2015年6月28日日曜日

メリマンサイクル 重要変化日の検証 2015年 第26週

ドル円
10月15日の安値から起算したプライマリーサイクルの36週目
1月16日の安値から起算した第3MCの13週目


ユーロドル
新プライマリーサイクル(PC)13週目 第2MCの4週目

ドル円は今週で36週目、プライマリーサイクル(PC)もエンディングの時間帯だ。
2015年4月±4カ月につけると目される22カ月サイクルボトムだが、先週末の終値ではその気配はない。
122.15~122.20付近にある抵抗線まではまだチョット距離がある感じだ。
以前の2度の高値が現在の下値支持線となっている。
ドル円のプライマリーサイクル(PC)期間は20週〜40週、長い場合で42週までもつれたケースもある。長期サイクルの終了時などにはサイクルが歪むケースもあり、今後1ヶ月程度は注意が必要になる。

ユーロドルは綺麗に分かりやすい動きだ。
プライマリーサイクル(PC)13週目、第2メジャーサイクル(MC)4週目、GMMAの長期組み(ピンクのライン)に跳ね返された形になっている。
第2メジャーサイクル(MC)の天井を形成した後に、このプライマリーサイクル(PC)の谷を形成に入っている。
たまたまだが、現在は「ギリシャ問題」がクローズアップされている。
サイクル的に見ると、下落方向になるので、ギリシャ問題はいい結果が出ないで終わることを意味している。
一時は救済で合意と報道されたが、問題はそれほど簡単ではない。
仮に救済に舵が切られたとしても、各国の国会の承認が必要になり道のりは平坦ではない。
既に物別れに終わっているので、ギリシャがデフォルトする可能性が非常に高く、ギリシャがユーロから離脱し、以前の通貨Drachmaに戻る可能性が高くなってきた。

これはユーロドル日足のGMMA。
短期組みが長期組みに突っ込んで、雲の中に突入しようとしている。
現在のサイクルから見ると、下落方向にあるので雲に突っ込み 1.1方向に向かうと見ている。

先週[オーディオブックCD]「メリマン・スペシャル~2015年後半を読む!」が発売された。
毎年この時期にフォーキャストの補足として「ラジオ日経」から発売されている、レイモンド・メリマン氏のインタビューCDだ。

メリマン・スペシャル~2015年後半を読む!

サイクルは非常にシンプルに動いている。
不思議なことにファンダメンタルが後付けのように追いかけてくる! 

フォーキャスト2015を読んでいない方には是非メリマン・スペシャル~2015年後半を読む!」を聞いてもらいたい。

主な収録内容】


  • 特集:バルサミック・フェーズ(45度)
  • 2015年前半を振り返り、2015年後半を展望する
  • 2015年に注視すべき最重要天体位相、天王星・冥王星ワクシングスクエア(90 度)、ならびに土星・冥王星バルサミック・フェーズの時間帯で一体何が起きたのか
  • 日経平均の今後のレンジと日本株の見通し
  • ドル円相場を中心に、外為相場の見通し
  • 金・原油・穀物などの相場見通し