2008年11月30日日曜日

今週のまとめ

マーケット情報をリアルタイム性を重視で配信しております


 各通貨、メリマンサイクルの上下の支持線を割り込む程ではなかった。


欧州の指標発表後、多少売り込まれたが、余り大きくはなかった。


来週の金利発表を意識した展開だろう。


少し、持ち合い的な雰囲気だ。


やはり来週、に絞られた感じがする。


 


ユーロは利下げが確実視されているので、来週に関しては売れ安い展開が続くだろう。


問題は、ドルだ!


今夜のOPEC臨時総会とGM等の動きが注目されると思われる。


ドルに関して最近の傾向は、少しいい話が出た後売られやすい。


市場は、まだまだ買えるとは思っていない。


 


ドル円は下落基調が続き



ユーロ円は5日移動平均が、21日移動平均にクロスしているが


一目均衡表では雲の下に入ったまま



 


ユーロドルは


5日移動平均線は21日を上抜いている。



ポンド円も冴えない展開



 


下落基調は継続中、どれもまだまだな感じだ。


ユーロが底入れするのはイツだろう?


来週、一旦底入れに期待したいところだ。









2008年11月28日金曜日

やはり、動きが鈍い・・・

【10月28日から】ドル/円スプレッド≪1銭≫!FX始めるならサイバーエージェントFX


 昨晩と同じ位置にどの通貨もいる。


この24時間は、なにか大きいことがない限り動かないと思っていた。

 

明日は、夕方以降。欧州系の仕掛けとかがあれば賑やかになる感じもするが?

結果的に意外とおとなしい週末になる可能性もある。

OPEC臨時総会も控え、大幅減産になれば・・・話は別・・・週明は荒れ模様。

来週12月4日のECB理事会。

意見は色々のようだが、クルークがまとめたアンケートだが

0.5%利下げが50%

0.75利下げが50%


 

注視すべき点が目白押し。

 

注目のオバマ新政権の顔ぶれがそろそろ見えてきた。

財務長官にニューヨーク連邦銀行総裁のティモシー・ガイトナー氏(47)、国家経済会議(NEC)委員長にローレンス・サマーズ元財務長官(53)

ロイターの記事では、この正反対の二人は?という記事が出ている。

ローレンス・サマーズ元財務長官は、大局的に物事をとらえ、歯に衣着せぬ発言をする。失言癖も指摘されており、最近では女性差別的な発言をしたとして、ハーバード大学の学長辞任に追い込まれた。

ガイトナー氏は舞台裏で交渉を進める手腕が、周囲から高く評価されている。

アナリストは、2人について、比較的良好な関係を保つだろうが、対立する場面が出てくるかもしれないと指摘している。

就任はまだ先の話だが、少しは気の止めておく話題ではある。

 






今週の予定です

私の使っている、FXカレンダーです。 


 


ここのブログでは表示できませんので、下記のリンクにどうぞ


http://fx-king.blogspot.com/2008/11/fx.html



米大統領選 新大統領決まる

297耐145
オバマ氏の圧勝が伝えられた。

為替相場はどう動く?
レイモンド・メリマン氏は、ドルが強くなると言っていたが
今日の動きが注目だ

米雇用統計・・今夜発表

 ブログを始めて、約2ヶ月・・・いくつかのサイトでブログを書いている。


アクセスが一番多い「イザ!」


皆さんのおかげで、ジャンルランキングで、トップ10入りになりました。


これからも、応援宜しくお願いします。


 


さて、朝からクロス円の下げがきつい・・昼間少し値を戻しながら、欧米の指標発表を待つ形だ。


メリマンサイクルは重要変化日(±3日)が範囲だ。


現状でも重要変化日のままである。


 


今日の終値は、来週の展開に大きく響きそうだ。


・ユーロ/ドル ダウントレンド維持


・ドル/円 少し微妙


・ユーロ/円 ニュートラル?


