メリマンサイクル MMA 週刊コラム 2024年8月24日

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レビュー ジェローム・パウエルFRB議長は、金曜日、今後の利下げに向けた地盤を固めたが、時期や規模については具体的な言及を避けた。FRB議長は、「政策調整の時が来た」と述べた。 —ジェフ・コックス、「FRB議長、今後の利下げを示唆」、2024年8月23日、www.cnbc.com。 世界の株式市場は、水星逆行中のラリーを続け、先週の8月16日から19日までの3つ星地政学的重要な転換日(CRD)に突入し、いくつかの市場は週後半に回復の最高値を更新した。今週発表された3つの特別な株式市場アップデートレポートで報告されているように、水星逆行が始まった8月5日の安値からの2週間の力強いラリーは、非常に珍しいだけでなく、8月5日が主要サイクルの安値であったことを裏付けている。また、これほどの大幅な上昇は、より長期のサイクルが始まった後にのみ発生する傾向があるため、より大きな50週間サイクルの底も迎えているように見える。したがって、今後数週間の新たな見通しとともに、特別なアップデートと、以前の取引戦略の見直しが必要となる。 アジア太平洋地域では、株式市場は興味深い乖離を示した。オーストラリアのASX、日本の日経平均株価、インドのNIFTY指数は、いずれも先週後半にかけて力強い上昇を見せた。NIFTYとASXは、最近の史上最高値(ATH)を試した。香港のハンセン指数も上昇したが、前述の指数に比べてはるかに弱かった。また、中国の上海総合指数(SSE)は、実際にはダブルボトムを形成し、過去6カ月で最低の水準にまで下落した。中国は、世界の主要株式市場の中で最も弱い動きを見せており、すべてが順調というわけではない。中国の状況が改善しなければ、間もなく世界経済の足を引っ張ることになるかもしれない。 欧州の株価指数はすべて、先週、まともな上昇を見せた。最も顕著だったのは、ドイツとスイスの指数で、年間最高値に対してダブルトップとトリプルトップを形成している。オランダのAEXの回復は、今のところ調整的なものに過ぎない。ロンドンのFTSEは平均を上回る上昇を見せたが、ドイツとスイスの方が盛り上がりは大きかった。 南北アメリカ大陸では、ブラジルのボベスパ指数が8月21日に史上最高値を更新した。米国市場も堅調だったが、まだ史上最高値を更新していない。しかし、天王星が逆行に転じようとしており、天王星は史

先週の振り返り




先週のおさらいをしよう。

全体的にボックス相場と言った感じだった。
ドル円、ユーロドル、ポンドドル、クロス円含め、大きく上下はしていない。
現在、メリマンサイクルの重要変化日の中にある。
7月6日が、重要変化日となりその前後3日がその範囲となる。

ドル円は、今週PC29週目になる。
結果的には、上値抵抗線のラインで終わっている。
終値が抵抗線を越えなかったことで、強気にはならなかった。
ユーロドルだが、これも同じく抵抗線の上下に挟まれた形で上下抵抗線の中央で終了している。

どちらにしても、方向感のない展開がこの2週ほど続いている。
さあどうなるかと言うところだが・・・


想定は変更はない。
7月9日(7月6日)にかけてドルが買われる展開。
月末に向けドル売り
方向感が鈍いだけに、どうなるかが気がかりだ。
先週のドル円の想定は、ほぼ想定内で推移している。7月1日だけが、10銭ほど上に出たが・・・
翌日は、上限でピタリと止まっている。
さて、目標の上限だが、前回高値 98.88を基準に考えた場合、97.35と見ている。

今週は、大きなイベントも控えているので、どうなるだろうか。
ミシガン大学消費者信頼感指数
・中国 4-6月 景況感指数 企業信頼感指数

最近、新しく口座を開いた。
M2Jダイレクト 【マネースクウェア・ジャパン】
面白いのは「トラップリピート」という特許取得の自動売買システムだ。
まだ、実際に使っていないが、少し使ってみたいと思い。口座を開いてみた。
後日、使用感など書こうと思っている。

話は変わるが、先週の米国失業者数が気になっている。
全体的に悪い数字で、オバマ大統領も「景気後退は減速」としているが・・・
建設業の雇用が前期比より更に悪化傾向だ。
これは、財政出動による景気刺激策が、思うように効果が出ていないことを示している。

また失業率は、9.5%と速度を上げているように見える。
前回の世界恐慌時は、23%まで失業率が上昇している。
余り好きではない「マット今井」氏は、前回の恐慌に比べると、失業率もたいしたことはない・・・
などと言っているようだが・・・
少々、いい加減な言動が多い今井氏・・・これで総選挙に出馬するとは・・・

前回の失業率と現在の失業率では、計算方法がかなり違うらしい。
恐慌時の失業率の計算を、現在の計算式に当てはめると約2倍になり
現状では、20%を切る位の数字になると言う。
かなり、深刻な状態が米国を襲っていると見るのが妥当だろうと思われる。
ソロス氏の再帰性理論を考えた場合、「市場はいつもある方向にバイアス(偏ってる)している」とするならば、
現在は、楽観論が大勢を占めている。
少々、危ない状態にきている感じが非常にする。

みなさんは、どう思われるだろうか?

レイモンド・メリマン氏は、毎週公式サイトでコメントを書いている。
少々、読みにくいかも知れないが、ご紹介する。
7月7日も満月日食に関して、気にしているようだ。
Second, there is a lunar eclipse (full moon eclipse) Tuesday, July 7






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