2009年10月31日土曜日

今週のおさらい

今週のおさらい

まずはメリマンサイクルのおさらいから

ドル円 PC3週目 第1MC 3週目
週間下値支持線 90.68~91.00
週間上値抵抗線 92.75~93.07
Open 92.10
High 92.31
Low 89.91
Close 90.00

ユーロドル PC34 週目 第4MC 10週目
週間下値支持線 1.4864~1.4883
週間上値抵抗線 1.5097~1.5116
Open 1.5005
High 1.5062
Low 1.4682
Close 1.4713

ドル円は週足が2週連続陽線から反転下落に転じた。
メリマン氏も下落を示唆していたため、方向的には上昇維持ではないだろうか。
個人的には、想定より下げ幅が大きかった。
現在は、88.01から15%程度の上昇。

ユーロドルは、1.4864を下回ったことで弱気に転じた。
25日移動平均線を割り込んだことで、1.5062が現サイクルの天井の可能性が高い。
ユーロドルは長期的に下落方向に転じる。
17ヶ月サイクルの天井を試す可能性も残っているが・・・・
現サイクルではなさそうだ。
恐らく、次のPCではテストするのではないだろうか。

長期サイクルのボトムは、来年付けると見られているが
1~2のPCをこなすと見ている。

私のFX情報Twitter
Forex_Tw 
Forex_Blog
よければ、フォローして下さい。

不安定な動き

全体的に不安定な動きになぅてきている。
まとめはまた明日以降にするとして・・・

今日のNYダウ、昨夜の上げを打ち消すような動きになっている。
原油や金も同様に下げ、米ドルが買われる展開だ。
特にユーロや資源国通貨の下落は著しい。
ドル円も一時90円を割り込んでいる。

ドル独歩安からドル高独歩に移り、今はドル高 やや円高・・・
クロス円ショートの方には、気持ちの良い夜だろう。

今週の終値がどうなるかだが、いずれにしても風向きは変わったのではないだろうか?
特にユーロドルや豪ドル米ドルなどは、右肩上がりを続けていた・・・
特に豪ドル米ドルは、そろそろ・・・・という感じが・・・

少し、じっくりチャートを明日にでも眺めることにしよう。


私のFX情報Twitter
Forex_Tw 
Forex_Blog
よければ、フォローして下さい。

2009年10月29日木曜日

歴史は「べき乗則」で動く



少し雲行きが怪しい感じだ。
ユーロドルはどうやら25日線を割り込んだことにより、ピークアウトしたようだ。
フィボナッチリトレースメントでも、ほぼピッタリ手前だったこともあり
ピークは過ぎたと判断している。
ドル円だが、ジワジワ下げだが・・・いい押し目を着けている感じに見える。

ファンダメンタル的にはこの様な解釈がされている。
先週金曜日のウォールストリートジャーナル紙の「FRBの出口戦略」という記事が発端とされている。
債権の買い取りを終了するという記事内容だ・・・
これにより、ユーロドルの売りに火が付いた途端、上昇から始まったNY株が反転
原油、金、が一気に売られ始め、更にユーロドルが売られ・・・
結果的にドルが他通貨も含め一気に買われ始めたという内容だ。

ドル円は、一時92円半ばまでヘッジファンド等から円が売り込まれた。
これに対して、日本企業の実需によって押し戻されているというのが現状のようだ。

さて・・・
では何故だろう・・・
ユーロが一気に売り込まれる理由とは・・・
殆ど理由らしき理由は見つからない。
米国は貿易赤字がドル安によって改善している。
米国政府からはWelcomeなドル安だ、株価も順調に上昇している。
今週に入って米経済指標も発表されているが、悪い物も少ない状態だ。
全く持って理由らしき物が見つからない。
ファンダメンタル分析は、こういう変化に弱い・・・。

ではテクニカルかというと?
金曜日終値でストキャスティクスなとは、注意が必要な感じではあったが
ユーロドルが急反転には全く見えない状態だ。
個人的にタイムサイクルに目を向け始めたのは、この様な反転を読めないことから始まっている。
反転が開始するのは、理由もなく・・・これが私の考え方だ。