 


今日の米雇用統計をはじめ、指標後の値動きが気になる。


週末と言うこともあり、悪い数値ならばポジション整理で売り込まれるケースは大いにある。


 


ジム・ロジャーズ著書の中で


「相場は感情にに動かされやすい。願望や欲望、恐れ、パニック・・・鏡の中の自分と向き合って欲しい。自分はリスクに対してどの様な態度を取るか。間違いを犯したと認めることが出来るか。群れから離れることが出来るか。世間一般の常識に引きずられやすい性格も、やはり成功への障害となる可能性が高い。私ががっぽり儲けたのは、決まって人の群れと逆に向かったときだ。」


 


 


大投資家ジム・ロジャーズが語る商品の時代


 


ジム・ロジャーズ 書籍集


 


2008年11月7日(金)


---------


▼[15:45]スイス


10月失業率(季調済)


<予想>2.6%


<Rank>★★


---------


▼[20:00]ドイツ


9月鉱工業生産指数(前月比)


<予想>-1.7%


<Rank>★★


---------


▼[21:00]欧州


EU緊急首脳会議


---------


▼[21:00]カナダ


10月失業率


<予想>6.2%


<Rank>★★★★


---------


▼[21:00]カナダ


10月雇用ネット変化率(前月比)


<予想>-10000人


<Rank>★★★★


---------


▼[22:30]米国


10月非農業部門雇用者数(前月比)


<予想>-20.0万人


<Rank>★★★★★


---------


▼[22:30]米国


10月失業率


<予想>6.3%


<Rank>★★★★★


---------


▼[24:00]米国


9月中古住宅販売保留(前月比)


<予想>-3.0%


<Rank>★★★


 







NY市場 金融株に売り、円高

昨晩、サーバーメンテナンスでアメブロにアップが出来なかった。


少し遅いが、アップします。


 


急転している。


NYが開いた後、AIG、ファニーメイの決算発表後、じわりじわりと売りが先行している。


アジア、欧州株高を受け、NYもダウ・ナスダック上げから入ったが、金融株下落で急落・・・


今日の上げ幅を帳消しにしている。


一時は、決算発表を無視する展開だったが・・・少し悪にニュースが入ると、為替も敏感だ。


2:30では、ドル/円、クロス円全面安・・・ユーロ/円が3円以上高値から下がった。


てっきり、AIG等は織り込まれたかと思っていたが・・・急落・・・


暫くは、短期勝負でしか狙えない。Overnightは危険の一言に尽きる。


但し、ユーロ/円は今週安いところがあれば、拾うチャンスが来そうな予感だ。


下値支持線121.13~121.56を下回る場合は、113.61の最安値を頭に入れながら買いチャンスが来る可能性がある。




ユーロ売りも一服感・・・

 ユーロ売りも一服感・・・

サイクル的には、ビンゴ!って感じだが、まだわからない



今週に入り、日本の金融業に対する時価会計基準に見直しする(一時凍結)話が出てる。少し斜めから見ると・・・

日本の金融機関も危ない所がある?って事?

欧米に比べて、健全と言われてるが、悪い所が存在する可能性があるから?先手を打ったのか?

来月は、欧米の本決算。中間決算に比べて、かなり厳密な数字が出て来る。株式市場は下落が予想されるが、日本の場合、春まで3ヶ月のタイムラグがある。

可能性は色々考えられるが、銀行、損保を含めた保険?

確かバブル後言われた、金融機関の含み損。国内生保では、日本生命が1番健全で、NIKKEI平均が¥10000割れで含み損が出る生保は、いくつかあった。

中堅では朝日生命。当時のままになってれば、今の株価はかなり危ない。

もう破綻した所もあり、その後合併、買収。今時点はどうだろ?

