2009年6月12日金曜日

米国は超バブル




ディナポリの秘数 フィボナッチ売買法



ジョージ・ソロス氏は6月12日、北京大学の光華管理学院で学生や教員らを前に通算2度目となる講演を行った。

その中で、今回の危機がこれまでと比べて深刻なのは『スーパーバブル』が崩壊したためでありその影響力は原子爆弾と同じほど甚大だ。しかも『スーパーバブル』は普通のバブルより構造が複雑である」と指摘。

現在、景気底入れとか言われているが、個人的にはソロ氏の言うことが正解のような気がする。
金融、政治にも精通したソロス氏が言うことは、説得力がある。
恐らく、私たちが知らないようなことも、彼の耳には入っているだろう。
今週も、ジム・ロジャーズ氏の事を書いたが、二人とも「こんな簡単に片付く問題ではない」と聞こえてくる。

前回の世界恐慌の時は、ボトムを付けるのに3年を費やしている。
ソロス氏が言うように、今回が「スーパーバブル崩壊」とするならば
リーマン破綻をスタートとすると、プラス3年で2011年
レイモンド・メリマン氏、、若林栄四氏も2011年ボトム・・・そう考えると・・・
少なくとも日経平均1万円越えで「景気底入れ」ということは、時期早々では・・・

そんな時に、今日ソロス氏が続編を出している。
「ソロスは警告する 2009 恐慌へのカウントダウン」
まだ読んでいないので、何も言えないが、前作でも「本格的な下落は2010年」と語っている。
ジョージ・ソロス、ジム・ロジャーズ両氏「先読み」の言葉には、素直に耳を貸す方がいいだろう。

恐らく、前作からの続きになるので、前作「ソロスは警告する 超バブル崩壊=悪夢のシナリオ 」
を読んでからの方が、より分かりやすいと思われる。

Amazonで今日注文したので、明日には届く。
少し読むのが楽しみだ。

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