2009年4月1日水曜日

厳しいリバウンド

今日のリバウンドは、はっきり言って少々ビックリした。
下げがきつかったので、リバウンドはあるとは思いつつ、ドル円で99円台・・
メリマン氏はダブルトップと言っていたが、トリプルトップのの様相だ。
1時台に入り、少し頭の重い感じがする。
現時点では週間上値抵抗線99.32~99.57の手前で押さえられた状態だ。
金星逆行中は、急な反動はしばしば有るとされている。

しかし、今週は山のような指標発表に加えG20。
今週は、いずれにしても注目が集まる。

冷静に考えて見ても、現在の世界情勢は、病気で言うなら末期ガン。
一応、抗ガン剤(利下げ、財政出動)で、ガンは少し収まったかのように見えている。

本来は、外科手術で病巣の摘出と言うことになるのだが・・・
本来の病巣以外に、治療が必要な部分(GM等ビッグ3)が見つかっている。
本来は、GM危機ではなく「サブプライム」から端を発した「金融危機」だ。
私は「浅井隆」氏の様な強硬論者ではないが、過度な悲観論から少し明るい感じがするだけの現在。

「木を見て森を見ず」ではないが、目先の動きに注視しすぎると、本来の動きが見えなくなる。
サイクル的には、4月中旬以降が、ドルの分かれ道が来ると思われる。
今は冷静な判断をするときではないか・・・