なんとか残った所か、外資に買収された銀行や損保、生保は破綻する可能性は無くはない。

証券会社は、ベンチャーに買われて名前がさっぱりわからなくなっている所も多い。



当時は「山一証券」「北海道拓殖銀行」「日産生命保」「東邦生命保」「千代田生命」「第百生命」等など・・・

ただの予防策なら良いんですが・・・

噂の円売りも怖い



1. 無題


ジョージ・ソロスの事を結構書いていたので、今回は「ジム・ロジャーズ


多分どなたでも知ってる名前だともう。


2000年からバイクで世界中を旅し、「これからは、商品(一次産品)の時代だ」と言った世界的投資家である。


彼の2005年の著書の中に、住宅バブルは間もなく崩壊すると予言している。現在まさに予言通りの状態である。


その時の著書に「フレディーマックやファニーメイの株を売りに来たやつがいたら追い返せ」と書いてある。


今回のサブプライム問題で、矢面になった金融機関である。


ジム・ロジャース・・・ただ者ではない。


 


彼は、先物取引で財を築いた投資家だ。著書の中で「相場にはサイクルがある。商品の場合約18年で一つのサイクルが構成されている」としている。


サイクル・・・メリマン氏もそうだがやはりサイクルは必ず存在している。


著書の中で、とある靴磨きの少年が、これから上がりそうな株の話をとある投資家に説いたそうだ。


その投資家は、これはおかしいと思い、全ての株式を売却・・・その後暴落した。日本でもバブル期に「OL投資家」なるものがTVでもてはやされた時期がある。その後バブル崩壊・・・・。


ジム・ロジャース氏はその時の状況と、一般的にみて「変だ!」と感じるときが一番危ない!と語っている。


ウォールストリートジャーナル紙が「株は死んだ」と書いてから、その後10年以上上げ相場に入った・・など、過去のの例を取り上げながら、説明している。


 


私は、現在そう悲観になっている時期。まだしばらく続くだろうが、以外と今は非常に良い時期ではないかと?


そう思っている・・・・。


 


ウォール街の格言


強気相場は


「悲観の中で生まれ」


「懐疑の中で育ち」


「楽観の中で成熟し」


「幸福感の中で消えていく」





ユーロはやはり売られた!

昨晩からユーロの下値支持線に向かいながらのトライが始まった。


予想の方向に向かって動き初めている。


今週のblogでも、ユーロと三角持ち合いや、メリマンサイクルとの兼ね合いに関して書いたが、予想通りの展開になってきた。


ユーロの下値はどうか?


現在、週の下値支持線の上に乗っかる形。


多分、これを割り込むか?が一つのラインだろう。


詳しくは、今週のblogを見て頂きたい。





2008年11月25日火曜日

円売り・・・ブッシュか・・・

連休は、久々にゆっくりした。

為替も考えず、チャートも余り見なかった。

たまには、相場も休んで休養・・・休むも相場・・・

 

0時を過ぎた当たりから、円売り・・・

ブッシュ大統領が「回復の第一ステップは米経済システムの保護、状況は厳しいが米国は回復するだろう」と述べた事を切っ掛けに円売りが加速中。

確かにNYダウが300ドル以上の上げ幅だが・・・・

冷静に考えると、まだ何一つ解決されていない。

ビック3など・・・・シティは救済策が出たみたいだが・・・

ましてや、あと2ヶ月無い命のブッシィ政権・・・

短期ならいいが、安易にOvernightは危険を伴う。

最近は、一瞬で5円以上値幅が上下する。

何かあれば、一瞬で利益が吹き飛ぶ可能性が多い。

OCOなど、ストップロスは確実に入れて欲しい。

明日の夜は(米) 11月消費者信頼感指数の発表がある。

Thanks Givingを控え、今週はポジションセイルが起こる可能性がある。









2008年11月23日日曜日

GM破綻?可能性高く・・・

経営難に直面する米自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)が米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用申請など、再建のためにすべての選択肢の検討も視野に入れていることが22日分かった。


