2009年10月3日土曜日

今週のおさらい

昨晩の雇用統計では、上下に揺さぶられた。ドル円は昨日の初値から少し上、ユーロは少し下で終えている。
まずは、メリマンサイクルのおさらいから。

ドル円
PC(26~40週)の35週目 第3MC(9~14週)10週目
週間下値支持線 90.33~90.44
週間上値抵抗線 91.86~91.96
Open 89.38
High 90.39
Low 88.22
Close 89.78

ユーロドル
PC(21~34週)の29週目 第4MC(7~11週)5週目
週間下値支持線 1.4558~1.4581
週間上値抵抗線 1.4810~1.4833
Open 1.4701
High 1.4719
Low 1.4479
Close 1.4577

ドル円は上下抵抗線の中で終了。
ユーロドルは週間下値支持線の所で止まった形だ。
ドル円は88円台まで突入いたが、前回安値を割らずに終了した。
恐らく、ボトムを付けたと想定したのでは?と言う感じがしている。
ユーロドルは以前から書いている通り、トップアウトしていると思われる。
大きな流れは、ドル円、ユーロドル共に下落方向。
ドル円は一旦下を見た感じがする。

自分自身のポジションも、ドル円は若干のショートを残し他はは手仕舞、昨夜ロングに切り替えている。
ユーロドルも一旦ショートを手仕舞、一旦ノーポジション。
豪ドル、ポンドも全て手仕舞いしポジション整理。

最近、メリマンサイクルの評価を耳にした。
昨年は見事に当たったが、今年の重要変化日は当たらない!との内容。
個人的にも否定はしない。

以前から書いているとおり、メリマンサイクルは長期的な方向感には優れているが
短期的な動きには向いていない。
重要変化日も、昨年も確実に当たっていたわけでもなく、1週間程度はズレが生じることもあった。
メリマンサイクルの想定目標値は、フィボナッチを用いていると思われるが、±の誤差幅が大きい。
サイクルのトップ・ボトムが正確に予測できない・・・等など・・・色々ある。

個人的な考えだが、ジョージ・ソロスやジム・ロジャーズ等の大投資家は
大きなサイクルを掴み、誤差を修正しながら莫大な財をなしたという点だ。
二人とも、サイクル理論的な話しを自書の中で語っている点だ。
ジョージ・ソロスの再帰性理論もその一つと思っている。
それに近づくためにメリマンサイクルを見ながら、ギャン理論、フィボナッチ等を重ね合わせて
メリマンサイクルの誤差を埋めるように考えている。
テクニカルも同様に、色々試行錯誤しながらだ。

これだけは言えるのは、メリマンサイクルだけで投資をしていないと言うことだ。
投資は自己判断で自己責任・・・
そう言われているが、意外と人の話に流されながら投資をする人が多い。

相場展望塔を有名アナリストなどが言うと、外れた場合文句を言う人が多いそうだ。
投資は、他力本願は良くない。
人に責任を押しつけながら、楽をして儲かることなど有りえないからだ。
本も読み、テクニカルを勉強し、歴史を知り、大投資家に耳を傾ける。

「自分スタイルを見つけること」意外とそれが成功の近道かも知れない。