さて、今日のタイトル"歴史は「べき乗則」で動く"だが「大倉たかし」氏の推薦本だ。
売り切れが続いていたため、日曜日に手元に届いたばかりだ。
ほぼ読み終えた状態だ。
内容は、地震も山火事も市場の暴落も理由など何もない・・・そう言う内容だ。
簡単に言うと「臨界点」に達した物は、一気に崩壊する運命にある。
そこには、地震などの周期も関係ない。
全ての事柄はある一定度で存在するということだ。
大富豪と中流層と貧乏人の比率、大都市と中都市と小都市の比率
山火事が発生した場合の焼失面積の度合い、ジャガイモを壁にぶつけて出来た破片の大小の数・・・
全てを物理的に解釈すると、大小の数は「べき乗則」で説明が付くと言うことだ。

全ては予測不可能・・・そう言う結論になっていく。
内容的にはかなり面白い。
またそこから出てきた考え方が「フラクタル理論」になっていく。
私もまだまだ勉強不足だが、少し勉強してみる価値があると思っている。

参考
フラクタル byWiki
フラクタル理論

2009年10月27日火曜日

今週の相場

週明け、関東地方は台風の影響で大荒れの天気だ。
現在でも風雨が強い・・・
相場の方だが、行ったり来たりの相場展開。
特にユーロドルは急に下げ始めた。
1.5を割り込み、ストップロスを巻き込みながらの下落のようだ。

今週は、これと言った材料も少ない状態だ。
さて、メリマンサイクルだがドル円は先週のまとめで書いたような形だ。
ユーロドルは先週高値を更新したことで、同様にサイクルの歪みを指摘している。
通常のサイクルと異なった動き方をするケースとしている。
歪んだサイクルは、15~20%の確率で発生し、暴騰を伴うケースがあるという。
注意としては、10 月 29~11 月 15 日の間・・・

しかし、これを欠いている間に1.49割れまでドル高が進んでいる。
歪み高値は、先週で終わったのだろうか?
フィボナッチリトレースメントでは、1.4481からの161.8%戻しが1.5068になる。

2009年10月25日日曜日

今週のおさらい

まずはメリマンサイクルのおさらいから

ドル円 PC2週目 第1MC 2週目
週間下値支持線 89.35~89.62
週間上値抵抗線 91.87~92.14
Open 91.00
High 92.11
Low 90.07
Close 92.05

ユーロドル PC33 週目 第4MC 9週目
週間下値支持線 1.4757~1.4779
週間上値抵抗線 1.5021~1.5049
Open 1.4892
High 1.5059
Low 1.4826
Close 1.5004

ドル円は、92円台で終わって、週明けもこの動きが続きそうな感じに。
週足は3週連続の陽線、新しいPCに入り上昇トレンドで終わっている。
このままなら月足も陽線で終わる感じだ。
90.50のラインを越えたことで、勢いが付いた感じだ。
50日移動平均線も越えてきている。
フィボナッチのリトレースメントだが、色々計り方があるが
個人的には、直近のチャートの山で見ている。
92.89が目先の半値戻しのライン。
これは越えてくると思っている。
高値の日柄的には、来週10/27が8/7から81日目になり、その翌週も天井の注意が必要になりそうだ。

ユーロドルは1.5を越えたものの、勢いが感じられない終わり方をしている。
週足自体は、3週連続の陽線になっているが・・・
昨日のクローズが、イマイチ延びがないままだ。
まあ、抵抗線の間に位置しているため、仕方ないのかもしれないが・・・
ユーロドルは少し注意しながら見ていきたい。

2009年10月23日金曜日

元に戻った

この2日よく動いた感じだ。
急なドル買いからまたドル売りへ・・・
ドル円も結局元に戻り、ユーロドルは1.5前後の推移・・・
さてどうなるだろう・・・

ドル円はロングサインが点灯中
だが、ユーロドルが微妙な動きをしている。
想定では、ユーロドルは延長PCの方向ではないだろうか?
25日移動平均(EMA)は現在1.4774近辺・・・
現状では、天井を見た形ではない。

他通貨ではEUR/GBPは下落方向 EUR/AUDは少し上昇し始めている。
NYは株が上昇し、金・原油が下げている。
少々、まちまちな動きに見えるのだが・・・

既に今日だが金曜日・・・週末だ。
後は、明日の終値が気になるところだ。

2009年10月21日水曜日

週明け

ドル円は90円を上下する展開
ユーロドルは1.5を目前にオプションに阻まれUターンが続いている。

メリマン氏は予想通りドル円を新PCとしてきた。
天井目標は94.71±1.59 場合により今年の最高値を試すこともあるとしている。
山高ければ谷深しということだろう。
PCの天井は2~8週、年内に天井を付ける予想となっている。
今回の予想レンジだが、今年の高値から前回安値のフィボナッチ 50%±11.8%
かなりレンジ幅が広い。
もちろん、下落しないとも言っていないところがアナリストの逃げ道だが・・
個人的には、新PCに入ったことでドル円は買い場探しという感じだ。

