BIG3延命処置
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ビッグ3が3ヶ月延命された。
ブッシュ大統領は、流石に汚名をこれ以上残さないようにした措置だろう。
リーマンに続き、ビック3破綻などとなれば、自分の名前に傷が付く。
3ヶ月という執行猶予で、オバマ政権に渡したと言うことになる。
未だ世論の半数以上が、公的資金注入に反対している。
ビック3の一角「クライスラー」だが、戦車などの軍需製品を製造するメーカー。
流石の米国でも他国の傘下に入れることは望んでいない。
ソフトランディングにするかどうか?オバマ政権の手腕が問われそうだ。
2008年12月21日の日経一面に、米国の公的資金注入額に関する記事が・・・
クレディースイスの調査で、11月時点での米国の不良債権額が広報された。
損失額は81兆円を越え、現状の70兆円枠では足らないとのこと。
金額の算出は、金融機関のみの算出で、GMなどその他業種は入っていない。
ユーロが少し急落気味だ。年末需要に向け実需のドルが買われている感じもする。
まあ、延命で大きな変化が無いので、ドルの買い戻しもありそうだ。
ヘッジファンドの動きも、投げ売りから少し落ち着いた感じだ。
全体の1/3程度は処理された模様。
私の知人から聞いた話だが、知人が実家のあるハワイに先週行ったときの話だ。
ショッピングセンターで有名な「Ala Moana」
この時期、ローカルの人達がクリスマス用品を購入するため「Ala Moana」に集中する。
当然だが、車での移動・・・
今年は、様相が激変している。
通常であれば、駐車場を探し回らないと駐車できないが、あっさり駐車できたと言う。
センター内も閑散とし、観光客しか買い物に出ていない。
知人は、米国大手金融会社だが、肩たたき等リストラの嵐だという。
知人の弟は、米本土で大手弁護士事務所に勤務しているが、同様に社内はリストラの嵐らしい。
現状では、見えている部分以上に悪化している。
金融・自動車以外に波及しているようだ。
米国内では、安定的収入を得ている人達ですら、住宅ローンとレイオフの不安に毎日晒されている用だ。
引越ししたくても、安くなりすぎ売るに売れない現状がどの地域でも有るとの話。
思った以上に悪化しているようだ。
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