2008年12月27日土曜日

年末年始に 再度勉強

ある程度まとまった時間がある年末年始。
読みたくなって、購入した本がいくつかある。
投資の本もそうだが、違う本もある。


私の投資は・・と言うより生き方なのかも知れないが

過去を知るところから入ることが多い。

ある意味歴史好きな所もある。

「温故知新」良い言葉だ。

過去を知ることで、新しい物事が見えてくる。

今まさにそんな時代なのかも知れない。


メリマンサイクルもそれと同じで、過去の出来事をサイクルとしてとらえている。

有名な投資家「ジム・ロジャーズ」氏も自分の著書の中で「18年というサイクル

を見つけたことで、大きな成功を収められた。過去を調べ上げた結果、確信が持てた」

と述べている。

メリマンサイクルは、サイクルだけでは不確実な部分に、天体のサイクルを重ねて

導き出している、

占い的かも知れないが、天体の動きが一定ならば、サイクルも一定内に収まるという

考え方だ。


Amazonで購入した本に「大暴落1929


日経BP社から出版されている本だ。
正確にいうと今年の9月に再版された。
私はこの本を読んだことがない。100年に1度とも言えるこの恐慌的情勢。
理由はシンプル!一度過去を振り帰りたいと思ったからだ。
過去を知らないで投資する・・・ある意味無免許運転に近いかも知れない。
金融市場は、ストレートに言えば「人間の感情が支配している市場」
為替も、金利が下げれば直ぐさま売られ、指標が悪ければまた売られる。
感情以外に何が有るだろうか?
レビューも★★★★★満点


私の尊敬するジョージ・ソロス氏も歴史を知らない者は、投資で痛い目に遭うと・・・
流石、個人資産を投資で1兆5000億も残した投資家だ。
「歴史は繰り返す」とよく言っているが、バブルも繰り返し起こっている。
多分、既に次のバブルの芽は出てきていることだろう。
じっくり過去を見つめよう。


ウォール街の格言


強気相場は


「悲観の中で生まれ」


「懐疑の中で育ち」


「楽観の中で成熟し」


「幸福感の中で消えていく」




それとこれもバブル検証本になるが『市場リスク 暴落は必然か


ヘッジファンドで運用、証券計量分析研究会のロジャー・F・マレー賞等を受賞した著者が書いた
実践と論理が加わった本。
色々聞くと、かなり評価が高かった。

何度かここに登場しているが
今年の9月に日本語版が出てきたが、「ソロスは警告する 超バブル崩壊=悪夢のシナリオ


この本は、いわゆる恐慌本ではない。
全段では「ソロス」氏の投資哲学が詰まっている。
後半は、今後の米国の動きから、基軸通貨「米ドル」覇権国「アメリカ」等々・・・
前作「世界秩序の崩壊 「自分さえよければ社会」への警鐘」で最後の著書にしようと
していたみたいだが、やはり語り残した事が多かったみたいだ。
既に高齢と言うこともあり、これが最後の著書になるかも知れない。
これは、何度か読み直すと深みが分かる。


一連のバブル崩壊論の先を行く


さあ、飲み過ぎにならないように、読書だ!


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