今年も残りわずかになってきた。
今週で欧米はクリスマス休暇に入る。
来週からは市場も閑散として、変な値動きには気をつけたい。
まあ、それ以前に忘年会シーズン。
酔っぱらった勢いで売買・・・と言うのは避けたい物だ。
さてドル円は90円手前まで上昇。
メリマン氏のコメントも前回高値90.78を越える前に、前回安値を下回れば
旧PCの延長とコメントしている。
個人的には、前回安値で旧PCは終了し、新PCと考えている。
25日移動平均線を一旦上抜いたこと。
ユーロドルがどうやらPCボトムに向かう兆候が鮮明になったこと。
要は、ドル買い圧力が強まっている。
暫くはこの動きではないだろうか?
前々回のブログで矢口新氏の事を少し書いた。
聞かれた方はいるだろうか?
ユーロドルに関する見方は、私も同感だ。
金融と財政がバラバラでは上手く行きようがないと私も以前から思っている。
今回のギリシャの例が一番しっくりいく。
ソブリン債格下げか?という発表だけで、ギリシャはから飛び火したユーロは急降下。
ユーロが本当に統一すれば話は別だが、通貨統合だけでは余り意味がない。
例えばアジアが同じ状況になっても、日本と中国では状況が異なる、
通貨当局の主権が中国にあった場合、日本は金利が上がることになる。
上がればデフレ下の日本では、企業は総倒れ・・・
国も国民も借金を多く背負うことになる。
理想は理想だが、理想にはほど遠い感じがする・・・
ユーロにはスペインを始め、予備軍がまだまだいる状況だ。
スペインには知人がいるので、年末に状況を聞くと、かなりひどい状況の様だ。
ただラテン系のスペイン人、非常に楽観的な感じだそうだ。
ユーロドルもサイクルが歪んで、時間軸が見えにくい。
米ドルの利上げは来年秋まではなさそうだ?
また年明けからドル売りがが始まり、恐らく、次のPCが最後の上げになるのでは?
そう現状を見ている。