2011年2月20日日曜日

先週のメリマンサイクルまとめ

2011/02/014-02/18
ドル円
昨年11月1日につけた15年振りの安値80.22を起点としたPC(26~40週)の15週目

週間下値支持線 82.23~82.47
週間上値抵抗線 84.15~84.39
Open 83.46
High 83.97
Low  83.03
Close 83.07


ユーロドル 
1月10日の安値1.2871を起点にしたPC(21~34週)の5週目

週間下値支持線 1.3421~1.3446
週間上値抵抗線 1.3671~1.3695
Open 1.3504
High 1.3713
Low  1.3428
Close 1.3694

先週は指標発表が連続し、上下賑やかな感じで動いたが、結果的に今までのレンジ内の動きに止まった。
ドル円はかなり戻されてしまった印象だが、83円台を割り込まなかったのは上に向き始めた印象がある。
ただ、ドルが全般的に週末売られたので、それにつられた感じもする。
特にポンドドルは高値引け、ユーロドルも同様の形だ。

さて、サイクル的にはドル円は上を目指す方向だが、ユーロドルが相反する動きになっている。
ユーロドルは今週6週目に入るので、まだまだ序盤。
ドル円はプライマリーサイクル中盤戦....
少し読みにくい感じがする。
ドル円は83円半ばをブレークしたので、今週は底堅い感じの想定だが、ユーロドルを考えると上値が限定的に見えてしまう...

さて話は変わるが、中東に伝搬する民主化の動き。
特に気になるのがバーレーン、中東の金融センターの国だ。
この辺りで沈静化しないと、原油価格に跳ね返る危険性が非常に高い。
米第5艦隊の基地もバーレーンにある。隣国にはサウジアラビア等の王制の国々...
エジプトの比ではない影響がここにはある。

恐らく、世界のマーケットは中東の動きに敏感になり始めているだろう。
原油価格の高騰は、世界中の人に不幸をもたらす。
新興国の物価上昇に、先進国の望ましくない物価の上昇。
経済に与えるインパクトは計り知れない。

さて今後どうなるのか?