私の予想は、前回高値と安値のフィボナッチにしている。
近い方が、誤差が少ないという理由だ。

ユーロドルに関しては、今週が1つのキーになりそうだ。
PCは終盤・・・
高値を付けた場合は、変形パターンとなりPCが延長する。
1.5を越えるかどうかで決まりそうだ。
1.5には多くのオプションがあると言われている。
抜けた場合、PCが延長する。
逆に反転した場合は、ユーロドルボトムへのGOサイン点灯になる。

今週は少し注意しながらトレードした方が良さそうだ。

2009年10月19日月曜日

先週のおさらい

さてまた明日からマーケットが開く。

先週のメリマンサイクルのおさらいから

ドル円 PC38週目 第3MC 13 週目
週間下値支持線 88.50~88.77
週間上値抵抗線 90.50~90.77
Open 89.86
High 91.31
Low 88.82
Close 90.87

ユーロドル PC32 週目 第4MC 8週目
週間下値支持線 1.4599~1.4608
週間上値抵抗線 1.4837~1.4846
Open 1.4728
High 1.4966
Low 1.4675
Close 1.4902

ドル円に関しては強気
恐らく25日移動平均線を越えたことで、10/7の88.01が前PCのボトムとなると思われる。
今週は新PC2週目になりそうだ。
現在のプライスは29.3%戻しの位置にピタリ(90.87261)と止まっている。
想定は、50%を越え61.8%ライン 94.04を考えている。
ドル円のPC(プライマリーサイクル)は26~40週。約半年から3/4年という長い期間になる。
私の想定では、次のサイクルで長期16.5年サイクルのボトムを付けるのではないかと見ている。
PCには2~3のMC(メジャーサイクル)が含まれ、9~14 週がMCの長さになる。
今年のPC間のボトム周期は62日±3日(7/13だけ10日ズレがあるが)
その点を考慮すると、次のボトムは12/8前後ということになる。

ユーロドルは上値抵抗線を越えて週末を迎えている。
ユーロドルもピーク圏に入ったことも考慮に入れると注意が必要だ。
テクニカル的にはまだ強いというイメージが強い。
メリマン氏の言う17ヶ月サイクルの天井を考慮すると、しばし強い可能性もある。
1.5を越えるかが1つのカギになるが・・
ユーロドルは少し見えにくくなってきた。

2009年10月16日金曜日

転換したドル円

今日は夜遅くなりそうなので、今のうちにアップする。
逆のスパイラルに動き始めた感じがする。
昨日25日移動平均とフィボナッチのライン90.50をブレイクした。
ドル円は88.01で旧PCのボトムと言うことになり、今週は新PCの1週目になりそうだ。


目標は当面50%戻しの92.895
恐らく超えてくると思われるので61.8%戻しの94.04が目標になりそうだ。
週末に再度この当たりは検討する子とするにして

テクニカルを再勉強のため「先物市場のテクニカル分析」を購入した。


FOREX RADIOのだいまん氏も勧める名著。
ダウ理論など、テクニカルの教科書と言われる本だ。
ただ、500ページほどある分厚い本だけに、読むには根気が必要だ。
値段もいい値段だが、中身も半端じゃない。
初版は1990年で古い本だが、私が購入した物で21版まで増刷を続けている。

やはり、相場で生き残るためには、努力しか無さそうだ・・・


2009年10月14日水曜日

週明けの展開

昨日、休日のため東京は休場。米国は休日だが債券市場以外はオープン。
昨夜小動きだった分、今日は上下に動いた感じだ。
特にユーロドル。
今年の高値をクリアーし、上値抵抗線を突破した。

ドル円、ユーロドル共にサイクルの終盤に位置している。
メリマン氏の予想も少し歯切れが悪い感じがする。
今日、ドル円は25日移動平均にタッチして反転・・・
現在も上下に大きく変動する形だ。

ユーロドルはトップを先週付けたと思ったが、今日高値を付けた形だ。
ユーロドルは少し様子を見た方が良さそうだ。
メリマン氏は17ヶ月サイクルのトップの可能性もあり延長を仄めかしている。
その場合、1.5を越える可能性がある。
この場合、ドル全面安になりドル円も同様、そのポイントで底を打つ可能性がある。
今日、ユーロドルはダブルトップのラインを上回っている。