米紙ウォールストリート・ジャーナルが報じている。


昨日、少し書いたことが信憑性を帯びてきている


GM破綻となれば、為替が大きい動きになることが確実だ。


米国の自動車産業に従事しているのは400万人ともいわれ、相場には大きいインパクトがありそうだ。


 


こんな上場なので、早くチャートが見たいというのが信条だろう。


SAXO BANKというデンマークの外国為替取引業者が月曜の朝4時からマーケットがオープンしている。


 


ここでは、スクリプトが埋め込めないためリンクを用意している。


shinichiro beckのFX SAXO 為替リアルタイムボード


ドル円、ユーロ円、ユーロドル、ポンド円、豪ドル円はチャートを準備している。


ボードは、主要通貨がリアルタイムで表示


 


よければ使っていただきたい。


 


これは、少し間に合わなかったが


中東はマーケットが動いている。


現在価格だが、少しのせた・・・


円高、ユーロも少し安い


参考までに


 



 




2008年11月22日土曜日

休むも相場


少し、私が参考にしてる最近読んだ書籍、または読み直した書籍を列挙してみた。

多分誰も経験したこと無い、恐慌的な世界に突入しつつあるような気がする。

 

FXで利益を上げるためには、カンだけでは確実に損をする。

まずは、賢人の書籍を読む、そして投資スタンスを固めながら前に進む。

これが一番の近道ではないだろうか?

金融は全てが繋がり、共鳴しながら相場を動かす。知らなければ命取りだ。

株、債券、商品、為替・・・

 

FXは、24時間投資が可能だ。恐慌相場の入り口に入った所だろう。

まだまだ、利益を上げることは可能だ。

自己防衛のために、賢者の言葉を聞いてからでも遅くはない。

 


ジョージ・ソロス (著)

言わずと知れた、世界的投資家。

高齢のため、そろそろ最後の著書になるかも分からない。

今回のサブプライムを含めた、アメリカ式金融の終わりを書いている。

少々、哲学用語が多いので前半は少し読みにくいかも知れない。

 


ジム ロジャーズ (著)

元、ソロスの相棒

長期的なスタンスで投資する彼の神髄が詰まった書

なぜ中国なのか?レビューでは色々書かれているが、共産圏なので否定的意見も多いが

私は、中国に関して肯定的意見を彼から学んだ。

 


メアリー・バフェット (著)

 

バフェット氏の長男の元妻が著者

基本的に長期投資のスタンスがバフェット流だ。

ロジャーズも同様に長期投資がメインの投資家だ。

長期投資は、ある意味スタンダードな投資手法ではないだろう

 

なぜ、アメリカ経済は崩壊に向かうのか

チャールズ R.モリス (著)

 

ソロス氏が絶賛した本として米国では有名になった書。

今のウォール街がよく見える著書。

パラダイムシフトに関してはソロス氏、ロジャーズ氏ともに同じ意見を持つ。

 



副島 隆彦(著)

 

副島氏の著書は以前から色々読んでいるが、多少偏った部分が多い。

陰謀論的なコメントが多いのが気になる。

それ以外の部分は、意外と先を見ている気がする。

オバマ勝利も予見しているが、斜めから見る節が多いが、参考になる部分も多い。

少々、浅井隆氏の本に近い

 


マッテオ モッテルリーニ (著), 泉 典子 (翻訳) 

ノーベル経済学賞を受賞したカーネマンからの推薦書

単純に言って、経済が分かりやすい。

金融も経済の中で動いている。需給のバランスが商品市場に影響が出てくる。

知っていても損はない。

 


中原 圭介 (著) 

 

株式からFXに入った方は、著者の本を読んだことがあるかも知れないが

時代の先を読んでいる。

投資手法が変わりゆくこの時代なので、一度読むことをお勧めする。

 


ジョン・K・ガルブレイス (著), 村井 章子 (翻訳) 

 

