2010年2月25日木曜日

生き残りのディーリング

今日はもう火曜日。
早いもんで今年も2ヶ月過ぎようとしている。

今週は、重要指標の発表もあり、上下に動きが激しい。
IFOも余り芳しくなく、米住宅指標も余り良くないな。
ユーロドルももう少し戻しそうで戻らない。ドル円も下は限定的に動きに見える。

話は変わるが、年末に購入した「生き残りのディーリング」を読んでいる。
年明けに読む予定だったが、他の本を買い足したため、先送りにしていた。

内容は金融機関でディーリング新人向けという感じかな?
逆に言えば、ディーリングルームでは、こう言う考え方をしないとダメなんだ…そう思わせられる内容だ。
サブタイトルには「変わりゆく市場に対応するための100のアプローチ」

特徴としては
・専門的な用語も出てくるが、注釈があるため読みやすい
・精神面ではなく、論理的に説明されている

豊商事の大倉たかし氏は、投資の参考になる本は?という答えに
「相場は人間のエゴや欲のぶつかり合う場所だから、人間臭い本を読め!参考書などない」と答えるそうだ。
この本もそう言う内容が多い。
少なからず、相場ではブロもアマもない。結果も素直に出てくる。
ブロは相場でメシを食ってる分だけ、経験値が高い。
ただ心理的な物は、人間誰しも同じだ。

投資をするには、少なくともこういう考え方の「プロ」と勝負することになる。
今は冬季オリンピックをやっている。
少なくとも、精神面で強い選手が大舞台で実力を出すことが出来る。
「勝負強さ」と言うことがいわれるが、精神面の強さが「勝負強さ」というべきなんだろう。

どなたかのブログに「為替は毎日がプロアマ混合のオリンピック」そんなことを書いていた。
ポジションを持つと、不安が襲う「判断はただ新だろうか?」
恐らく「プロ」と呼ばれる人も同じ間隔であることは間違えない。

この本を読みながら、改めてそう思った。

私の好きな孫子の兵法書では
「敵を知り、己れを知れば、百戦あやうからず。
敵を知らずして、己れを知れば、一勝一負す。
敵を知らず、己れを知らざれば、戦うごとに必ずあやうし。」

やはり、プロディーラー向けに書かれた内容・・・
私も素人!自分が向かう相場、相手を知る必要があると再確認した。

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