2014年5月25日日曜日

メリマンサイクル 重要変化日の検証 2014年 第21週


ドル円
24の安値から起算したプライマリーサイクル(PC)15週目2MC(9 ~14 )6週目



ユーロドル
117(★重要変化日1111±3営業日のエリア)の安値から起算したPCの28週目
第2ハーフプライマリーサイクル(PC)15週目




ドル円は2月4日の安値は維持され、最終的には反騰している。
今週で現プライマリーサイクル(PC)が始まって16週目に突入している。
メリマン氏は、このプライマリーサイクル(PC)が2位相なのか3位相なのかを決めかねているようだ。2位相、3位相どちらでも考えられる位相の形ではある。



このチャートは2位相と3位相を両方合わさっている図だが、白色が2位相、黄色が3位相になる。
ハーフプライマリーサイクル(2位相)はプライマリーサイクル(PC)の中に2つの位相が存在し、通常のプライマリーサイクル(PC)は3つのサイクル(メジャーサイクル(MC))が存在する。
今回のパターンは、ハーフプライマリーサイクル(2位相)か2位相と3位相が同時に存在するコンビネーションパターンになる。
プライマリーサイクル(PC)の開始位置と同じ位置まで下落し、ダブルボトムを打ったので、ハーフプライマリーサイクル(2位相)の可能性が高くなっている。

フィボナッチでもPCのスタート位置から100%戻し。

直近の高値安値からみれば、まだ下がありそうな感じに見える。
先週の高値が61.8%で抑えられている。

このまま維持すれば上昇局面になり、今週の動きが大きなポイントになりそうだ。
重要変化日で安値を付けているので、切り返ししそうな感じだが....

90年代からの後半から約16年のトレンドラインで上値を抜けていない。
超長期16.5年サイクル(1995スタート)はボトムを付けているが、新超長期16.5年サイクルは、現在少し上昇力を失っている。



ユーロドルは4.5年サイクルのボトムに向けての動きだが、30週移動平均が週足の終値ベースで実態で割り込んできている。

日足のGMMA、下が平滑型RSIにボリンジャーバンドを乗せたチャート。
GMMAでも長期トレンドがねじれ、短期線が拡散傾向。
RSIもボリンジャーバンドの2σに沿った方向で下落。バンドウォークし始めた形。
下落は週間下値支持線 1.3627-1.3634で止まった。
4月4日の安値を割り込んだため、上昇トレンドは崩れたとすると考えれば、このプライマリーサイクル(PC)のスタート1171.33方向に向かう可能性が濃厚になって来ている。


週足のGMMAも長期線のグループに実態が割り込んできている。
短期線のグループはねじれから下に拡散しようとし始めた状態。

ユーロドルの長期サイクル 4.5年サイクルは2010年6月スタートしている。
現在48ヶ月目に入り、今年ボトムを打つことになる。長期プライマリーサイクル(PC)のボトムは、短期で終了するケースもあるので、注意深く見た方が良さそうだ。 いずれにしても、下落方向でポジション維持という感じだろう!