2008年9月29日月曜日

ジョージ・ソロスの2008年予測とは?

ソロスは警告する 超バブル崩壊・・・
第2部分析と提言 第7章 2008年は、どうなるか?
執筆は、2008年3月14日に書かれている・・・

国際金融システムの崩壊は避けられると思うが・・・
すでに、大型金融機関の破綻を予期している。
驚くべき、推察力・・やはりジョージ・ソロスはただ者ではない。

この章では、FRBの金利政策や、アメリカ国債に関して書いてある。
中国、インド、産油国などのことも大胆に書いてある。
流石、国際金融のトップランナーの言葉らしい鋭い提言が多い。
この書は、FX以外の全ての投資家に参考になると思われる。

さて為替だが・・・
米金融安定化法案、政府・議会が大筋合意 公的資金を分割投入
こんな記事が、出ている。しかしたった75兆円だ。
一時的には、US$は強くなるかもしれないが・・
来週以降、重要指標と米決算発表が待ちかまえている。
ファイナンシャルFX+の中で「逢坂ユリ」さんも来月は爆弾を抱えている・・・と警告している。
逢坂さんは、短期的な読みはかなりの確率で当たる感じがする。
これは、彼女本人も番組内で話をしていた。
残念だが、この番組も今月で打ち切り・・・寂しい話だ・・・

ソロスも、US$の暴落/ユーロの高騰を示唆している。
また、メリマンのサイクルにも合致している。
多分、US$の修正高は「ドル売り」「ユーロ買い」の絶好の機会かもしれない。
メリマンは、2~3度ダマシが出るとも警告している。
ユーロドルに関しては、今年10月までにユーロがボトムを付けその後ユーロ/ドルが1.7を目指して上昇するとしている。
ただし、10月が後ろにずれ込む可能性があるともしている。

いずれにしても、来週以降は相場から目が離せない。
多分早朝は、日経平均は上昇するだろう。