2014年9月21日日曜日

メリマンサイクル 重要変化日の検証 2014年 第38週

ドル円
24の安値から起算したプライマリーサイクル(PC)32週目第2ハーフPCの17週目



ユーロドル
2月3日の安値で短縮PCボトムを形成から起算したPCの 32週
または、6月5日の安値から起算した新PCの15週目
 

  


ドル円はどこまで行ってしまうのかと思ってしまうほどの上げを見せた先週の相場。
ハッキリ言って、ここまで上がるとは想定していなかったところだ。
昨年10月の底から、12月の高値とのフィボナッチリトレースメントで138.2%戻しを既に大きくブレイクしている。
同じく、ユーロドルも昨年7月の安値に向けて、安値更新の状態が続いている。
重要変化日を今週迎えるのだが、重要変化日は「転換」するポイントと同時に、重要変化日前の動きを「加速」することがある。

今回の想定は、ドル円は重要変化日で天井を形成し、下落してプライマリーサイクル(PC)のボトムを形成すると見ている。
メリマン氏もサイクルの複数揚げていて、かなり苦慮している雰囲気がある。

ドル円はトレンド的に長期の円高トレンドを実態で抜けてきている。


 
1996年からの月足だが、RSIも147円台の時のような力強い動きに見える。
 この新しい長期5.5-6年サイクル
2011年から始まっているこの長期サイクルだが、来月で3年目を迎える。
長期サイクルの約半分が終わり、後半に入っている。
強気であれば、もう少し上がある感じがする。
上値目標は113.52±4.48、もう一段上値がある可能性がある。
既に、目標域には達しているが、サイクル的にはまだもう少し時間的余裕があるので、上値を目指すのではないかと見ている。

ユーロドルはその逆の動き。
100%戻しまで行く感じの勢いだが、今週で底入れする可能性が有るのでは無いかと見ている。
PC32週目とPC15週目では見方が変わるところだが、PC32週目でもPC15週でもメジャーサイクル(MC)のボトムを付ける時期に差し掛かっていることを考えれば、今週で一旦あや戻しで今の行き過ぎの相場を修正し、再度長期サイクルのボトム方向へ行くのではないかとみている。
1.302-1.325辺りでは、再度売りで攻めればと思っている。

いずれにしても、今週は天井またはボトムを見ることが出来るか?