ポイントとしては、10/15までに相場が反転するかどうか。
または、1.485以上にユーロドルが再度上昇した場合は、1.5を視野に入れた方が良さそうだ。

個人的にはユーロドルは手仕舞い、ドル円も手仕舞いしている。

昨年もそうだが、この10月も荒れ模様になりそうだ。

今週の振り返り

今週の振り返りをしておこう

ドル円 PC37週目 第3MC 12 週目
週間下値支持線 88.55~88.71
週間上値抵抗線 90.74~90.89
Open 89.61
High 89.97
Low 88.01
Close 89.74

ユーロドル PC31 週目 第4MC 7週目
週間下値支持線 1.4449~1.4458
週間上値抵抗線 1.4690~1.4699
Open 1.4583
High 1.4816
Low 1.4583
Close 1.4725

ドル円だが、25日移動平均線を越えた上昇はしていない、現在90.47に位置している。
これを越えてくれば、88.01がボトムであったサインになる。
これがメリマンサイクルサイクルの考え方だ。
今週は大荒れの展開。
一気に売り込まれた後、急遽反転・・・
サウジアラビアが、20億ドルの円売りをした模様・・・
当日、ドル絡みで50億ドルの売買を下らしい。
一気に行った後、値を下げたことを考えると、利益確定売りということになりそうだ。

ユーロドルも同じように上下動いた。
結果的には上値抵抗線を越えて終了したため強気と言うことになるが
ユーロドルはサイクル的には最終ポジションに位置している。
25日移動平均線は、一度下値でタッチしているため、トップアウトした可能性が高い。
現在は、25日移動平均に下支えされた形で推移している。
今週も9/23の直近高値近くまで買われているが、100ポイントほど下げて終えている。
次のボトム目標値は 1.3640±0.0280

ドル円は円高の声が日々高まっている。
ストキャスティクスは一時的に上向いたが、現在はまた下げ始めている。
少し7月の形に近い感じもする。
ただ、長期ダウントレンドにいるため、ロングの利食いとストップロスは確実にする方が良いだろう。

金星は現在、10 月9~15 日の土星・天王 星・冥王星のT字スクエアに対してハードアスペクト
少し週初は気をつけた方が良いだろう。

最近始めたTwitter
既に700人ほどの方に使っていただいている。
モバツイッターというサービスを使うと、携帯電話でも使うことが可能だ。
iPhoneやアンドロイド携帯であれば、更に使い勝手が良いだろう。
平日は1日約300程度の情報が流れている。
為替や今週あった英インディペンデント紙のリーク情報まで・・・
ニュースソースはロイターが中心、リンクから本文に飛ぶことが可能になっている。


2009年10月8日木曜日

台風の夜

上半期のシメと言うこともあり、本業に時間を取られブログまで手が回らなかった。

この数日、今夜の台風のような荒れ模様になっている。
ロンドン・インディペンデント紙の原油決済通貨記事を切っ掛けにして
昨日から上下激しい動きになっている。
結局の所、各国から否定発言が相次いでこのこと自身は収束した模様だが・・・

さてメリマンサイクルだが、ドル円は週間の上下抵抗線を破っている。
ドル円は、前回安値88.23を下抜け、80.01まで下落。
サイクルはまだ続いているという結果になってしまった。
先週の10/2は前回安値7/13から数えて81日、5/22から数えて19週になり、日柄的には底を付けたという判断だった。

先週、一目山人のお孫さん「細田哲生」氏のレポートに10/7は注意日となっていた。
一目均衡表の考え方は、ギャン理論に通ずる考え方とも言われている。
一度、お遭いする機会があった。
物静かだが、真の通った考え方だという印象だった。
そんなこともあり、今日は注意していたのだがその通りになってしまった。

フィボナッチでは、直近のリトレースメントでは88.05=161.80%今日の安値に近い。
ただ、下げが継続しているため、今日の時点では結論が出しにくい。
今後も16..5年のボトムに向けて下げるだろうが・・・


参考までに、一目均衡表での変化日は
8/24起点で 33日目の10/7 42日目の10/20 51日目の11/2 65日目の11/20

フィボナッチの日柄では
1/22起点 10/10 10/15 3/19起点 10/17 10/23 7/13起点 11/21
などとなる

2009年10月3日土曜日

今週のおさらい

昨晩の雇用統計では、上下に揺さぶられた。ドル円は昨日の初値から少し上、ユーロは少し下で終えている。
まずは、メリマンサイクルのおさらいから。

ドル円
PC(26~40週)の35週目 第3MC(9~14週)10週目
週間下値支持線 90.33~90.44
週間上値抵抗線 91.86~91.96
Open 89.38
High 90.39
Low 88.22
Close 89.78

