フォーキャスト2011 レイモンド・A・メリマン氏が2011年を大予測
既に、2010年相場はほぼ終了している。 欧米勢の多くは、先週からクリスマス休暇に入っている。 来週まだ市場は開いてはいるが、今週と同様大きな動きもない事だろう。 サイクルの話しをするのもいいが、2011年に想いを馳せた方がいい時期ではないだろうか。 水星の逆行は来週末に終了する。 商いも薄いので、多少は気を配る必要もあるかも知れない。 金曜日に フォーキャスト2011 が手元に届いた。 今年の表紙は鮮やかな青色の表紙だ。 やっと少し読み始めただけで、まだまだ内容にまでは到達していない。 序文に「コンドラチェフサイクル 54年長期経済サイクル」の序盤に位置している.... この様な内容文から始まっている。 この54年サイクルは好況、不況を繰り返す長期の経済サイクル。 革命的な発明が起因し、このサイクルを牽引する。 今回の革命的発明は「通信」とのこと... 現在、このブログもインターネットという通信革命がもたらしたインフラだ。 20世紀には考えられない状況にあることは間違えない。 さて2010年のメリマンサイクルはどうだったか? 個人的な感想だが、秋までは非常にうまくサイクルが機能していたのではと言う感じだ。 それ以降は少しサイクル自身が乱れてきたので、少し難しい展開ではなかっただろうか。 日経平均株価と重要変化日(2010.1~12) ○註1. メリマン氏は指定した日付および前後3営業日をあわせて「重要変化日」としています。 ○註2. チャートに記した(1)~(16)が重要変化日の前後3営業日内でトレンドが転換したと思われるポイント。 ○註3. メリマン氏は「日経平均株価の重要変化日はダウ平均の重要変化日も含む」と明言している。 ○註4. 重要変化日は2009年11月に指定されたもの。 上記はラジオNIKKEIに記載された内容。 特に後半に重要変化日が少なかったせいもあるのだろうが、少々乱れが生じた印象だ。 個人的に印象的だったのが、ユーロドルのボトムだろうか。 メリマンサイクルが正しく機能していた(大きなトレンドを正確に捉えた)瞬間だった感じだ。 その後の上昇トレンドでも天井域をほぼ正確に捉えている。 メリマンサイクルがワークし充分な利益が上げられた。 ドル円は再度ボトムを見に行くと思っている。 これは今年春のブログにも書いているが、来年の春 4月が1番危険な感じ