2011/02/28/-3/4
先週は重要指標も多く、中東情勢が不安定な中ユーロドルが上に跳ねた。
まず、先週のメリマンサイクルを見よう
ドル円
今週は昨年11月1日につけた15年振りの安値80.22を起点としたPC(26~40週)の17週目、第2MC(9~14週)の4週目
週間下値支持線 80.72~81.02
週間上値抵抗線 82.62~82.92
Open 81.69
High 83.00
Low 81.57
Close 82.22
ユーロドル
1月10日の安値1.2871を起点にしたPC(21~34週)の5週目
週間下値支持線 1.3571~1.3593
週間上値抵抗線 1.3884~1.3904
Open 1.3755
High 1.4005
Low 1.3711
Close 1.3982
メリマン氏も少々弱気な発言が目立つ先週のレポート。
メリマン氏は“コンビネーションパターン”ではないかという物だ。
ユーロドルではリーマンショック後にこのパターンが現れたが、非常にサイクルが読みにくい。
上昇も短期で終わり、いきなり下落、また上昇と複雑なサイクルパターンを描く。
3つの9~14週MCと2つの13~20週ハーフPCが入り混じって構成になり、トレンドフォロー型で投資をする人には非常にやりにくいパターン。
先週は下落方向と見えたドル円が急反転したりする。
ただ、先週も終値も上値抵抗線を抜けないまま週末を迎えている。
レンジ相場と言えばレンジ相場だが、個人的には一旦上に抜けると見ている、そのスタンスはまだ保持している。
ユーロドルも第2MCであれば、一旦上値をつけた後に下落方向と呼んでいる。
アノマリー的に見ても、この5年3月上旬でドル安からドル高に移行していることが多い。
サイクル的に見ても、アノマリー的に見てもそろそろドル買いに動く可能性が高いと読んでいる。
ユーロの利上げ想定のユーロ買いに動いた先週の動きだが、なかなか一方向では行かないのではないだろうか...