2015年5月10日日曜日

メリマンサイクル 重要変化日の検証 2015年 第19週


ドル円
10月15日の安値から起算したプライマリーサイクルの29週目
1月16日の安値から起算した第3MCの6週目


ユーロドル
新プライマリーサイクル(PC)7週目

 ドル円は先週高値を上回ったが、ほぼレンジ内での動きで終了し、ユーロドルはプライマリーサイクル(PC)序盤の強い動きが一服した感じだ。
 ユーロドルは十時足となり。メジャーサイクル(MC)の天井のように見える。
特にユーロドルは一旦押し戻されそうな感じだが、その後の動きが注目されそうだ。



ドル円の日足チャートと84日移動平均線だが、移動平均線もGMMAもほぼ横ばい。
ジワジワと上値が下げているのが印象的だ。日経平均もジワジワ下げ、上値が重い展開が続いている。
ドル円に引っぱられる感じで日経平均も上げてきたが、サイクルの高値付近まで上げているので、天井を付けた可能性が高い。
22ヶ月サイクルのボトムを向かえる時間帯に入ったドル円。
16.5年サイクルの序盤ではあるが、序盤戦のボトムを夏までには付けそうだ。
想定的には来月下旬ではないだろうか?

ただ、ドル円も日経平均も超長期サイクルの序盤。ゴリゴリの強気の状態は当面変化はない。戦略的には「落ちてきたナイフは拾わない」という感じだ。
しっかりボトムを見極めながらのトレードだ。

 
ユーロドル日足のチャートでは、一目均衡表の雲を抜け出し、GMMAの短期線組が一目均衡表の雲を抜けていくことが確認できる。
2014年5月以来GMMA長期組と一目均衡表の雲から抜け出せなかったが、実態のプライスがやっと抜け出した感じだ。
長期の下げトレンドがボトムを付けた可能性が高いが、第1メジャーサイクル(MC)のボトムを付ける時間帯に入ったことを考えると、第2メジャーサイクル(MC)で上昇トレンドを維持できるかにかかってきている。

恐らく、ドル売りにトレンドが一旦変化すれば、ユーロドル、ドル円とも確実に強いチャートが出現するとみている。
ドル売りが思っているより浅ければ、ドル円の下げもユーロドルの上げも一時的なモノで終わり、再度、ユーロ安、円安の方向に向かう可能性もある。

少々悩ましい時期が続きそうだ。