ある程度まとまった時間がある年末年始。
読みたくなって、購入した本がいくつかある。
投資の本もそうだが、違う本もある。
私の投資は・・と言うより生き方なのかも知れないが
過去を知るところから入ることが多い。
ある意味歴史好きな所もある。
「温故知新」良い言葉だ。
過去を知ることで、新しい物事が見えてくる。
今まさにそんな時代なのかも知れない。
メリマンサイクルもそれと同じで、過去の出来事をサイクルとしてとらえている。
有名な投資家「ジム・ロジャーズ」氏も自分の著書の中で「18年というサイクル
を見つけたことで、大きな成功を収められた。過去を調べ上げた結果、確信が持てた」
と述べている。
メリマンサイクルは、サイクルだけでは不確実な部分に、天体のサイクルを重ねて
導き出している、
占い的かも知れないが、天体の動きが一定ならば、サイクルも一定内に収まるという
考え方だ。
Amazonで購入した本に「大暴落1929」

日経BP社から出版されている本だ。
正確にいうと今年の9月に再版された。
私はこの本を読んだことがない。100年に1度とも言えるこの恐慌的情勢。
理由はシンプル!一度過去を振り帰りたいと思ったからだ。
過去を知らないで投資する・・・ある意味無免許運転に近いかも知れない。
金融市場は、ストレートに言えば「人間の感情が支配している市場」
為替も、金利が下げれば直ぐさま売られ、指標が悪ければまた売られる。
感情以外に何が有るだろうか?
レビューも★★★★★満点
私の尊敬するジョージ・ソロス氏も歴史を知らない者は、投資で痛い目に遭うと・・・
流石、個人資産を投資で1兆5000億も残した投資家だ。
「歴史は繰り返す」とよく言っているが、バブルも繰り返し起こっている。
多分、既に次のバブルの芽は出てきていることだろう。
じっくり過去を見つめよう。
ウォール街の格言
強気相場は
「悲観の中で生まれ」
「懐疑の中で育ち」
「楽観の中で成熟し」
「幸福感の中で消えていく」
それとこれもバブル検証本になるが『市場リスク 暴落は必然か』

ヘッジファンドで運用、証券計量分析研究会のロジャー・F・マレー賞等を受賞した著者が書いた
実践と論理が加わった本。
色々聞くと、かなり評価が高かった。
何度かここに登場しているが
今年の9月に日本語版が出てきたが、「ソロスは警告する 超バブル崩壊=悪夢のシナリオ」

この本は、いわゆる恐慌本ではない。
全段では「ソロス」氏の投資哲学が詰まっている。
後半は、今後の米国の動きから、基軸通貨「米ドル」覇権国「アメリカ」等々・・・
前作「世界秩序の崩壊 「自分さえよければ社会」への警鐘」で最後の著書にしようと
していたみたいだが、やはり語り残した事が多かったみたいだ。
既に高齢と言うこともあり、これが最後の著書になるかも知れない。
これは、何度か読み直すと深みが分かる。
一連のバブル崩壊論の先を行く
さあ、飲み過ぎにならないように、読書だ!
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