メリマンサイクル MMA 週刊コラム2024年10月14日週

イメージ
  2024年10月14日週開始のMMA週刊コラム 2024年10月19日 概要 国際通貨基金(IMF)のトップは木曜日、インフレ率は低下しており、世界経済はソフトランディングに向かっているものの、成長見通しは低迷しており、貿易障壁の増加が逆風となっていると述べました。 —ポール・ハノン、「IMF、世界経済のソフトランディングを予想するも、貿易障壁の増加に伴い緩やかな成長が見込まれる」ウォールストリートジャーナル、2024年10月17日。 2024会計年度の米国の歳入は4兆9190億ドルと過去最高を記録し、前年比11%増(4790億ドル増)となりました。(しかし)2024会計年度の米国の財政赤字は1兆8330億ドルに増加し、COVID-19時代を除けば最高水準となりました。 —デイビッド・ロウダー、「米国の財政赤字、2024会計年度に1.8兆ドルを上回る」ロイター、2024年10月18日。 そうです、最後の引用は正しく読まれています。米国の税収は過去最高の4兆9190億ドルに達し、前年比11%増加しました。それでも、米国の財政赤字は1兆8000億ドルもの増加となりました。米国には税の問題はありません。支出の問題があります。政府は、国の財政を管理するという受託者としての役割を賢く果たしていません。歳入が過去最高を記録し、前年比11%増加しているのに、なぜ1兆8000億ドルも多く支出できるのでしょうか?これらの数値は米国に適用されますが、2020年のCOVID-19パンデミック以来、他の政府の下でも同様の行動が見られています。 しかし、この種の疑問の残る財政(誤)管理は、制御不能な支出を背景に、世界株式市場にとって追い風となっています。先週、いくつかの世界的な株価指数が数週間、数か月、あるいは史上最高値に上昇しました。アジア太平洋地域では、オーストラリアのASX指数が新たな過去最高値を記録しました。中国では、上海総合指数が10月8日に2021年12月以来最高値を更新しました。その後10日間は大きく下落しましたが、週末までに力強く反発しました。この地域で苦戦したのはインドのニフティ指数だけで、8月中旬以来の最低値に落ち込みました。しかし、これは9月27日に過去最高値を記録した後でした。日本の日経平均株価は先週、4万線を突破し、3ヶ月ぶりの高値を付けました。 ヨーロッパでは

ドル円上昇

今日、ドル円は大きく上げてきた。
メリマンサイクルの週間上値抵抗線96.20~96.36を越えてきた。

個人的にはこれ越えないだろうと思っていたが、あっさり破られた。
現在、弱気クロスオーバーラインで上値を抑えられた感じだ。
明日の終値がどうなるかがポイントとなる。
96.36を越えたところで、終わるとトレンドは下落からニュートラルになると見られる。
RSI 日足で見る限り、ラインの山は3/5から徐々に下がった山を形成している。

個人的には、この上昇は短期で終わると思っている。
最近のパターンとして3日程度の急上昇から下落という形が多い。
明日までは、この上昇は続く可能性が大きい。

ユーロドルは急落後、1.4を目指すが途中で押し返されている。
少々足踏み状態だ。
週の引きけが、1.359を割り込めば弱気になるが、割り込むよう数はない。
ポンドドルも同じような形で、1.6手前でのもみ合いが続いている。
クロス円は総じて上昇だ。特にユーロ円は強かった。

今日も国債の話がニュース等でも取り上げられていた。
特に米国債だが、3%を過ぎた当たりでもみ合いから一気に上昇した。
昨日は3.74%・・
短期金利は下げているが、長期金利は上昇している。
余り良い傾向ではない。
米国債暴落の懸念は根強い。
財政出動を嫌気しての動きだろうが、この金額が半端ではない。
株価が底入れとの話は多いが、大きく上昇できないで止まっている。
株価は先行指標とも言われているが、全てが疑心暗鬼の状態だ。

メリマン氏もフォーキャストの中で一時的な上昇はあるが・・・
その後、下落トレンドに向かうとしている。

この6月は、今年のターニングポイントになりそうな予感だ。

このブログの人気の投稿

メリマンサイクル先週のまとめ 2012年 第4週

メリマンサイクル MMA 週刊コラム2024年9月9日週

メリマンサイクル 重要変化日の検証 2016年 第48週