2014年11月9日日曜日

メリマンサイクル 重要変化日の検証 2014年 第45週

ドル円

10月15日の安値から起算した新PCの3週目



ユーロドル
2月3日の安値で短縮PCボトムを形成から起算したPCの 39週
または、6月5日の安値から起算した新PCの22週目
 



ドル円は窓を開けてスタートし、再度吹き上げた印象の週だった。
先週はプライマリーサイクル(PC)第3週目になり、週間上値抵抗線114.75~114.99まで押し下げられて終了している。
今週で4週目に突入するが、まだ強気が続いている感じだ。
ユーロドルも同様に、押し目を付けることなく下落中という感じだ。
想定していた動きと少々違う雰囲気がしている印象だ!

今週は重要変化日の集中する週に入っている。
11日は為替、13日は穀物相場、14日からはダウ平均、15日からは日経平均など、転換するポイントになりそうな週だ。

ドル円は新しいサイクルに突入し、今週で4週目になる。
3位相であれば、サイクルの長さから考えて転換する感じになる。重要変化日が今週から来週に書けてと言う事を考えれば、107.50前後が一つの目標値になる。
そこまで行けば、一旦様子見になりそうだ。

問題はユーロドル。
1.3辺りまで戻ると思っていたが、フィボナッチリトレースメントの23.6%辺りで反転し消し待ったような印象だ。押し目狙いだったが「押し目待ちに、押し目無し!」の言葉通り、全く戻り売りに入れないまま先週を終えている。

ユーロドルのサイクルは、恐らくメリマン氏の言う新プライマリーサイクル(PC)の22週目 ではないかと思っている。
RSIも50ラインを超えそうで超えれないまま、再度下落方向に向かっている。 




30ヶ月移動平均も緩やかに下落方向にあり、長期サイクル的にも下落方向は間違えない。
現状でも1.19方向に下落すると考えている。
新プライマリーサイクル(PC)22週目と言う事を考えれば、3位相ではなく2位相の第2ハーフプライマリーサイクル(PC)の4週目ということになり、ユーロは対ドルにもかなり弱い感じがする。

ドル円にも共通することだが、米ドルが極端に強いと言う感じだ。
余り強すぎて、サイクルが読みにくいのが現状だ。

第2ハーフプライマリーサイクル(PC) の天井が2週目で形成したのであれば、今年はこのまま下落が止まらないのではないかと思ってしまう。

このサイクルは少しイレギラーであるかもしれないので、今週の重要変化日は注意が必要だ。