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2015年11月23日月曜日

メリマンサイクル 重要変化日の検証 2015年 第47週

ドル円

8月24日の安値から起算した第1MCの12週目

ユーロドル
プライマリーサイクル(PC)35週目 第3MCの17週目


内閣府が16日発表した7~9月期の国内総生産(GDP)は2期連続マイナス成長になり、世界的な常識で言えば「リセッション」ということになる。言い換えれば「景気後退局面に入った」ということになる。
アベノミクスで上がったのは株価だけで、景気は好転しなかったということになる。
メディアは「リセッション 」という言葉をあえて避けている感じがするが...

ドル円はプライマリーサイクル(PC)の初期段階。
プライマリーサイクル(PC)12週目を終了し、今週「重要変化日」が重複して存在する。
為替、NYダウ、穀物、米国債、金・銀...
今週から来週にかけて、第1メジャーサイクル(MC)のボトムを付けるのが理想的だ。

ユーロドルも同様に、今週から来週にかけてボトムを付けることが理想的になる。
現在35週目を過ぎ、 日柄的にはボトムを形成していると考えられ、1.0700±0.0094のエリアに入り始めている。

話は変わるがメリマンサイクルと同じ様に、日柄やサイクル理論を唱える「若林栄四」氏はご存じだろうか?
前作の著書異次元経済金利0の世界 」はレイモンド・メリマン氏のフォーキャストに相通じるものがありなかなか読むには面白い。
若林栄四は黄金分割(フィボナッチがベースにある理論)日柄(サイクル)でトップ、ボトムを予想している。
新刊書「世界経済の破断界 世界に吹き荒れる後退とデフレの真実」もなかなか面白い。独特な切り口で、かなりの辛口コメントが特長だが、過去の著書も鋭い指摘と予想が人気を博している。

米国の利上げが近いとされるが、メリマン氏も2020年以前には世界経済は浮揚しないとしているが、若林栄四氏も同様の理論を唱えている。

 

2015年7月5日日曜日

メリマンサイクル 重要変化日の検証 2015年 第27週

ドル円
10月15日の安値から起算したプライマリーサイクルの37週目
1月16日の安値から起算した第3MCの14週目


ユーロドル
新プライマリーサイクル(PC)14週目 第2MCの5週目

ギリシャの国民投票が始まった。
ギリシャ経済の歴史は紀元前377年に世界初のデフォルトに陥り、以来2388年間、デフォルトの繰り返しだ。
カーメン・ラインハート、ケネス・ロゴフ著「『国家は破綻する』日経BP社」によれば、1800年以降の200年余の歴史の中で、ギリシャの債務不 履行と債務条件変更の年数は50%を超える。いうなれば、2年に1度は破綻している国なのである。 
EUがデフォルト常習国だと知りながらEU加盟国に...
明日朝には分かるだろう。

ドル円は前のダブルトップが抵抗線として機能していて、なかなか割らせてくれない。


日足で見ると少し様子が違って見える。
 週足だとまだ強い印象を受けるのだが、日足に変えてみるとGMMAの長期線の中に実態がいる。抵抗線を抜けると長期と短期のGMMAが反転することになる。



ユーロドルの日足だがこちら見え方が少し違う。
GMMAは長期・短期線がネジレが始まり、絡み合った状態だ。
まだメジャーサイクル(MC)5週目なので、この2週ほどは下げがありそうだ。

今週から重要変化日が複数重なり合う重要な時期の始まる。
10日から為替とTノート、7月14日から日経平均と穀物。
ギリシャの国民投票があるのが事前に分かっていたかのような「重要変化日」の存在とサイクルの正確さだろう。

明朝は女子サッカーワールドカップ決勝戦「日本 vs. 米国」だが、その裏で経済は大荒れってことはないだろうか?
少々心配な夜だ....

2015年5月10日日曜日

メリマンサイクル 重要変化日の検証 2015年 第19週


ドル円
10月15日の安値から起算したプライマリーサイクルの29週目
1月16日の安値から起算した第3MCの6週目


ユーロドル
新プライマリーサイクル(PC)7週目

 ドル円は先週高値を上回ったが、ほぼレンジ内での動きで終了し、ユーロドルはプライマリーサイクル(PC)序盤の強い動きが一服した感じだ。
 ユーロドルは十時足となり。メジャーサイクル(MC)の天井のように見える。
特にユーロドルは一旦押し戻されそうな感じだが、その後の動きが注目されそうだ。



ドル円の日足チャートと84日移動平均線だが、移動平均線もGMMAもほぼ横ばい。
ジワジワと上値が下げているのが印象的だ。日経平均もジワジワ下げ、上値が重い展開が続いている。
ドル円に引っぱられる感じで日経平均も上げてきたが、サイクルの高値付近まで上げているので、天井を付けた可能性が高い。
22ヶ月サイクルのボトムを向かえる時間帯に入ったドル円。
16.5年サイクルの序盤ではあるが、序盤戦のボトムを夏までには付けそうだ。
想定的には来月下旬ではないだろうか?

ただ、ドル円も日経平均も超長期サイクルの序盤。ゴリゴリの強気の状態は当面変化はない。戦略的には「落ちてきたナイフは拾わない」という感じだ。
しっかりボトムを見極めながらのトレードだ。

 
ユーロドル日足のチャートでは、一目均衡表の雲を抜け出し、GMMAの短期線組が一目均衡表の雲を抜けていくことが確認できる。
2014年5月以来GMMA長期組と一目均衡表の雲から抜け出せなかったが、実態のプライスがやっと抜け出した感じだ。
長期の下げトレンドがボトムを付けた可能性が高いが、第1メジャーサイクル(MC)のボトムを付ける時間帯に入ったことを考えると、第2メジャーサイクル(MC)で上昇トレンドを維持できるかにかかってきている。

恐らく、ドル売りにトレンドが一旦変化すれば、ユーロドル、ドル円とも確実に強いチャートが出現するとみている。
ドル売りが思っているより浅ければ、ドル円の下げもユーロドルの上げも一時的なモノで終わり、再度、ユーロ安、円安の方向に向かう可能性もある。

少々悩ましい時期が続きそうだ。