2015年10月18日日曜日

メリマンサイクル 重要変化日の検証 2015年 第42週

ドル円
7月8日の安値から起算したプライマリーサイクルの14週目または
8月24日の安値から起算した第1MCの14週目


ユーロドル
新プライマリーサイクル(PC)30週目 第3MCの12週目


なかなかレンジから抜け出せない感じだ。
ドル円は週間下値支持線 119.70~119.77を下抜けて終えているので、弱気に戻されている。
現状では2つのプライマリーサイクル(PC)のパターンがあると思われる。
  • 7月8日の安値から起算したPC(26~40週で構成)の14週目
  • 8月24日の安値から起算したPCの7週目
 8月24日の安値を起点とした新プライマリーサイクル(PC)の場合、延長プライマリーサイクル(PC)45週目で長期22ヶ月サイクルと同時にボトムを付けた事になるが、7月8日の安値を起点にしたプライマリーサイクル(PC)の場合、7月8日のプライマリーサイクル(PC)起点より8月24日の安値により、大きく下落方向に向かう事になり、どちらになるかで上っ放れるか?下に突き抜けるか?かなり大きな差が出てくる。

8月24日でプライマリーサイクル(PC)のボトムを付けた場合、長期サイクルもボトムを付けた事になり、ドル円本来の上昇パターンに戻る事になる。
逆に7月8日が起点の場合、起点の7月8日より途中で安値をつけた場合、このプライマリーサイクル(PC)終了まで弱気になり、8月24日の安値より大きな下げを見ることになる。

現状でメリマン氏は8月24日起算の新プライマリーサイクル(PC)に傾きかけているが断定までは至っていない。両方のパターンを両天秤にかけている感じだ。
 個人的には7月8日の安値から起算したPCの14週目と見ている。
 ドル円チャート、8月24日の日足ロウソク足の下ヒゲを除いた実態部分に黄色いラインを引いている図だ。
この黄色いライン内でのレンジ相場になっている。
現状では実態部分までは抜けていないが、先週木曜日の十時足で下抜けている。
8月24日の翌日に下ヒゲで抜けて以来、包み足で下抜けてきている。
このレンジから抜けるのであれば、先に上下どちらにブレイクするかになるが、木曜日に抜けてきているので、下方向ではないか?
この辺りの状況から、7月8日の安値から起算したPCの14週目ではないかと考えている。
ただ、十時足で終わっているので、余り現状では強い感じではない。

ユーロドルは先週も書いたが、新プライマリーサイクル(PC)の可能性もあるのではと見ている。
または2位相、3位相のコンビネーションパターン。
コンビネーションパターンの場合は、再反落することが想定される。
7月20日、8月5日と2度下値を試している。
9月3日、9月23日で同じく2度トライをしている。
ユーロドルは長期サイクルではボトムを打っている。上昇トレンドに入っているのだが、ドル円と同じく、少し読みにくい感じだ。

いずれにしても、まだ暫く注意しながらトレードに向かうべき時期だ!