2008年11月22日土曜日

休むも相場


少し、私が参考にしてる最近読んだ書籍、または読み直した書籍を列挙してみた。

多分誰も経験したこと無い、恐慌的な世界に突入しつつあるような気がする。

 

FXで利益を上げるためには、カンだけでは確実に損をする。

まずは、賢人の書籍を読む、そして投資スタンスを固めながら前に進む。

これが一番の近道ではないだろうか?

金融は全てが繋がり、共鳴しながら相場を動かす。知らなければ命取りだ。

株、債券、商品、為替・・・

 

FXは、24時間投資が可能だ。恐慌相場の入り口に入った所だろう。

まだまだ、利益を上げることは可能だ。

自己防衛のために、賢者の言葉を聞いてからでも遅くはない。

 


ジョージ・ソロス (著)

言わずと知れた、世界的投資家。

高齢のため、そろそろ最後の著書になるかも分からない。

今回のサブプライムを含めた、アメリカ式金融の終わりを書いている。

少々、哲学用語が多いので前半は少し読みにくいかも知れない。

 


ジム ロジャーズ (著)

元、ソロスの相棒

長期的なスタンスで投資する彼の神髄が詰まった書

なぜ中国なのか?レビューでは色々書かれているが、共産圏なので否定的意見も多いが

私は、中国に関して肯定的意見を彼から学んだ。

 


メアリー・バフェット (著)

 

バフェット氏の長男の元妻が著者

基本的に長期投資のスタンスがバフェット流だ。

ロジャーズも同様に長期投資がメインの投資家だ。

長期投資は、ある意味スタンダードな投資手法ではないだろう

 

なぜ、アメリカ経済は崩壊に向かうのか

チャールズ R.モリス (著)

 

ソロス氏が絶賛した本として米国では有名になった書。

今のウォール街がよく見える著書。

パラダイムシフトに関してはソロス氏、ロジャーズ氏ともに同じ意見を持つ。

 



副島 隆彦(著)

 

副島氏の著書は以前から色々読んでいるが、多少偏った部分が多い。

陰謀論的なコメントが多いのが気になる。

それ以外の部分は、意外と先を見ている気がする。

オバマ勝利も予見しているが、斜めから見る節が多いが、参考になる部分も多い。

少々、浅井隆氏の本に近い

 


マッテオ モッテルリーニ (著), 泉 典子 (翻訳) 

ノーベル経済学賞を受賞したカーネマンからの推薦書

単純に言って、経済が分かりやすい。

金融も経済の中で動いている。需給のバランスが商品市場に影響が出てくる。

知っていても損はない。

 


中原 圭介 (著) 

 

株式からFXに入った方は、著者の本を読んだことがあるかも知れないが

時代の先を読んでいる。

投資手法が変わりゆくこの時代なので、一度読むことをお勧めする。

 


ジョン・K・ガルブレイス (著), 村井 章子 (翻訳) 

 

既に40年も前に書かれた書物だ。

版を重ね現在もまだ発行されている、世界恐慌の書物。

ブレトンウッズ体制以前のバブル検証本。

著者は、2年前に他界している。

 


水野 和夫 (著), 島田 裕巳 (著) 

 

少し前にも紹介したが、バブル崩壊を以前から警告されていた日本のアナリスト。

経済に関して分かりやすく解説している。

 


松田 哲 (著) 

 

はっきり言うと、FXに関するテクニック的なことは書いてありません。

逆に、メンタル的なことを書いている書物としてなら参考になります。

この本のタイトルの逆が多いのがFX投資家には多いと思われます。

こういう時期、「休むも相場」って言葉がありますが、心当たりがある人には

一度目を通してもらいたい感じです。

 


陳 満咲杜 (著) 

 

最近会社も辞められた著者

テクニカルでの投資方法の本ですが、簡単に説明しています。

特に、サイクル的な考え方は、勉強になります。

メリマンサイクルを考える上でも、参考になる書物

ファンダメンタル投資やスワップ投資をする方は、これを読んで考えた方が良いかもしれません。

すでに、スワップ投資の方はいないと思いますが?

 

 

今回の本は全て、ここにあります