2009年7月8日水曜日

ギャン理論



ドル円が下抜けした。
昨日書くのを忘れたのが、本来の高値 101.43 安値93.54
このフィボナッチが 94.44
ギャン7/8(1/8)で94.52
このラインを抜けた場合は、想定を再構築する必要がある・・・・

現在は、94円台前半・・・
昨夜の、7/6PCボトムはこれで消えたことになる。
暫くもみ合いから、今月ある次の重要変化日に向けて下落・・・
または、一時戻した後、再下落・・・
少し読みにくいと言うのが、現在の状況だ。

話は変わるか、最近ギャン理論を読み始めた。
ギャン理論は、サイクル理論の元祖とも言えるものだ。
以前から、読みたいと思っていた。
ふらっと本屋に立ち寄ったら、ギャン理論が何冊か並んでいた。

早速購入し、読み始めている。
ギャン理論は、「ウィリアム・デルバート・ギャン」( 1878年6月6日- 1955年6月14日) が編み出したサイクル理論。
ギャンのサイクル理論も時間軸=タイム・サイクル理論に基づいて考え出されている。
メリマンサイクルと同様、過去のサイクルを見て、未来を予測する。
有名な話しでは、1929年から始まった「世界恐慌」を予見した人物である。
高学歴の理論派ではなく、先物相場の世界からこの理論を気づいた「実戦派」
晩年は「占星術(天体周期)」にウェイトを置いていたとされている。
弟子を持たなかったため、後生に理論を継承する人はいない。

ジョージ・ソロス、ジム・ロジャーズ等も、自書の中から占星術やタイム・サイクルに関する記述は多い。
ジョージ・ソロス氏の再帰性理論も、近い考え方ではないだろうか。
市場がいつも正しければ、相場には波がない。
振り子時計の「振り子」の様に「行きすぎ」が「歪み」を生んでいる。

一目均衡表の考案者「一目山人」も時代背景的に「ギャン理論」の影響を受けた可能性もあるという。
レイモンド・メリマン氏のメリマンサイクルも、恐らく影響を受けたのでは・・・

興味のある方は、一度読まれては如何だろうか?
サイクル理論は、奥が深い