2015年9月27日日曜日

メリマンサイクル 重要変化日の検証 2015年 第39週

ドル円
10月15日の安値から起算したプライマリーサイクルの11週目
1月16日の安値から起算した第1MCの11週目


ユーロドル
新プライマリーサイクル(PC)27週目 第3MCの9週目

少し軟調な動きが多いドル円。
8月の大陰線から1ヶ月、はらみ線(8月24日の高値安値をブレイク出来ていない)のまま 徐々に上下の動きが小さくなってきている。
 徐々にフラッグの先端に向けて動きが小さくなり始めている。
このペナント型の状態は、上下どちらかにブレイクすると、その方向にトレンドが向かうとされている。
サイクル的にはプライマリーサイクル(PC)序盤の11週目を終えたところ。
延長のプライマリーサイクル(PC)でなければ、まだ22ヶ月サイクルのボトムは付けていないことになる。
プライマリーサイクル(PC)がダウントレンドで始まっているので、8月の安値を下回ってこのプライマリーサイクル(PC)が終了することになる。

22ヶ月サイクルは、長期5.5年サイクルの中に内包される3つのサブサイクル 。
5.5年サイクル≒22ヶ月サイクル × 3
22ヶ月 ≒ プライマリーサイクル(PC)× 3

プライマリーサイクル(PC)のボトムは長期サイクルのボトムに引っぱられ、同時にボトムを打つ。
長期サイクルのボトムは、通常のプライマリーサイクル(PC)より短くなるケースが多く、逆に歪んで長くなるケースはほぼない。
借りに延長されたプライマリーサイクル(PC)42週目で22ヶ月サイクルのボトムを付けたとすると、異例中の異例となってしまう。

過去のドル円は、綺麗に5.5年サイクルの中に3つの22ヶ月サイクルが内包されている。
5.5年サイクルを3つ内包した超長期16.5年サイクルが2011年10月に終了し、今は新しい16.5年サイクルに入り、ドル円は上昇局面を迎えている。

しかし、大きな調整をしないまま上昇したこともあり、それなりの下落場面があるのが一般的だ。
サイクル的には、2015年の天井は既につけ、現在は下落局面に入り、今後20週以上は下落方向のトレンドになる。そうなればこのプライマリーサイクル(PC)の終了は、約5ヶ月前後の来年3月前後と言うことに。
そこまでは、トレンドは変わらないのではないだろうか?

ユーロドルはその逆。
長期ボトムを付けていると思われるので、今後は上昇局面を迎えることになるが、目先はプライマリーサイクル(PC)のボトムを見極めるのが重要になりそうだ。
ユーロ円はクロスのなるので、上げと下げの相殺になり、大きく動くことは暫くないのではないだろうか?