既に40年も前に書かれた書物だ。

版を重ね現在もまだ発行されている、世界恐慌の書物。

ブレトンウッズ体制以前のバブル検証本。

著者は、2年前に他界している。

 


水野 和夫 (著), 島田 裕巳 (著) 

 

少し前にも紹介したが、バブル崩壊を以前から警告されていた日本のアナリスト。

経済に関して分かりやすく解説している。

 


松田 哲 (著) 

 

はっきり言うと、FXに関するテクニック的なことは書いてありません。

逆に、メンタル的なことを書いている書物としてなら参考になります。

この本のタイトルの逆が多いのがFX投資家には多いと思われます。

こういう時期、「休むも相場」って言葉がありますが、心当たりがある人には

一度目を通してもらいたい感じです。

 


陳 満咲杜 (著) 

 

最近会社も辞められた著者

テクニカルでの投資方法の本ですが、簡単に説明しています。

特に、サイクル的な考え方は、勉強になります。

メリマンサイクルを考える上でも、参考になる書物

ファンダメンタル投資やスワップ投資をする方は、これを読んで考えた方が良いかもしれません。

すでに、スワップ投資の方はいないと思いますが?

 

 

今回の本は全て、ここにあります

 



連邦破産法11条 チャプター11


連邦破産法11条 チャプター11


 


ビック3がどうなるか?


これはかなり為替相場に影響しそうだ。


先週、GMなど救済策が可決か?ポール村発言で円が売られ


今週はまた逆の動きになった。


そのたびに為替が大きく振られている。


さてどうなるか?


前回の世界恐慌は、保護主義貿易により恐慌に突入した歴史がある。


世界的には、保護主義に向かいかけている部分がある。


米国のビック3対策によるだろう。


来月12月2日までに、再建策の提出を求められているが・・・


早ければ8日にも法案整理手のようだが?


マスコミなど世論は、チャプター11を適応して整理すべきとの声が大きいようだ。


 


今夜は、ダウが上げているため、今朝のが下を埋めるような形になっている。


ドル円も95円水準だ。10/28のサポートを割り込む程ではなかった。


12月2日・・・重要変化日前日だ・・・・


前回、1週間早まってしまった。早まれば来週。


今年上旬の重要変化日は、連続した場合2度目より3度目(3/17)が大きかった。


10月、11月そして12月・・・


想定であれば、再来週のビック3救済策が可決方向になるか?


今年の山場が見えてきた感じだ。


 


新月は 2008年11月28日 01:55


満月は 2008年12月13日 01:37


次の満月は、NY株式の重要変化日に当たる。







2008年11月21日金曜日

三角持ち合い、崩れた!下値ぶれ

「SG」信託保全+監査法人・外部チェック


 オバマ陣営から、オルブライト前国務長官が出席した。


オバマ陣営には、金融のプロがブレーンで沢山いる。

しかし、日本で言うと外務大臣が出席した形だ。

なぜ?って感じだが

現ブッシュ政権の施策のツケは払わないと言うメッセージではないか?と言う内容だ。

意図的に、金融の素人を出席させ、今回の決定事項をひっくり返す狙いがある可能性がある。

最近、世界恐慌時の大統領フーバーとブッシュ大統領をなぞる様な話が出てくる。

市場に全てを任せて、政府は介入しない政策=小さい政府

オバマ次期大統領は、ルーズベルトと同じく、規制を掛けた《大きな政府》を目指すのでは?との話だ。

ルーズベルトと同じ道を選ぶとすれば就任時まで、明るい話は出てこない。つまりドル安に向かう可能性が高くなってきた。

世界恐慌時は、新大統領就任時までに、NYダウが底打ちしている。ピーク時の-80%以上下げて、新安値を付けている。

金融サミットでは、IMFや世界銀行の力を弱め、アメリカ中心の金融を止めようと、フランス、ドイツなど、欧州各国がわめいている。実際、GM救済は保護貿易にあたり、WTOに抵触するとの意見もでている。

米国の自動車産業は消えゆく運命なのだろうか?

