2008年12月18日木曜日

ドル円の底は?

為替 外国為替


昨日のモルガンスタンレーの業績悪化に格付け機関のムーディーズ・インベスターズ・ サービスは格下げ、また、ドル売りに勢いが付いている。

OPECは大幅減産を決め、クライスラーは12月19日から工場を1ヶ月以上操業停止に・・・
ビック3の破綻が現実化しつつあるように思われる。
今年の原油相場は、ユーロと同じ動きになることが多い。

世界の工場「中国」も「来年の経済成長率は8%程度を目標としているが、デフレや資本流出など、さまざまな潜在的試練に対応する必要がある」成長見通しを下方修正している。・・・
6~7%になれば、世界的な影響は大きいと思われる。

減速の波は大きい。

英フィナンシャルタイムズは、英中央銀行ビーン副総裁が「英国もゼロ金利があり得る、銀行への追加の資本注入が必要になる可能性がある」と言うインダビュー記事を掲載している。

欧州もゼロ金利が起こる可能性も十分あり得る。
各国の金利誘導目標が下がっている・・・
FRBは声明の中で「何でもやります!」的な発言をしている。
エコノミストは、現在の金融危機は少なくとも09年上期いっぱい続くと予想したが、69人中58人は、最悪期は終わったと考えている様だが・・
余りに楽観的ではないだろうか?
最悪期は、本当に終わったんだろうか?
私はまだ続きそうな気がするが・・・

スワップポイントで…などナンセンスな状態になった。
もしスワップ派と呼ばれる人が見ていれば、早めにスワップに期待しない投資方法をお勧めする。
日銀の政策金利決定会合・・・万が一金利据え置きとかになれば、円高にシフトすることも考えられる。
クロス円も含めて、注意が必要になりそうだ。

では、ドルの底はいつ?ということになるが・・・
年内のポジションを閉じる時期になる。
来週欧米はクリスマス休暇に入る。明日以降ドル高も考えられるのだが?
いずれにしても、明日の午後1時頃に発表される日銀の動きに注目が集まりそうだ。

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