2015年7月5日日曜日

メリマンサイクル 重要変化日の検証 2015年 第27週

ドル円
10月15日の安値から起算したプライマリーサイクルの37週目
1月16日の安値から起算した第3MCの14週目


ユーロドル
新プライマリーサイクル(PC)14週目 第2MCの5週目

ギリシャの国民投票が始まった。
ギリシャ経済の歴史は紀元前377年に世界初のデフォルトに陥り、以来2388年間、デフォルトの繰り返しだ。
カーメン・ラインハート、ケネス・ロゴフ著「『国家は破綻する』日経BP社」によれば、1800年以降の200年余の歴史の中で、ギリシャの債務不 履行と債務条件変更の年数は50%を超える。いうなれば、2年に1度は破綻している国なのである。 
EUがデフォルト常習国だと知りながらEU加盟国に...
明日朝には分かるだろう。

ドル円は前のダブルトップが抵抗線として機能していて、なかなか割らせてくれない。


日足で見ると少し様子が違って見える。
 週足だとまだ強い印象を受けるのだが、日足に変えてみるとGMMAの長期線の中に実態がいる。抵抗線を抜けると長期と短期のGMMAが反転することになる。



ユーロドルの日足だがこちら見え方が少し違う。
GMMAは長期・短期線がネジレが始まり、絡み合った状態だ。
まだメジャーサイクル(MC)5週目なので、この2週ほどは下げがありそうだ。

今週から重要変化日が複数重なり合う重要な時期の始まる。
10日から為替とTノート、7月14日から日経平均と穀物。
ギリシャの国民投票があるのが事前に分かっていたかのような「重要変化日」の存在とサイクルの正確さだろう。

明朝は女子サッカーワールドカップ決勝戦「日本 vs. 米国」だが、その裏で経済は大荒れってことはないだろうか?
少々心配な夜だ....