2009年6月24日水曜日

世界的な経済危機の最悪期は過ぎ去った=ソロス氏



「世界的な経済危機の最悪期は過ぎ去った」とソロス氏はポーランドのテレビ局TVN24で語っている。(ロイター)

その中で
「現在の危機への対応については「国が介入し、金融機関に保証を提供し、政府支出を拡大しなければならない」との認識を示し、米政権による危機対策への支持を表明した。

 同時に、こうした対応策がハイパーインフレを引き起こすリスクがあることから、金融システムがいったん回復すれば、政府はその役割を縮小しなければならない、と指摘した。」

このロイターの内容を見ている限り「再帰性理論」を、今までと同じように語っている。
再帰性理論」に関しては「ソロスは警告する 超バブル崩壊=悪夢のシナリオ」を読んでいただくと、詳しく書いてある。

個人的解釈としては、「最悪期」だけは過ぎた・・・
実感として、景気は上向いているだろうか?
日本政府の「底入れ宣言」は少々早すぎる感じがする。
まだまだ未来は分からない・・・分かっていれば、そもそもこんな「危機」は起こっていないだろう。

今日はスイスフランが急落。
どうやら、政府介入との噂だが・・・

ドル円は、レンジ内での動きに止まっている。
94円台に入ったが、また95円台まで戻されている。
週間下値抵抗線で押し戻された感じだ。
メリマン氏の予測は、90.05~92.45 これがPCのボトムと言うことになりそうだ。

ユーロドルは、少し難しい。
1.4を復帰したので、6/16が底と見るのが妥当なようだが、現在は様子を見ながらトレードしている状態だ。
今日も1.4割れ寸前まで押し戻されている。
恐らく、底は入れているだろうが、良いところで指し値を入れたい感じだ。


少々、イライラする展開だが・・・・
しかし、この1年が異常な動き・・・コレに慣れすぎた性なのか?そんな感じもする。

今週一杯は、相場の流れを観察した方が良さそうだ。