2008年11月28日金曜日

1. 無題


ジョージ・ソロスの事を結構書いていたので、今回は「ジム・ロジャーズ


多分どなたでも知ってる名前だともう。


2000年からバイクで世界中を旅し、「これからは、商品(一次産品)の時代だ」と言った世界的投資家である。


彼の2005年の著書の中に、住宅バブルは間もなく崩壊すると予言している。現在まさに予言通りの状態である。


その時の著書に「フレディーマックやファニーメイの株を売りに来たやつがいたら追い返せ」と書いてある。


今回のサブプライム問題で、矢面になった金融機関である。


ジム・ロジャース・・・ただ者ではない。


 


彼は、先物取引で財を築いた投資家だ。著書の中で「相場にはサイクルがある。商品の場合約18年で一つのサイクルが構成されている」としている。


サイクル・・・メリマン氏もそうだがやはりサイクルは必ず存在している。


著書の中で、とある靴磨きの少年が、これから上がりそうな株の話をとある投資家に説いたそうだ。


その投資家は、これはおかしいと思い、全ての株式を売却・・・その後暴落した。日本でもバブル期に「OL投資家」なるものがTVでもてはやされた時期がある。その後バブル崩壊・・・・。


ジム・ロジャース氏はその時の状況と、一般的にみて「変だ!」と感じるときが一番危ない!と語っている。


ウォールストリートジャーナル紙が「株は死んだ」と書いてから、その後10年以上上げ相場に入った・・など、過去のの例を取り上げながら、説明している。


 


私は、現在そう悲観になっている時期。まだしばらく続くだろうが、以外と今は非常に良い時期ではないかと?


そう思っている・・・・。


 


ウォール街の格言


強気相場は


「悲観の中で生まれ」


「懐疑の中で育ち」


「楽観の中で成熟し」


「幸福感の中で消えていく」