かう。
2.前週が、PCのボトムになり、月末にかけてリバウンドし上昇する。

個人的な予想だが、PCのスタート時に、ダブルボトムで始まった珍しいパターンだったため
先週、同様にダブルボトムを付けたことを考えるならば、素直に月末に向け上昇というのが個人的な予想だ。
前回の93.5あたりが当面の抵抗線になると見ている。
当面の目標値は、95.31の50%戻し~96.15の61.8%戻しのライン。

逆に、下落が月末に欠け手向かうようであれば、当面は88.66当たりに目標値を想定。
今週は、注意が必要な週になりそうだ。

さて、M2J「マネースクウェア・ジャパン」に口座を開設。
現在、少し使っている。
ここは、独自機能が充実している。
イフダン注文をリピートする「トラップリピートイフダン」
その他「トラップトレード」「リピートイフダン」などの自動売買系が充実している。
日常の動きも、ある一定間隔に動くことが多いので、こういうツールを使うのも1つの手段だろう。

少し使ったが、仕事中や寝ている間も自動的に動いてくれるのは嬉しい。

これは、私のiPhoneの画面。M2Jの携帯サイトの取引画面だ。
ケータイからも、これらのツールが使えるのも便利だ。


もう一つ、今月からデンマークの「サクソ バンク」が正式のFXサービスをスタートした。
AXO系の取引システムは注文の約定能力が高く、指標発表時など為替相場が荒れる場面でも
約定できる、安定したプラットフォームとして定評がある。
日本でもサクソ系取引システムを使っているところも多い。
マネックス証券 121証券 ヒロセ通商 トレイダーズ証券

元々、フリーアカウントを持っていたため、サクソからDMが届いた。
先週早速、口座開設手続きをしたが、まだ口座開設はされていない。
口座開設した後に、このブログで紹介しようと思っている。








2009年7月10日金曜日

通貨危機が今後1年に発生する可能性・・・ジム・ロジャーズ









昨夜の急落、円は全ての通貨に対して強かった。
恐らく、昨日の底値でPC(プライマリーサイクル)が終了した可能性が高くなった。

しかし、以前から書いていた想定ボトム91.40に非常に近い線まで行ったことを考慮すると
PCが終了したと考えられる。
まだ、今日(9日相場)まで重要変化日は続いているため、断定は避けておく。

さて、今後どうなるか?
これが一番の問題だ。
かなり先の話から始めると、現在ドル円16.5年サイクルのボトムに向かっている。
目標は1995年につけた 79.75をトライという形だが・・・
ではいつになるか?

レイモンド・メリマン氏は、早ければ今月~となっているが・・・
範囲が余りに広すぎる。
オーブ(誤差)=1/6 ・・・
16.5年の±16.6%・・・余りに広い

過去さかのぼると、サイクルのトップからボトムまでの間隔に35ヶ月という数字が出てくる。
部分的に17ヶ月もあるが、17ヶ月は既に過ぎている。
この点を考慮に入れると、2007年6月22日から起算して・・・
来年2010年6月ボトムと言うことになる。

約1年後の話だが・・・
この間に約2回のPCがあり、2度目のPCで16.5年サイクルが終了する計算となる。

ファンダメンタル的だが
世界経済、二番底に陥るリスク=エコノミスト・ルービニ氏 2009年 06月 23日
今回の危機を予見したルービニ教授が語っていたが、今日・・

��月9日(ブルームバーグ):著名投資家のジム・ロジャーズ氏は 9日、「通貨危機」が今後1年に発生する可能性があると述べた。

ロジャーズ氏はこの日シンガポールで開かれた会合で、「現在、世界中のすべての通貨が疑わしく、多くに傷がある」と述べ、「今後1、 2年のある時期に通貨危機が発生するだろう」と予想した。

まあ、この二人が言うことは説得力がある。
ソロス氏も、「最悪期は脱した」と語っているが、景気回復とは一言も言っていない。
やはり、指標発表の数字に踊らされたマスコミが「景気回復基調・・・」や「出口戦略」など
少々先走った形に水を差した感じがする。
ソロス氏の「市場は常に間違っている」・・・痛感する言葉だ。

いずれにしても、下落相場からのリバウンドは必ずある。
ショートの深追いは禁物だ。





2009年7月8日水曜日

ギャン理論



ドル円が下抜けした。
昨日書くのを忘れたのが、本来の高値 101.43 安値93.54
このフィボナッチが 94.44
ギャン7/8(1/8)で94.52
このラインを抜けた場合は、想定を再構築する必要がある・・・・

現在は、94円台前半・・・
昨夜の、7/6PCボトムはこれで消えたことになる。
暫くもみ合いから、今月ある次の重要変化日に向けて下落・・・
または、一時戻した後、再下落・・・
少し読みにくいと言うのが、現在の状況だ。

話は変わるか、最近ギャン理論を読み始めた。
ギャン理論は、サイクル理論の元祖とも言えるものだ。
以前から、読みたいと思っていた。
ふらっと本屋に立ち寄ったら、ギャン理論が何冊か並んでいた。

早速購入し、読み始めている。
ギャン理論は、「ウィリアム・デルバート・ギャン」( 1878年6月6日- 1955年6月14日) が編み出したサイクル理論。
ギャンのサイクル理論も時間軸=タイム・サイクル理論に基づいて考え出されている。
メリマンサイクルと同様、過去のサイクルを見て、未来を予測する。
有名な話しでは、1929年から始まった「世界恐慌」を予見した人物である。
高学歴の理論派ではなく、先物相場の世界からこの理論を気づいた「実戦派」
晩年は「占星術(天体周期)」にウェイトを置いていたとされている。
弟子を持たなかったため、後生に理論を継承する人はいない。

ジョージ・ソロス、ジム・ロジャーズ等も、自書の中から占星術やタイム・サイクルに関する記述は多い。
ジョージ・ソロス氏の再帰性理論も、近い考え方ではないだろうか。
市場がいつも正しければ、相場には波がない。
振り子時計の「振り子」の様に「行きすぎ」が「歪み」を生んでいる。

一目均衡表の考案者「一目山人」も時代背景的に「ギャン理論」の影響を受けた可能性もあるという。
レイモンド・メリマン氏のメリマンサイクルも、恐らく影響を受けたのでは・・・

興味のある方は、一度読まれては如何だろうか?
サイクル理論は、奥が深い



PC終了?








今日も、ドル円94円台を付けた。

色々想定を考えている。メリマンサイクルの教科書に習って
・PCの最後のMCは歪むことが多い(短縮される)
・RSIが高い位置でキープしている。

高値31日にサイクルが、歪んでいる。
・PCの終了に合わせ、26日に短縮された。
昨日の安値は、前回高値(6/5)PCスタート後直近最安値3/17
フィボナッチでリトレースした場合
88.6%戻し=94.68:7/6 94.66

と言うようなことを計算していた。
想定は2つ
1.7/6でPCボトムで、新PCに入った。
2.昨年12/17をスタートとした現PCが7/17(212日目)または7/23(31週)にボトムを付ける。

どちらかのケースが考えられる。

今週一杯重要変化日・・・まだ終わっていないので、現状ではまだ仮定とする。