ユーロドル
PC(21~34週)の29週目 第4MC(7~11週)5週目
週間下値支持線 1.4558~1.4581
週間上値抵抗線 1.4810~1.4833
Open 1.4701
High 1.4719
Low 1.4479
Close 1.4577

ドル円は上下抵抗線の中で終了。
ユーロドルは週間下値支持線の所で止まった形だ。
ドル円は88円台まで突入いたが、前回安値を割らずに終了した。
恐らく、ボトムを付けたと想定したのでは?と言う感じがしている。
ユーロドルは以前から書いている通り、トップアウトしていると思われる。
大きな流れは、ドル円、ユーロドル共に下落方向。
ドル円は一旦下を見た感じがする。

自分自身のポジションも、ドル円は若干のショートを残し他はは手仕舞、昨夜ロングに切り替えている。
ユーロドルも一旦ショートを手仕舞、一旦ノーポジション。
豪ドル、ポンドも全て手仕舞いしポジション整理。

最近、メリマンサイクルの評価を耳にした。
昨年は見事に当たったが、今年の重要変化日は当たらない!との内容。
個人的にも否定はしない。

以前から書いているとおり、メリマンサイクルは長期的な方向感には優れているが
短期的な動きには向いていない。
重要変化日も、昨年も確実に当たっていたわけでもなく、1週間程度はズレが生じることもあった。
メリマンサイクルの想定目標値は、フィボナッチを用いていると思われるが、±の誤差幅が大きい。
サイクルのトップ・ボトムが正確に予測できない・・・等など・・・色々ある。

個人的な考えだが、ジョージ・ソロスやジム・ロジャーズ等の大投資家は
大きなサイクルを掴み、誤差を修正しながら莫大な財をなしたという点だ。
二人とも、サイクル理論的な話しを自書の中で語っている点だ。
ジョージ・ソロスの再帰性理論もその一つと思っている。
それに近づくためにメリマンサイクルを見ながら、ギャン理論、フィボナッチ等を重ね合わせて
メリマンサイクルの誤差を埋めるように考えている。
テクニカルも同様に、色々試行錯誤しながらだ。

これだけは言えるのは、メリマンサイクルだけで投資をしていないと言うことだ。
投資は自己判断で自己責任・・・
そう言われているが、意外と人の話に流されながら投資をする人が多い。

相場展望塔を有名アナリストなどが言うと、外れた場合文句を言う人が多いそうだ。
投資は、他力本願は良くない。
人に責任を押しつけながら、楽をして儲かることなど有りえないからだ。
本も読み、テクニカルを勉強し、歴史を知り、大投資家に耳を傾ける。

「自分スタイルを見つけること」意外とそれが成功の近道かも知れない。

2009年10月1日木曜日

最近見始めた動画サイト

今日も小動きの展開だったドル円。
全般的には、ドルが売られる展開だった。

最近、毎日見ている動画がある。
豊商事が運営する「大倉たかしの おはようFX」だ。
通常、FX会社が運営する動画サイトは、会員向け動画サイトが殆どだ。
しかしこの動画サイトは、自社サイト以外にYouTubeにもアップしている。

アップのタイミングはその日によって違うが、朝と夕方の2回。
セミナーのようなクドクドした説明はなく、5分程度の時間だけだが
タイムリーな内容で、素早く情報を入手できることが一番の特徴だ。


出演は「大倉たかし(大倉孝)」氏
大倉氏のプロフィールは
1977年~『バンク・オブ・アメリカ』カントリー・トレジャラー 為替資金証券部統括
1993年~『ファースト・シカゴ銀行』
2000年~『バークレイズ銀行』ディレクター兼東京支店副支店長

周囲からは「大倉親分」と呼ばれている、為替界の大物。
最近機会があり何度かお会いしたが、親分と言われるだけ有り威厳に満ちている。
しかし話すと人間的な魅力があり、懐の大きさを感じる。
そんなこともあり、最近よく観ている(聞いている)動画番組だ。
動画は短いが、ブログの方も毎日更新されている。
動画の補足も含め、1日に数度更新がある。

私の場合、iPhoneで移動や休み時間などに、YouTubeとブログを観るようにしている。
為替のプロの目をあなたも参考にしては堂だろうか?