2014年9月11日木曜日

メリマンサイクルブログ 7年目に突入!!

このブログを作り始めたのが、2008年9月10日。
丁度、リーマンショックが起こる寸前からこのブログを書き始めました。
早いもので今日で7年目に突入と言うことになります。

リーマンショックの時は、その前からメリマンサイクルに従い売りポジションを作っていたので、損害ではなく利益を出すことが出来ました。

書き始めた当初は、こんなに長く続くとは自分でも想像していませんでした。
メリマンサイクルとの出逢いは2007年。
それから紆余曲折」色々ありながらここまで続けてきました。

最近では余り書いてきていない、個人的な「メリマンサイクル」に関する考え方を書くことにしました。

メリマンサイクルは金融占星術を元に、レイモンド・メリマン氏が独自のサイクル手法を組み合わせて作られたサイクル理論です。

金融占星術と聞いて、イマイチピンと来ない人もいるのではないでしょうか?
月の引力だけで地球の海が満ちたり引いたり、他の天体が人間に影響を少なからず与えています。
オオカミ男伝説もその一つで、満月の時期に人間は発情したりすると言われています。

太陽系の天体は、一定の周期で 太陽の周りを回っています。
メリマンサイクルはその周期と、過去にあった出来事を照らし合わせて、相場の天井と底を予測する理論です。
言い換えれば「統計学」に近いものだと個人的には思っています。

その統計学に金融占星術を組み合わせたものが「メリマンサイクル」ということになります。

かのジョージ・ソロス氏は
「金持ちは占星術を使わないが、大金持ちで占星術を使わない者はいない」
と語っています。
それだけ、占星術を使う富豪が多いという事だと思います。

サイクルで相場が動くことを自分の著書で書いていたのが、ジョージ・ソロス氏とペアを組んでクォンタム・ファンドを立ち上げたジム・ロジャーズ氏。
ジム・ロジャーズ氏は著書の中で「先物市場では一定のサイクルがあることを発見した。そのお陰で、投資資金が数百倍に膨れあがった」と語っています。

 「上り続ける山もなければ、下り続ける谷もない」物事には一定の周期がある! 

 時間軸を読んで、投資に活用するテクニカル分析は余りありません。
エリオット波動も周期理論ですが、期間までは予測できません。
(一目均衡表がエリオットの理論を取り入れているとも言われています)
期間の予測をしている物で言うと、若林栄四氏の「日柄」や「ペンタゴンチャート」がそれに近い存在だともいます。
ペンタゴンチャートも、フィボナッチを元にしています。
若林栄四氏もフィボナッチをベースに、独自予測をされています。

メリマンサイクルにはオーブと呼ばれる「誤差」が発生し、ある人に言わせると「天井や底の時期に誤差が大きいので使えない」と言っていました。

確かに誤差が大きいので一見使いにくい感じがしますが、 他のテクニカルを併用することによって、その誤差が非常に小さくなっていきます。
個人的には「GMMA」と「フィボナッチリトレースメント」を多用することによって、その誤差を小さくしています。

特にGMMA(複合型移動平均線)は視覚的に理解しやすいので、サイクルを読む際の一つの目印として使っています。
FX最強チャートGMMAの真実 [ 陳満咲杜 ] 
二刀流FX [ 陳満咲杜 ]  
などを参考に読んでみることをオススメします。

フィボナッチに関しては、フィボナッチブレイクアウト売買法が比較的安価な書籍になるので、参考にして見て下さい。 

言うまでもないですが「フォーキャスト」はマストです!
フォーキャストは、最初読むとチンプンカンプンですが、メリマンサイクルの大きな流れを掴むためには必須になります。

私も最初の頃は読んでいる間に、かなり眠くなったものです。
毎年読んでいるうちに、色んな物が見えてきますから、今年も残り少ないですが、一読することをお勧めします。

7年目に入りました。

これからも、このブログをよろしくお願いします。

shinichiro beck