2009年5月29日金曜日

ドル円上昇

今日、ドル円は大きく上げてきた。
メリマンサイクルの週間上値抵抗線96.20~96.36を越えてきた。

個人的にはこれ越えないだろうと思っていたが、あっさり破られた。
現在、弱気クロスオーバーラインで上値を抑えられた感じだ。
明日の終値がどうなるかがポイントとなる。
96.36を越えたところで、終わるとトレンドは下落からニュートラルになると見られる。
RSI 日足で見る限り、ラインの山は3/5から徐々に下がった山を形成している。

個人的には、この上昇は短期で終わると思っている。
最近のパターンとして3日程度の急上昇から下落という形が多い。
明日までは、この上昇は続く可能性が大きい。

ユーロドルは急落後、1.4を目指すが途中で押し返されている。
少々足踏み状態だ。
週の引きけが、1.359を割り込めば弱気になるが、割り込むよう数はない。
ポンドドルも同じような形で、1.6手前でのもみ合いが続いている。
クロス円は総じて上昇だ。特にユーロ円は強かった。

今日も国債の話がニュース等でも取り上げられていた。
特に米国債だが、3%を過ぎた当たりでもみ合いから一気に上昇した。
昨日は3.74%・・
短期金利は下げているが、長期金利は上昇している。
余り良い傾向ではない。
米国債暴落の懸念は根強い。
財政出動を嫌気しての動きだろうが、この金額が半端ではない。
株価が底入れとの話は多いが、大きく上昇できないで止まっている。
株価は先行指標とも言われているが、全てが疑心暗鬼の状態だ。

メリマン氏もフォーキャストの中で一時的な上昇はあるが・・・
その後、下落トレンドに向かうとしている。

この6月は、今年のターニングポイントになりそうな予感だ。