 

昨年末のドル円相場は、悪いと伝えられながらも、円安方向に向い、年明け早々からドル安に向かった。万が一にもGM破綻などという膿が出て、オバマ政権が、大胆な施策を発表すれば好転するだろうが、今はまだ素直にドルは買えない。

 

ここまての文は、午前中書いた。

仕事で外出し夜まで、全く愛用のiPhoneすら見れなかった。

電車で相場を見て驚いた。

昼間かなり売り込まれていた。

ユーロは119円はあると読んでいたが、118円台まで急落。

ユーロもドルもまだまだ下がありそうな感じだ。

簡単にサポートラインを割込んだ。

ドル円の週間下値支持線:94.41~94.43

ユーロ円の週間下値支持線:117.56~117.58

ユーロドルの週間下値支持線:1.2361~1.2369

現状では、ドル円が一時割り込み、ユーロドル、ユーロ円はまだ手前だが、明日は週末・・・ポジションは気をつけ方が良さそうだ。

先ほど発表の雇用統計の数字が悪かった。

これは、12月上旬に向て、底がある感じた。

来月には二度、メリマンサイクルの重要変化日が控えている。

10月末の下値を意識する展開が続きそうだ。

 

ユーロ買いは、少し先送りか?

 


 



2008年11月20日木曜日

新興国vs先進国

 どうやらG20 金融サミットは、思うような展開は難しいとの見方が出てきている。


新興国は、今回の金融危機は「先進国が引き起こした」として非難。

集まるのは良いが、国同士で温度差がかなりありそうだ。

 

カナダ、アメリカ、イギリス等は、金融規制に消極的だが、フランスは金融規制をすべきとし、インドなどは同調している。フランスは、「ドルだけが基軸通貨ではない」と宣言し始めて・・・どうもまとまる様子はない感じだ。

そうこうしているうちに年末・・・決算発表を控える時期になる。

当面混迷が続くような気がする。

 

今日の動きだが、ユーロは一時上げに転じた。実需買い要因とされているが、本来的に戻った感じではない。

水曜夜から木曜にかけ、ピポットの抵抗線もすんなり割り込んで、少し戻しはしたが・・・

現在は、ユーロ/ドルは初値の状態まで戻っている。ボラタイルだ。

今日の夜は、大きな指標もある。どうなるか?

 

 


所で、ジョージ・ソロス氏が米公聴会に出席した。


呼ばれたのは



・ジョン・ポールソン氏(ポールソン・アンド・カンパニー

・ジェームズ・シモンズ氏(ルネサンス・テクノロジーズ

・ケネス・グリフィン氏(シタデル・インベストメント・グループ

ヘッジファンドは、リスクをヘッジ(回避)するための道具だが、まるで5人は犯人扱い?

そうだろうか?

今回の危機、犯人は誰?というような問題ではない様な気がする。

おそらく、歯止めを聞かないまでに放置した国が問題ではないだろうか?

問題が大きくなったときに、個々人を犯人的に扱う・・・少々お粗末というのか!少し斜光が射してきた国家に見えるが、皆さんはどう考えるだろう?

彼らは、あくまでシステムに乗って、リスクを取りながら儲けてきた。それがいけないことだろうか?

私たちもリスクテイクしながら、FXという投資をしている。ロスカットに合うかもしれない。

仮に、大儲けした場合、それは後ろ指指されるような行動なんだろうか?

詐欺師の様な扱いって?どうなんだろう?

国家に行かないまでも、会社でも悪い状況が続けば犯人捜し的に、個人に矛先が向かう。

得てして、没落する会社と同じように見える「米国」だ。

 

ソロスは警告する 超バブル崩壊=悪夢のシナリオ/ジョージ・ソロス

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世界秩序の崩壊 「自分さえよければ社会」への警鐘/ジョージ・ソロス

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