2014年3月9日日曜日

メリマンサイクル 重要変化日の検証 2014年 第10週



ドル円
613日の安値から起算したPCの37週目または、新プライマリーサイクル(PC)34週目




ユーロドル
117(★重要変化日1111±3営業日のエリア)の安値から起算したPCの17週目


ドル円は週間上値抵抗線を上抜け、フィボナッチリトレースメント61.8%を超えたが、終値で押し返されて終了。
ユーロドルは週間上値抵抗線を上抜けたが、最終的には抵抗線まで押し戻され手終了している。
殆どが、週末の雇用統計に絡んだ動きで動いたイメージだ。
現在水星が逆行(26~28)を終え、火星逆行が始まっている(31~520)。

ドル円は旧プライマリーサイクル(PC)の可能性も多少残されているが、現状は新プライマリーサイクル(PC)の今週は5週目に突入する。
通常、メリマンサイクルでのメジャーサイクル(MC)は9~14 週。1/3から1/2の位置に今週はいる事になり、強気のライト・トランスレーションであれば、まだ上値余地を残している。


チャートは84日移動平均線。移動平均線を上抜けてきているので、基本的には強気に見えるが


月足のトレンドラインと、週足の17週・33週移動平均で見るとあまり元気がない印象だ。
週足の17週移動平均を再度下回り始めると、100円トライという感じになりそうだ。

問題はユーロドル
12月27日の高値を試し上抜けたが、終値で押し戻されている。
ヘッド&ショルダーの可能性が高かったのだが、上抜けたことでこの想定が否定された。従って、2ハーフプライマリーサイクル(PC)の上値目標値は1.4072±0.0092。
RSIで見ても、12月27日のラインから徐々に右肩下がりになっているので、勢いが現状では弱い。

少し話題は逸れるが、ウクライナ情勢。
冷戦終結後、ウクライナは激しい経済崩壊に見舞われ1994年の成長率はなんとマイナス22.77%)その後、2000年代に入って輸出主導の成長を達成、リーマンショックによって再び墜落(2009年の成長率はマイナス14.8%)。

経済崩壊の後で、急激な上昇、そして再び落下というジェットコースターのような道のりを歩んできている。


国にお金がない状態で、対外債務もふくれあがっている。
報道によると、対外債務はGDPの約80%。外貨準備の10倍。
経済的にはいつ破綻してもおかしくない状況にあり、現状はみなさんご存じの政情不安定な状態が続いている。
軍事衝突は一旦避けられているが、今後新興国不安の波及に繋がらないか少々心配な感じだ。

中国の超日太陽が債務不履行、国内債券市場で初”(ロイター)

中国でも徐々に債務不履行の事態が徐々に出てきている。
金額的には大きくはないが、アストロロジー的に見ても4月が妙に気がかりな感じだ....