2009年4月9日木曜日

今週のに関して

少し、ブログ更新に時間が空いてしまった。
毎週お届けしていた「メリマンサイクル」はレイモンド・メリマン氏のMMAから引用していた。

日本語版は「株式会社 投資日報社」から発刊。

先日、日本語版発刊の投資日報社の皆川先生から「MMAカレンシーレポートを有料でお取いただいているお客様に対して、面目が立ちません。」
とのメールを頂いた。

私個人は、メリマンサイクルは有効な投資判断が出来るツールと思っている。
特に、現在のような激動期、判断を迷ってしまうことが多々ある。
ブログを始めた半年前、有益なメリマンサイクルに関しての情報は、残念ながらネット検索しても余り出てこなかった・・・
そう思い書き始めたのが、このブログだ。

今回、数度やり取りをし、MMAサイクルリポートの詳細に関して、ブログ掲載を止めることになった。
メリマンサイクルに関して、理解をするには時間が掛かる。
私自身も数年間、MMAの文章を読みながら、メリマン氏の本音の部分を読み解こうとしてきた。
恐らく、最初この文章に振れたら、意味がイマイチ理解できないのではないかと思う。

かなり有効な判断ツールのメリマンサイクルも、残念ながら万能というわけではない。
メリマンサイクルの特徴は
・ボトムとボトムのサイクルを求める理論
・占星術を軸に、相場を見ている
・テクニカルなエッセンスも取り入れている。

マイナスな部分は
・天井の時期が予見できない
・サイクルの幅が大きい

要約すると、中長期の視点では、相場がどちらに動こうとしているか?
方向感を見るには最適な理論だと思われるが、短期的なリバウンドに関しては
方向感が見えないことが多い。

最近で言えば、ドル円
大きなトレンドはベア相場だが、リバウンドに関しては読めない。
確かにフィボナッチを使った、テクニカルな部分は非常に参考になるんだが・・・
読み誤ると、逆に相場に見放されることになる。
ある意味、諸刃の剣だ。
ユーロドルやポンドドルなどの方が、分かりやすい・・・

メリマン氏のコメントにもよく現れているのが、上下両方解釈が出来る文章だ。
そんなこともあり、このブログではかなり削ぎ取り、ある程度の方向感を書いていたつもりだ。

ある意味、いい機会を与えてもらったと、ポジティブに考えている。
個人的にはまだまだ勉強中だが、違うエッセンスを入れようと考えていたところだ。
サイクルに関する考え方も、色々あり・・・
テクニカルに関しても多様だ。

本来Macユーザーだが、Windowsも購入し徐々に準備が整いつつある。
Macでは、取引できない会社、ソフトがまだまだある。
現在3枚のディスプレーで。机の上はいっぱいだ。

ブログに関しては、まだまだこれからも書き続けていきます。

shinichiro beck