2015年9月21日月曜日

メリマンサイクル 重要変化日の検証 2015年 第38週

ドル円
10月15日の安値から起算したプライマリーサイクルの10週目
1月16日の安値から起算した第1MCの10週目


ユーロドル
新プライマリーサイクル(PC)26週目 第3MCの8週目

シルバーウィーク皆さんどうお過ごしだろうか?
今年は5連休、週明けから東京市場もお休み。
FOMCは思ってた以上の波乱もなく終わった感じがする。
チャイナショックのブラックマンデーから、ドル円相場は上値を徐々に下げつつ、下値も徐々に切り上げてきている。少しレンジ内で動いている印象だが、プライマリーサイクル(PC)10週を終えた所、PCの序盤 第1メジャーサイクル(MC)を向かえる時間帯に入ってきている。
 水星の逆行に入ったばかり、乱高下しやすいのが水星の逆行の特長だ。特にトレンドレスになりやすく、テクニカルが効きに猪野が特長だ。
特にドル円はメジャーサイクル(MC)の終盤に入り、3位相であれば一旦ボトムを付けると思われる。
日足で見ても長期のGMMAは下落方向にねじれており、日足はレンジの特長のペナント型になっている。一気にボトムへ向けて動くことがありそうな雰囲気がある。
今年の天井を打っていると想定しているので、今年後半は軟調な動きになるのではないだろうか?

逆にユーロドルは長期組みが上場方向に拡散を始めている。
ユーロドルはこの数週が上昇方向に転換するかがポイントになりそうな感じだ。
週足で見ると長期組みに短期組みが突入し、8月高値を越えることはないにしても、強い動きになりそうな雰囲気だ。
週足でも一目均衡表の雲に突入し、かなり強い動きになっている。2014年の天井を軸として、延々下げ基調から反転に向かっている。

ドル円、ユーロドルの動きから見れば、ドルは弱気に動いていると思われ、年内の利上げは無いのではないだろうか?

まあ、ファンダメンタルズは重要視していないので、大きな問題ではないが少しは気にかけて置いた方がいい。

余談だが、一部のアナリストの中には、日銀の福井総裁が早期利上げで日本経済が失速したように、FRBが早期利上げで米国経済が失速するのではないかと見る向きもある。
 
水星の逆行期、序盤で大きな動きにならなければいいが...
リーマンショックや大恐慌の起こった秋相場、気を付けて相場に向かいたい。