2016年11月28日月曜日

メリマンサイクル 重要変化日の検証 2016年 第48週

ドル円

624の安値から起算したPC23週目


ユーロドル

プライマリーサイクル(PC)PC22週目



多忙につき、2週ほど更新をしていなかった。
夏以降、かなり時間の余裕がなくなってきている...

さて、トランプ次期大統領が決まり、かなり世間が騒がしくなった。合わせて、相場も乱高下になり、米国の早期利上げなど、相場展開にはノイズも多くなっている。
まずは、サイクルを考える上で少し整理をしよう。
先ずはドル円。
 5.5年サイクルが始まったのが、2011年10月31日。
ここがサイクルの起点となり、5.5年サイクルの中に22ヶ月サイクルが3つ存在する。
5.5年サイクルの第1位相のボトムが2013年6月13日。
第2位相のボトムが2015年4月±4ヶ月に到来する予定が、少し歪みが生じて2015年8月24日にボトムを付けた。
現状では5.5年サイクルの第3位相の15ヶ月となる。
想定で行けば、2017年6月±4ヶ月で5.5年サイクルのボトムを付けることになる。
現状のプライマリーサイクル(PC)は6月安値から換算した23週目になり、第2MC9週目になる。
22ヶ月長期サイクルの第3位相の天井を形成中と言う事になり、22ヶ月サイクルの第2位相の天井125円を試す展開に入っていると思われる。
12月中には天井を形成した後に、5.5年サイクルのボトムに向けた動きになると想定している。

ドルインデックスが同様に16.5年サイクルを持ち、2017年1月±6ヶ月で天井を形成しボトムに向けて動きが出てくる。

ユーロドルに関しては、サイクルが複数存在している。
ドイツマルクの延長であればドル円と同様に16.5年サイクルが 存在し、その中に2位相のパターンと3位相のパターンが存在する。
2015年安値1.0456を下抜けるようであれば、もう一段下の1.003または0.99までを考えることになる。
ただ、ドルインデックスが2017年1月前後でピークを付ければ、そこから反転することになる。

現状的にはかなり難しい展開になっている。

メリマン フォーキャストの時期になって来た。
今年は12月25日発売、現在予約中。
 

2016年11月6日日曜日

メリマンサイクル 重要変化日の検証 2016年 第45週

ドル円

5月3日の安値から起算したPC26週目


ユーロドル

プライマリーサイクル(PC)PC20週目


ドル円は想定の105円台半ばまで上がり、そして時間軸に従って下げてきた。
サイクル的には非常に素直な感じにも見える。
現在、ドル円は26週目を終了し、27週目に入っている。
このサイクルは右肩下がりの、分かりやすい弱気トレンドだ。この弱気トレンドが5.5年サイクルのボトムを付けると思われるが、これから数週間で何処まで下げるかがポイントになる。
当面の目標は前回の安値、99円台になる。
ここから数週間〜7週程度でボトムを付けると思われるが、少しスピードが速い感じがする。今週は米大統領選、相場は大きく振れると思われるが、少なくともサイクル的には下げ方向だ。
基本売りスタンスで望みたい。

ユーロドルは想定の手前で戻している。
フィボナッチにヒットしていないので、少し心配な感じだ。
サイクル的には21週目に入り2位相と3位相のコンビネーションパターンのようにも見える。
レンジ相場から下振れしたので、このサイクルの終盤は下げがきつくなるのではないかと思っている。いずれにしても大きく上振れはないと思われる。

今週は一つの分岐点になるのではないか?