ビッグ3が3ヶ月延命された。
ブッシュ大統領は、流石に汚名をこれ以上残さないようにした措置だろう。
リーマンに続き、ビック3破綻などとなれば、自分の名前に傷が付く。
3ヶ月という執行猶予で、オバマ政権に渡したと言うことになる。
未だ世論の半数以上が、公的資金注入に反対している。
ビック3の一角「クライスラー」だが、戦車などの軍需製品を製造するメーカー。
流石の米国でも他国の傘下に入れることは望んでいない。
ソフトランディングにするかどうか?オバマ政権の手腕が問われそうだ。
ユーロが少し急落気味だ。年末需要に向け実需のドルが買われている感じもする。
まあ、延命で大きな変化が無いので、ドルの買い戻しもありそうだ。
買われたユーロ・・・
しかし、欧州及び英国の不良債権問題が収束したわけではない。
GDPの比率で言えば、米国に続き欧州は不良債権が山積みされているとも言われている。
実際、円建ての住宅ローンも多く販売されており、来年政策金利は1%を切ってくると
予想されている。
金利差が縮まる中、為替はどう動くのだろう?
来年は金利以外の動きが強まる事も想定される。
ヘッジファンドの動きも、投げ売りから一服・・・・
想定ではオバマ政権発足で、期待感から一時ドル及び株式が上がることが期待されている。
上がったタイミングで、売り払うのでは?という憶測も飛び交っている。
来週には、欧米は実質的に休暇に入る。
今年の様に、年明け早々荒い動きがありそうだ。
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