まず、先週のメリマンサイクルを見よう
ドル円
昨年 11 月1日につけた 15 年振りの安値 80.22 を起点とした19週目,また第2MC(9~14 週)の6週目
週間下値支持線 81.06~81.25
週間上値抵抗線 82.71~82.90
Open 81.74
High 82.44
Low 76.44
Close 80.69
ユーロドル
1月 10 日の安値 1.2871 を起点にしたPC(21~34 週)の9週目
週間下値支持線 1.3759~1.3763
週間上値抵抗線 1.4046~1.4051
Open 1.3972
High 1.4183
Low 1.3854
Close 1.4180
先週はニューヨーク時間終盤、一気に戦後最高値を3円以上円高に進んだ。
ユーロドルも終値は一気に吹き上げた感じの終わり方だ。
さて、このドル円の最高値をどう見るかだが、サイクルの途中と言うことが非常に重要なポイントになりそうだ。
前回安値が11月1日、このとき既に48週目に入っている。
現在19週と言うことで、先週までが1つのプライマリーサイクルと考えたら70週弱になり
サイクル的には非常に長くなり、これは余り考えられない状況だ。
19週目でPC(プライマリーサイクル)が終了したとするにはかなり短い。
通常26週~40週になるので、まだPC途中という考え方に至る。
筆者は以前から11月1日の安値はまだ底ではないと言い続けてきた。
メリマン氏の予想では、究極のPCボトム目標値は75.39±2.31
既にこの域には達しているが、PC中盤と考えれば、76.44を下回ることが想定される。
協調介入もあり、下には行きにくい状況が暫く続くが、もう一度来月半ば以降に下に
ゴールデンウイーク前後に再度底をチャレンジすると言うことを想定している。
サテこの予想がどうなるか?
メリマン氏の想定はどうか?
少し楽しみである。

