2011年2月27日日曜日

メリマンサイクル 先週のまとめ 2011年第8週

今週は春めいた気候だが、情勢不安のために不安定な動きが多かった。
日本国債の格下げなど、日本も特例公債法案が万が一通過しなければ、借換が出来ない日本国債...
万が一かも分からないが、デフォルトになる可能性を秘めている。
少なくともこのままの状態なら、6月まで資金繰りが持たないとの意見が多い⇒ロイター
果たして、こんな政治家に日本を委ねておいていいのだろうか?そんな不安が過ぎる。

2011/02/014-02/18
ドル円
昨年11月1日につけた15年振りの安値80.22を起点としたPC(26~40週)の16週目

週間下値支持線 82.57~82.72
週間上値抵抗線 83.51~83.66
Open 83.07
High 83.49
Low  81.62
Close 81.69


ユーロドル 
1月10日の安値1.2871を起点にしたPC(21~34週)の6週目

週間下値支持線 1.3509~1.3546
週間上値抵抗線 1.3798~1.3839
Open 1.3698
High 1.3827
Low  1.3526
Close 1.3747

ドル円は下値支持線を下回って終わり、弱気が見え始めている。
83円台の上値抵抗線は破れずに終わっている。
中東の政情不安と原油の急騰が大きな原因だが、サイクル的には上を目指す方向に変化すると見ている。
ユーロドルは上下の抵抗線の間を行き来し、レンジ内で終了した感じだ。

明日は為替の重要変化日に当たるが、どういう動きになるのか?

ドル円出見るとドル高、ユーロドル出見るとドル安。
今のサイクルパターンの予想はこうなる。
個人的見解は、ドル円が一時円安方向に向くと見ている。
ただ、ユーロドルのサイクルパターンは逆を示している。

暫く様子を見ていくことにしたほうがよさそうな気がする。

2011年2月20日日曜日

先週のメリマンサイクルまとめ

2011/02/014-02/18
ドル円
昨年11月1日につけた15年振りの安値80.22を起点としたPC(26~40週)の15週目

週間下値支持線 82.23~82.47
週間上値抵抗線 84.15~84.39
Open 83.46
High 83.97
Low  83.03
Close 83.07


ユーロドル 
1月10日の安値1.2871を起点にしたPC(21~34週)の5週目

週間下値支持線 1.3421~1.3446
週間上値抵抗線 1.3671~1.3695
Open 1.3504
High 1.3713
Low  1.3428
Close 1.3694

先週は指標発表が連続し、上下賑やかな感じで動いたが、結果的に今までのレンジ内の動きに止まった。
ドル円はかなり戻されてしまった印象だが、83円台を割り込まなかったのは上に向き始めた印象がある。
ただ、ドルが全般的に週末売られたので、それにつられた感じもする。
特にポンドドルは高値引け、ユーロドルも同様の形だ。

さて、サイクル的にはドル円は上を目指す方向だが、ユーロドルが相反する動きになっている。
ユーロドルは今週6週目に入るので、まだまだ序盤。
ドル円はプライマリーサイクル中盤戦....
少し読みにくい感じがする。
ドル円は83円半ばをブレークしたので、今週は底堅い感じの想定だが、ユーロドルを考えると上値が限定的に見えてしまう...

さて話は変わるが、中東に伝搬する民主化の動き。
特に気になるのがバーレーン、中東の金融センターの国だ。
この辺りで沈静化しないと、原油価格に跳ね返る危険性が非常に高い。
米第5艦隊の基地もバーレーンにある。隣国にはサウジアラビア等の王制の国々...
エジプトの比ではない影響がここにはある。

恐らく、世界のマーケットは中東の動きに敏感になり始めているだろう。
原油価格の高騰は、世界中の人に不幸をもたらす。
新興国の物価上昇に、先進国の望ましくない物価の上昇。
経済に与えるインパクトは計り知れない。

さて今後どうなるのか?

2011年2月14日月曜日

先週のまとめ メリマンサイクル

都内でも雪が降り、立春を過ぎたがまだまだ寒い日が続いている。

さて、先週のメリマンサイクルをお復習いしよう。

2011/02/07-02/11
ドル円
昨年11月1日につけた15年振りの安値80.22を起点としたPC(26~40週)の14週目

週間下値支持線 81.36~81.48
週間上値抵抗線 82.73~82.85
Open 82.19
High 83.67
Low  81.78
Close 83.45


ユーロドル 
1月10日の安値1.2871を起点にしたPC(21~34週)の4週目

週間下値支持線 1.3425~1.3463
週間上値抵抗線 1.3745~1.3783
Open 1.3563
High 1.3743
Low  1.3499
Close 1.3546

先週のBlogで想定したような動き方をしていた。
ドル円は顕著に動きが出ている。
2月4日の安値が、13週目のMCボトムであったと思われる。
ドル円は暫く上昇傾向が続く可能性が高いが、83.60にある下降トレンドラインに押し返されている。
今週このポイントを越えるかが1つのポイントになりそうだ。

ユーロドルも一端は天井だが、修正安がどの程度まであるかが暫くカギになりそうだ。
1.33半ば折り返しが来たなら、上昇反転で上に明けが続くだろうが
逆に下に抜けた場合は、かなり下を目指しそうだ。

少しユーロドルは注意した方が良さそうだ。

さて、少し面白い物を作ってみた。
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2011年2月5日土曜日

今週のまとめ メリマンサイクル

節分も終わり、皆さんは昨年の鬼は出ていっただろうか?
株式投資では節分天井と言われるが、今年の相場はどうだろう。

まずはメリマンサイクルの検証から始めよう。

2011/01/31-02/4
ドル円
昨年11月1日を起点とした PC10週目

週間下値支持線 81.41~81.65
週間上値抵抗線 84.14~84.38
Open 81.98
High 82.41
Low  81.12
Close 82.19


ユーロドル 
6月7日から起算したPC 31週目

週間下値支持線 1.2651~1.2665
週間上値抵抗線 1.3181~1.3265
Open 1.3585
High 1.3860
Low  1.3542
Close 1.3585

今週4日は重要変化日が重なった初めての月になる。

T-NOTE 
2月4日
2月22日

NYダウ 
2月4~7日
2月21日(前述と21日間かもしれない)

為替
2月4~7日
2月18~28日

日経平均 
2月4~7日
2月21日

ゴールド・シルバー
2月21日

原油 
2月21日

穀物
2月4~7日
2月18日

メリマンサイクルの重要変化日は、前後3営業日が変化日に当たり、特に、重要変化日が重複した期間は注意が必要になる。
重要変化日とは「相場サイクルが転換する」または「加速する」転換点になる。
今年初めての重要変化日が重複した今週は顕著に出た感じがしている。

重要変化日と別に、日柄的に見てもリーマンショック後の最安値2008年12月17日から26ヶ月の節目になる。

またこんなデーターがあるダイヤモンド・ザイFX!に吉田恒さんが面白いデータを出している。
2月のアノマリーは、月初が高い通貨は月末に向け下がり、安い通貨は逆に上がるという内容だ。

色々な事を総合すると、ドルは上昇すると言うことになる。
既に、ドル円・ユーロドル・ユーロポンド等は、対ドルが強い傾向が見えている。
特にユーロドルは上には上げれないパターンに入った感じが強い。
個人的には、ドル高のポジションを狙って行こうと思っている。

メリマンサイクルに関する詳しい内容はこちらにまとめている。
今年は波乱が予想されるので、メリマンサイクル 2011年の相場転換をまとめたフォーキャスト2011を読んで頂くとより詳しい事が分かるだろう。
フォーキャストに関してはこちらにも少し書いている。