2015年5月17日日曜日

メリマンサイクル 重要変化日の検証 2015年 第20週


ドル円
10月15日の安値から起算したプライマリーサイクルの30週目
1月16日の安値から起算した第3MCの7週目


ユーロドル
新プライマリーサイクル(PC)8週目

 今年2度目の水星の逆行が明日からスタートする。
期間は2015年5月18日から2015年6月11日まで。
この期間の相場は荒れやすく、トレンドが見えにくいのが特長。
1日程度の短期で相場が反転することも多いので、余り長くポジションを持つことには適さない。
特に水星の逆行期の前半と後半は特に注意が必要だ。


ドル円はレンジ相場のまま動かない状態が続いている。
かなり横ばいのままで、動きが大きくない。
現在、プライマリーサイクル(PC)30週目、プライマリーサイクル(PC)内のサブサイクルメジャーサイクル(MC)第3位相の7週目を終わったところだ。
 プライマリーサイクル(PC)的にも終盤に入ってきている。
この終盤で水星の逆行にぶち当たってしまった。
これと重なるように為替や日経平均、穀物相場、ダウ平均の重要変化日が相次いで重なってくる。(詳しくはフォーキャスト2015)
ほぼ水星の逆行の前後に重要変化日が重なる形で出現してきている。
長期22ヶ月サイクルから起算して、現在は23ヶ月半、許容範囲のオーブの中にいる感じだ。
個人的には水星の逆行の後半にボトムが出現するのではないかと想定している。

ユーロドルはかなり堅調な動きを続けている。
長期サイクルのボトムを打っているのではないかと思われる動きが続いている。
そうなれば、ボトムを打って2ヶ月の反騰を見せている感じだ。
 ユーロドルの日足だが、長期組みのGMMA(ピンク)がネジレながら反転してきている。
それと同様に短期組み線(水色)が上昇しながら離れている。
これにプラスして、一目均衡表の雲を抜け、GMMAの長期組みも抜けてきている。
これは強気反転サインではないだろうか。
 週足はまだ反転していないが、週足の終値ベースは上昇傾向にあることから、ブル相場が始まったと見た方が良さそうだ。

フォーキャストでは、米国の利上げ時期は来年と記されている。
今年前半の世間的な見方は、早くて6月、遅くとも秋には利上げと言われてきたが、徐々に後退し早くて秋が現在のコンセンサスとなっている。
来年利上げはかなり少数派だったが、現在はそうでもない。
メリマンサイクル的には、ほぼ予定の方向に走り始めている感じがする。